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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[519]森崎名無しさん:2011/12/23(金) 15:33:54 ID:??? 泣くなブンブン!
[520]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 15:03:47 ID:??? >>507 スレ主としては折れる事に対するペナとは考えていませんでした。 むしろ折られる事が私の中では規定と考えていますし。 逆に一矢報いる事が出来たり、一定の時間までに一定の点差内で収められれば、 その後の描写も変わり、ボーナスという程でもないですがリターンも考えていました。 >>509 岡山姉だけじゃなくてリグルも一緒でしたよっ! 妖怪の山だか無数の階段登ったとこにある神社か分かりませんが 標高が高いとこで西洋の聖誕祭を祝いましたw >>511 どっかの国みたいに狙って怪我させて回る…をやったら、まあゲームオーバーですね。 この試合だと裏から手回されて徹底してWトーナメント出場不可とか闇討ちとか…。 世の中は不平等であり、主人公の環境も須らく不利に出来てる隠れM向けスレ…それがアナカンです。 >>512 自由回答はスレ主の琴線に響いたら悪い事はないと思います。 >>514 安西先生は心の中に永遠と存在する先生です。 >>515 選択によっては無きにしもあらずでした。 >>516-517 敗戦必死の試合だからこそ、バランス無視で幾らでも悪化できるとも言えます。 >>518-519 ブンナークが泣き出して一旦弱体化→最終的に立ち直って+補正に。 豆腐メンタルですけど戦意への反動も強い気がします彼は。(反動のせいで泣き虫という噂も)
[521]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 15:04:57 ID:??? > F「監督の言葉を思い出せ。諦めたら試合終了だ」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 現実は非常である。 自分達の頭で簡単に処理しきれない出来事に出くわしても、処理できるまで待ってはくれない。 膝を屈して立ち上がれないでいても、立つまで待っていてくれる訳ではない。 平等に過ぎ行く時間は、自分が止まっている間も周囲を動かしてしまう。 ――茫然自失。 フィオレンティーナの選手達の心理はその一歩手前であった。 その現実に到達するのを本能的に避けているような状態…。 …単純に判り易く言ってしまえば、『諦めかけている』心理であった。 それ程に、カンピオーネとの実力の大きな開きを認めてしまっていた。 フィッツウォルタのパフォーマンスとアルシオンのポテンシャルはそうさせるに十分だった。 三杉(攻撃が成功しない・・・敵のドリブルを止められない・・・。 ブンナークも、新田も、バンビーノも、ダラピッコラも、中山も・・・ こんな物じゃない! こんな物じゃないんだ……! ・・・何故、何故だ・・・・・・。 まだ後半は30分以上残っていて・・・ここからどう闘えばいい・・・。) 特にチーム力、戦術力こそ日本サッカーの活きる術と考える三杉にとっては大きなショックだった。 更に言えば、彼はその力を主張し証明しなければならない。 孤高の道に進路を取ったのだ。 今更それを翻す真似も出来る訳なく、また彼自身もそれを良しと考えられる筈がない。 だが現実は三杉の抱く理想に土足で踏み込み、散々に荒らし回っている。 三杉がいまだ膝を屈して頭を垂れないのが不思議なくらいと言えるだろう。 三杉(いや、まずは仲間達の事だ・・・きっとショックで混乱・落胆に囚われている。 キャプテンの僕はどんな状況でも毅然と皆を引っ張らなくちゃ・・・。)
[522]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 15:06:05 ID:??? 先ず自分がやるべき事はチームメイトに声をかけ、戦意を引っ張り上げる事・・・ 『それを放棄する事だけは許されない』と云うキャプテンの自覚がそう思わせた。 そう…彼を寸での所で立たせていたのはその立場、その責任感。 何より三杉の脳裏に息づいて離れない、病床の中に在る筈の監督の顔だった。 三杉「……」 三杉は仲間の方へと歩み寄りながら、敬愛する監督の事を何度も何度も頭に思い浮かべた。 一度見たら忘れられない、その大きなお腹に白髪、口髭、深く刻まれた皺… そして眼鏡の奥底に隠れた優しい眼差し。 三杉(監督は教えてくれた…。 『諦めたら、その時点で試合終了だ。』って。) それは即ち、どれほど勝ち目の無い闘いでも、勝てる可能性はゼロではないという事だった。 諦めなければ勝てる可能性は潰えていないのである。 それは愚か者のバカな足掻きなのかも知れない。 現実が結果をもたらすのを、ホンの少しも阻害しないかも知れない。 けれど、いつの時代でも奇跡を起こしてきたのは闘うバカだった。 小賢しいだけの奴に奇跡が舞い降りたりはしないのである。 三杉「みんな…!」 残念ながら三杉の思考はその境地まで到達してはいない。 彼はただ諦める事をしたくなかっただけである…自分達を導いてくれた監督の為にも。 ゆえに彼は精一杯…膝を屈しかけている仲間達にこう言ったのだ。
