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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[338]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 19:45:50 ID:??? Vと全く逆の展開か… にしてもフィッツウォルタその他が一斉に離反したらメンバーが足りなくなるんじゃないかw
[339]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 19:57:41 ID:??? >ナジーブ「ああ、ついでにヤベッチュも交代。 はい、それまーでーよ。」 なんだこのノリはwww
[340]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 20:29:03 ID:??? ラ・オルケスタをフィオが受け継ぐのだとしたら、正にAnother‐Campioneだなぁ
[341]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 20:56:06 ID:??? コメントありがとうございます。 しかしスミマセンがレスは次回で〜 ============================================= ハーフタイムの時間は矢のよう過ぎた。 通常起こり得ない衝撃的な出来事が幾つもあった。 一部の選手は戸惑いが一周し、思考放棄のようにもなっている。 ナジーブ「そろそろ後半だな・・・・・・テクニック パワー スピード・・・全てこちらが上だ。 アルシオンに従い前半と同様ドリブル≠フみで落ち着いて切り込んで行け。」 それだけ告げてオーナー・ユブンタイは控え室を後にした。 当然ながら彼の言葉など選手達には聞こえていない。 カルバリョは他の騒動など関係なく、目の前のミルチビッチに対する怒りに夢中となっている。 恐らく納得はいっていないが、ミルチビッチの言に大人しく引き下がる事など許せないのだと考えられる。 シニョーリはまさに思考放棄、しかしドリブルが解禁されるならば・・・とチームを勝たせる為に動くことだろう。 ナムリス・ユブンタイについては考えるまでもなく・・・ ピャタコーフ、オルミーガ、サビチェビッチらについては特別反応を示さない。 またレビタンは、立ち尽くすフィッツウォルタを心配して顔色を窺っている。 イスラスとディッテンベルガは既にユニフォームを脱ぎ、クスタとフィッツウォルタの事を見ていた。 このチームのメンバーで、冷静に主体的に行動する事が出来るのは、最早この2人だけである。 彼等2人がユニフォームを脱げば、フィールドに立てるカンピオーネの選手は9人・・・ いくら選手個々の質が高かろうと、9人対11人で勝負出来る程サッカーは甘くない。 仮にこのテストマッチを遣り過ごす事が出来ても、Wトーナメントを闘う事は到底出来ない筈なのだ。
[342]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 20:57:23 ID:??? クスタ「・・・・・・そろそろ時間ですね。 行きますよシニョーリ。」 ディッテンベルガ「クスタ・・・!」 イスラス「・・・・・・どうしてだ・・・?」 シニョーリ「えっ、あっ・・・。」 クスタ「前言撤回です、先に行きなさい。」 フィッツウォルタ「レビタンも・・・。 シニョーリと一緒に行ってくれ。」 レビタン「・・・・・・・・・(コクン)イクヨしにょーり。」 ムンズ シニョーリ「わぁ、引っ張るなって!」 ズルズル レビタンとシニョーリが控え室を出て、他の選手達も続いて行く。 そして部屋にはクスタ、フィッツウォルタ、ディッテンベルガ、イスラスの4人だけが残った。 ハーフタイムの終了までほとんど時間は残っていないが・・・ この四者は互いに判っていた。 今ここで、この面子だけで語り合うのだろうと。 タイプは違えど4人とも、チームで精神的な支柱となれる・・・キャプテンとして仲間を率いれる存在ゆえに。 ディッテンベルガ「オレとイスラスは、お前達2人もボイコットする物と思っていた。」 口火を切ったのはディッテンベルガだった。 出番がないと公言された皇帝の再来は、まるでフィッツウォルタとクスタを問い詰めるように始めた。
[343]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 21:00:46 ID:??? フィッツウォルタ「・・・・・・・・・。」 クスタ「そうでしょうね。」 返したのは・・・沈黙と、他人事のような肯定。 イスラス「・・・・・理解しながら・・・行くか。」 ディッテンベルガ「クスタ・・・オレ達が言うまでもないが、最早ここにはコーチの意志がない。 そんなチームの為に・・・あんなオーナーの為にオレ達は競い合ってきたか? そうじゃあ無いだろう!?」 チームを違え、プリマヴェーラでは敵として闘った彼等・・・。 だがその思いは常に一つだった筈・・・ディッテンベルガもイスラスもそう信じていた。 そしてその意志は当然、クスタにとっても共通する所であった。 クスタ「そうです、こんなのは冗談じゃあありません。」 ディッテンベルガ「だったら・・・!!」 更に続けようとするディッテンベルガに対し、クスタは掌を晒して制止の意を示す。 『まだ自分は伝える事がある』という無言の言葉がフィッツウォルタにも聞こえた。 クスタ「・・・昨日、コーチに『アルシオンを支えてくれ』と頼まれました。 アルシオンが敗れる姿を見たくない、と・・・。 そして私はそれに誓いで返しました。」
[344]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 21:03:32 ID:??? フィッツウォルタ(昨夜・・・あれか。) イスラス「クスタ・・・」 ディッテンベルガ「コーチとの間に誓いを交わしたと・・・いや解る、解るさ! だが・・・だがな、クスタ! それは・・・!」 クスタ「済まないが・・・私はこのカンピオーネを勝たせ続けます。」 ディッテンベルガ「それでいいのか!? お前はあんな・・・!!」 クスタ「コーチはここで消えるような人じゃない!!」 ディッテンベルガ「ムッ・・・クッ!」 イスラス「・・・・・・・・・」 クスタ「必ず戻って来ますよ・・・ジョアンコーチは。 ・・・私はそれを待つ。」 それだけ言うと、クスタは立ち上がって扉へと歩き出した。 最後に彼が見せた瞳からは、まるで何事にも動じぬ山のような決意が感じられた。 先程から黙ったままのフィッツウォルタだが、その意気を感じぬ筈も無く・・・ そしてディッテンベルガとイスラスの理屈も解らぬ筈も無く・・・彼は決意の在り方を迫られていた。
[345]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 21:06:00 ID:??? それでは本日はここでお終いです 後半にいけなくて済みませんでしたー そしてチームの在り方的にもムチャクチャ理論やって済みませんー 金持ちが道楽で金出して組織したチームなんです・・・・・・
[346]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 21:15:29 ID:??? ふむ…「Another‐Campione」という思想がアリなら、ディッテンとイスラスを引っ張ってくるのはマジでアリなのか?
[347]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 22:13:09 ID:??? 中山さん⇔オワイラン バンビーノ⇔イスラス だと思ってたけど。 ふーむ、ディッテンも来てくれるかな?
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0ch BBS 2007-01-24