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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[497]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 14:00:57 ID:??? ◎フィッツウォルタ パス( クラブ9 )69 +( 6 + 5 )=[80] ◎中山 パスカット( ダイヤ3 )66 +( 5 + 4 )+(鋭い+1)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=[74] ミュラー パスカット( ダイヤ5 )65 +( 4 + 5 )+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=72 【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ラストパスがオルミーガに通った、フリーでシュートに。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― スパァーーー! 切れ味の鋭さがそのまま音に表されたようなパスが放たれた。 中山もミュラーも集中力を研ぎ澄ませ、必死に反応するが・・・ ミュラー「これは・・・」 中山「グゥッ!」 フィッツウォルタ「いけぇっ!!」 中山は思わず『最初からカットとして狙い撃てていれば・・・』と仮定したが、即座に首を振った。 それでもこのパスをインターセプトするのは無理だったと認めたのだ。 ここまで見せ付けられれば、今日のフィッツウォルタの調子は否定しようがなく最上だと解る。 到底敵わないと思わざるを得ないほどのパフォーマンスを叩き出していると認めざるを得ない。 オルミーガ「・・・・・・」 シュッ・・・トンッ フィッツウォルタの狙い通りにボールはオルミーガに渡った。 フィオレンティーナの選手達が反転し、懸命に彼を追うが・・・ どうやらフリーでシュートを撃たれるのは避けられそうもなかった。
[498]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 14:06:33 ID:??? シュッ・・・トンッ フィッツウォルタの狙い通りにボールはオルミーガに渡った。 フィオレンティーナの選手達が反転し、懸命に彼を追うが・・・ どうやらフリーでシュートを撃たれるのは避けられそうもなかった。 ブワアァァァァァッ・・・! オルミーガは弓を引き絞るみたいに、右脚を雄大に振り上げた。 ゴールまではまだ20m程はありそうだが、それを構う素振りは彼には全く無かった。 ただ己の脚と足元のボールに、パワーの在り所と意識と繋げている。 オルミーガ(誇りある・・・・・・オレの、種族のパワーを見るがいいっ!) 先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★オルミーガ シュート(!card)71+(!dice + !dice)+(参百人力、瞬間フリー+3)=★ ★ラムカーネ セービング(!card)69+(!dice + !dice)+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=★ と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。 【シュート】−【セービング】 ≧2 → ゴールに突き刺さった。 =1〜-1 → 左から順に(ピャタコーフが捻じ込み、ピャタコーフが捻じ込み、スペルマンがフォロー) ≦-2 → ラムカーネがセービング成功。 【基本ルール以外の補正・補足・備考】 オルミーガはスキル[悖乱・参百人力]により全接触行動に(+2、吹飛係数0)を有す。 オルミーガのマークがダイヤ・ハートで[強烈なシュート(+3)]が発動。 ラムカーネのマークがダイヤ・ハートで「シャドーシールド(+12)」300消費、 スペード・クラブで「パンチング(+4)」80消費が発動。 ラムカーネは前半3回行動により後半0〜5分で-!dice、6〜30分で-6、31分以降-10のペナ。
[499]森崎名無しさん:2011/12/22(木) 14:12:07 ID:??? ★オルミーガ シュート( クラブA )71+( 6 + 1 )+(参百人力、瞬間フリー+3)=★
[500]森崎名無しさん:2011/12/22(木) 14:17:51 ID:??? ★ラムカーネ セービング( スペードJ )69+( 2 + 6 )+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=★
[501]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 15:18:09 ID:??? ラムカーネ パンチング( スペードJ )73+( 2 + 6 )+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=76 オルミーガ シュート( クラブA )71+( 6 + 1 )+(参百人力、瞬間フリー+3)=81 【シュート】−【セービング】≧2 → ゴールに突き刺さった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― オルミーガ「 グ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! ! 」 バキィッッ!! ギュルルルルルルルッッッッ!! ブンナークのアトミックショットや新田のファルコンクロウのように、フォームに工夫が見られる訳でもない、 まして三杉のドライブシュートのように特別な回転がかけられた訳でもない、 何の変哲もない只のシュートが、そう思えないような轟音を伴なって放たれた。 ラムカーネ「・・・・・・・・・グッ・・・」 ズキッ フリーで放たれた状況ながら、ゴールまでは20mと少々距離があり、特別に有利不利はない。 純粋にGKとストライカーの真っ向対決という図式。 だが時間帯は後半・・・ラムカーネの魔法は既に解け、しかも彼は純粋なスタミナも半分以上を失っていた。 そして何より彼の集中力は、今や別の何かを押さえ込む事に必死・・・目の前の事象は薄ぼやけて見えている。 ラムカーネ「・・・止める・・・・・・!」 バッ しかしそれでも彼はこの弾道を見極め、ゴールを守るべく飛び上がった。 その拳を差し出して、ボールを跳ね返さんと意気を吠えたのだ。