[523]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 15:07:05 ID:??? 三杉「みんな、監督の言葉を思い出せ……諦めたら試合終了だ!」 パルマ戦の時のように勝利の目算がある訳ではなく…。 『諦めてたまるか…!』という気持ちばかりが先行した結果である。 それでも三杉はこの言葉が必要だと信じて仲間に聞かせた。 先着で ★その結果→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 仲間の戦意が急上昇してペナ解消、三杉がモードアップ 《ハート》 三杉がモードアップ、仲間は戦意を取り戻した 《スペード》 仲間は戦意を取り戻した 《クラブ》 仲間から冷めたような声が漏れた 《クラブA》 ブンナークが泣き出した 《JOKER》 ブンナークが泣き出して…
[524]森崎名無しさん:2011/12/26(月) 15:12:30 ID:??? ★その結果→ ハートQ
[525]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 17:22:17 ID:??? > その結果→ ハートQ > 《ハート》 三杉がモードアップ、仲間は戦意を取り戻した ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉の言葉は確かに仲間達へと伝わった。 最良とは言えなかったかも知れないが、少なくとも曲がっていた膝を伸ばさせていたのだ。 諦めるにはまだまだ早い、やれる事だって残っている、一矢くらいは報いてやりたい… 誰も言葉には出さないが、その表情は闘い抜く意志を物語っている。 そして何より三杉淳は、自らの想像以上に心が奮いたっている事を知る。 『諦めたらその時点で試合終了だよ。』…と優しく戒めたアンザーニの言葉が、 彼の選手としての芯に、どれほど入り込んでいたかと言う事であろう。 三杉(そうだ…まだ僕は力を出し切っていない。 …パスで言葉を交わし合う事もしていない。 全て出さない内に、フィオレンティーナのサッカーをする前に諦めるなんて出来る物か。) 少しずつの勇気が湧き出す思いが三杉に満たされようとしていた。 正直なところ仲間達とは温度差が生じているが…決して悪い方向は向かないだろう。 何故ならば三杉という選手は、周囲との調和を決して忘れないからである。 ※隠しスキル・[逆境に強い]発動、炎の三杉にモードアップ、必殺技発動率が上がります。
[526]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 17:28:44 ID:??? 三杉達がなんとか戦意を内から絞り出した頃…このフィールドを単身で見下ろす影があった。 ユブンタイの私有施設であるこのグラウンドにて、監視カメラに映らぬよう計算された位置で・・・ 肉眼で姿を見られぬよう細心の警戒を払う人物が居た。 ???「いやはや、こいつぁ驚いた。 まさかフィオレンティーナがここまで圧倒されるかねぇ。 選手の個々の力に差があっても、あいつらは引っ繰り返しそうな気がしたんだが・・・。」 囁くような独り言を聞く者も、集音する機械もそこにはない。 ???「まっいいか・・・最後まで観たい気もするが、そろそろ今日は退散時ってね。 …しっかし、スクールとジョアンが関係無くて、出資者で繋がるかねえ…。 通りで長い間潜入してもなーんも出てこない訳だぜ。 あのストレスの日々は何だったのかって…あーあ、これだから不幸は嫌だねえ。」 心配無いと安心しきっているのか、彼はぶつくさと愚痴をこぼしていた。 誰に言ってるともつかぬ文句を一頻り言い終える…や否や、その姿は音もなく消失していた。 まるで神出鬼没な死神が気紛れに現れ、誰も気付かぬうちに勝手に消えたようだった。 フィールドではない何処かで、微かに空気が揺らいだ事など気付く筈もなく… 三杉はただ敵陣の方に目を向けていた。 無造作なフォームから、ブンナークの全力並のシュートを放ったオルミーガのパワー。 試合開始直後からずっと、壮絶なほどのパフォーマンスを続けるフィッツウォルタの気迫。 底が全く見えてこない、常識離れしたプレイを見せるアルシオンのテクニック。 いまだにGKまでボールを届かせていないクスタの鉄壁。 まだベールを欠片も脱いでいない、GKサビチェビッチの圧力。 険しく遠くその目に映るゴール……しかし彼は諦めという文字も寄せつけていない。
[527]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/26(月) 17:30:38 ID:??? 三杉(勝つ為には……あのゴールネットを最低3回揺らさなくてはいけない。 それは物凄く遠いけれど……だからこそ先ず1点。 今さら失点を恐れていられない…!) それが今日のスタートになるのか、それともゴールになるのかはまだ判らない。 けれども三杉は最初の1点が欲しかった…。 どれほどの力を費やす事になっても、先ずは1点。 ピィィィィィィッ!! 新田「三杉さん!」 三杉「ああ、行くぞ!」 笛の音と同時にバックパスで戻されるボール。 守る為のキックオフでなく、攻める為のキックオフなのだと心で反芻し… 三杉は反撃の火蓋を切ろうとした。 A 軽く前に浮かせるパスで新田に返すぞ! オルミーガなどパスで抜けば良かろうなのだ! B ボク自身がドリブルで突っ切るぞ! やぁってやるぜっ! C バンビーノと共に左サイドを攻める! D マルコと共に右サイドを攻める! E ダラピとレントに攻めさせる! 奪われたら僕が即チェックだ! F 中山、君のドリブルを見せてくれ! 奪われたら僕が即チェックだ! G そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[528]森崎名無しさん:2011/12/26(月) 17:31:33 ID:cXNElYh+ A
[529]森崎名無しさん:2011/12/26(月) 18:06:46 ID:8zExa3hQ A
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0ch BBS 2007-01-24