[502]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 15:19:59 ID:??? バギャオッ!! ラムカーネ「!!」 だがオルミーガの放った無造作なシュートはラムカーネをなぎ倒していた。 そして数瞬の後には間違いなくネットに突き刺さり、カンピオーネのリードを広げる役目を完遂したのだ。 もしラムカーネが彼自身の集中力を、そのままゴールを守る事に使えていたら・・・そちらが完遂されたかも知れない。 ・・・しかしそんな仮定は事実の前では無力でしかなかった。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 先程の先取点から僅かに8分、カンピオーネの追加点が記録された。 フィオレンティーナ 0−2 カンピオーネ ============================================= 後半 1分 アルシオン キックオフ→スターバースト[アシスト:オルミーガ] 後半 9分 オルミーガ フィッツウォルタ→パス→シュート[アシスト:フィッツウォルタ] ※※※※※※※※※※※※※※※※ 一旦ここまでとします
[503]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 17:01:55 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ボカッ パコッ ヤベッチュ「あいたたたた・・・。」 ディッテンベルガ「観客が居ないからって、お前一人で歓声を表現するのはおかしい。」 イスラス「・・・・・・耳が痛い・・・・」 キーン… ヤベッチュ「いや、まぁ、ね、はははー。 とにかく決まりましたで、ゴォールですよ!! アルシオンさんの先取点がまだ余韻を残す後半の9分・・・いやいやいや驚きましたわ・・・ 後半から出場のオルミーガさんが、意外なくらいアッサリとゴールを決めましたー。 前半互角の戦いを繰り広げていた両チームですが、後半はそうはあかんみたいですねっ!?」 イスラス「・・・ああ、オレ達としては癪だがな・・・」 ディッテンベルガ「チーム力ではカバーしきれない程の選手個々の力量差・・・ それが疲労の蓄積した後半になって露わになったと思うべきだろう。 (・・・それ以上に、フィッツウォルタの動きが図抜けているというのもあるがな。)」 観客席の隅に作られた臨時実況席では、興奮と淡々が一体となっていた。 だが簡単に追加点を決められたフィオレンティーナは、その各々が不安と焦りを覚えていた。 これまでフィオレンティーナというチームは、前半に苦戦しても後半で一気に巻き返す事が出来ていた。 状況としてはラムカーネが後半に動作を鈍くするのは変らないが、それでも尚、後半にこそ巻き返してきたのだ。 だのに・・・この試合に限って、これまでの展開とは全く逆を突き進んでいる・・・ それは、この試合がこれまでの激戦とは全く違う次元で争われているからに他ならなかった。
[504]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 17:03:03 ID:??? 通常ならばフィオレンティーナは試合に際し、ある程度の対策を立てて臨む。 それは完璧ではないが、ある程度としては十分と言えるくらいに機能するのだ。 結果、シュートは一度二度ラムカーネにも届き、運が悪ければ失点もする。 だがこの前半のラムカーネはあくまで全力を出し切らない・・・体力、精神力を後半に必要とするかも知れないから。 ゆえにここでの失点は事故であり、必然とは言えない。 そして話は後半に移るが・・・この際においてフィオレンティーナは戦術的に完成する。 前半の闘いから戦術が微修正され、また戦略的な罠も徐々に発動し出すのだ。 この結果、フィオレンティーナの守備は非常に好く機能し、ラムカーネにシュートが届く事も稀となる。 そう・・・フィオレンティーナの後半の強さと云うのは、(運命的な話を抜けば)戦術の完成にあったという訳だ。 だがこの試合に限っては、戦術の完成は前半にてほぼ成っている。 その上でラムカーネは彼の全身全霊を二度も出す必要があり、この帰結が前半の同点となったのだ。 フィオレンティーナの選手達は、今更ながらに薄々気付き始めていた。 このまま試合を続けても、逆転はおろか同点にする事も苦しい・・・逆に点差を広げられるだろう、と。 無意識の発露であったが、その考えは彼等の肩にどっと圧し掛かった。 ダラピッコラ(ドリブルで来ると判っているのに・・・止めらねぇ・・・) ブンナーク(オレのシュートはまだ、GKにも届いちゃいないってのにっ・・・!) 中山(今日・・・俺は何を出来ている・・・? 欠片でもチームの役に立てたか? いや、何も出来ちゃいない、立っているだけだ・・・。 MVPとか取った位で俺は浮かれていた・・・?) 三杉(攻撃が成功しない・・・敵のドリブルを止められない・・・。 ブンナークも、新田も、バンビーノも、ダラピッコラも、中山も・・・ こんな物じゃない! こんな物じゃないんだ! ・・・何故・・・何故だ・・・・・・。 まだ後半は30分以上残っていて・・・ここからどう闘えばいい・・・)
[505]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/22(木) 17:05:05 ID:??? 三杉は現実と理想の乖離に対し、心の中で駄々を踏むように悪態を吐き・・・ それを呑み込んで、ここからどう闘うべきかに頭を切り替えようとする。 だがその前に・・・ 三杉(いや、まずは仲間達に声をかけないと・・・。 きっとショックで混乱・落胆に囚われている。 キャプテンの僕はどんな状況でも毅然と皆を引っ張らなくちゃ・・・。) 何よりも先ず自分がやるべき事はチームメイトに声をかける事・・・ 『それを放棄する事だけは許されない』と云うキャプテンの自覚から、三杉は仲間達へ駆け寄った。 A 「皆、まだ勝負は終わっていない。 試していない攻撃パターンだってある。 諦めずに行こう。」 B 「カンピオーネには不安要素がある。 これからそれが浮き彫りになっていくから、そこを突こう。」 C 「取られた点は取り返そう、2点取られても3点取れば勝てるのがサッカーだ。」 D 「すまない、今のはワンツー突破を失敗した僕の責任だ。」 E 「この試合は勝てない試合なのかも知れない・・・だけど勝負を捨てるな、監督の顔に泥は塗れない。」 F そ の 他 G ダイジェストへ移行(要4票) 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[506]森崎名無しさん:2011/12/22(木) 17:08:46 ID:T6VIcrlM C
[507]森崎名無しさん:2011/12/22(木) 17:35:41 ID:ebherm0Q E 正直気持ちはGだが、折れたペナルティはデカいだろうしなあ
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0ch BBS 2007-01-24