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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[747]森崎名無しさん:2012/01/12(木) 20:28:43 ID:??? タックル68 マーク70 チートスキルヒドラ どんどん馴染んでいく体 どうしてこうなったw
[748]森崎名無しさん:2012/01/12(木) 22:02:12 ID:??? FWでJOKER引いたんだから,せめて1点位は返せないのか?
[749]森崎名無しさん:2012/01/12(木) 22:05:38 ID:??? なんかブンナークの強化がすごすぎね?
[750]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 15:55:12 ID:??? >>740 Joker2枚と黒K1枚を逃しましたね、残念です。 >>741 まさに「お前は何をやってるんだ」状態 >>743 乙感謝っすー! 苦しいだけの面白くない試合と思われてなくてホッとしています。 いや、他にはそういう感想抱いた人も居るかとは思いますけど。 >>744 こんな筈じゃなかった… 彼は嫌な奴うっとうしい奴として配置したキャラだったのに。 >>745-746 ナムリスさんの見せ場はハッキリと珍プレーとして記憶されています。 活躍? なにそれ食べられるの? >>747 パスやカットを駆使したら、もっと嫌らしく戦える選手なんですけどね。 まあ彼にはサッカーやらせちゃアカンこってす。 >>748 ブンナーク一人の奮闘ですからねえ。 ガッツもそう無いですし、ゴールを決めるまでは不可能と判断します。 >>749 ブンナークは戦闘民族ゆえに追い詰められてからが本番なんですかね? ちなみに能力には限界値設定ありますから、バランスブレイカーにまではなりません。 それでも第2部での活躍をご期待下さい。
[751]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 15:56:20 ID:??? ◎ブンナーク ブンナークキャリバー( クラブA )77+( 2 + 2 )+(Fブレイク、メンタル+1)=[82] フィッツウォルタ クリア( スペード3 )68+( 1 + 3 )+(ADF+3)=75 ◎レビタン ブロック( クラブ7 )69+( 3 + 5 )+(人数補正+2)=[79] △クスタ ブロック( クラブ9 )69+( 3 + 3 )+(人数補正+2)=[77] ミルチビッチ ブロック( ハート2 )66+( 2 + 1 )=69 △カルバリョ ブロック( クラブ3 )67+( 4 + 6 )+(人数補正+2)=[77] 【シュート】−【クリアorブロックMax】=5〜1 → 有効ブロック分だけ威力減少。 ブンナーク ブンナークキャリバー( クラブA )82+(威力減衰-3)=79 サビチェビッチ 分身セービング( ダイヤ8 )79+( 5 + 6 )=90 【シュート】−【セービング】≦-2 → ガッチリとキャッチされた! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― フィッツウォルタ(恐らくこの男はアレ≠繰り出す…!) この一連のプレイとフィニッシュまでの流れ…。 ここまでの鬱屈を晴らすべく、ブンナークがあのヘッドを見せて来るのは容易に予想が出来た。 ヘルナンデスとシューマッハを破壊した、あのブンナークキャリバー… フィッツウォルタ「だが易々とは撃たせない! このクロスへの最善のポジションはボクには判る…!」 ダッ ブンナーク「そう言うのは好き勝手やってろや!」 フィッツウォルタ「なっ…!」 スピーディーな三杉達のパスワークが、彼の気分を最大限に盛り立てている。 GKにすら届かずにいる自らの醜態を掻き消す…今がその時だと、彼自身の本能が告げている。 ポジショニングが如何に劣勢であっても、ブンナークが全く意に介さないのはその為だった。
[752]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 15:57:48 ID:??? ブンナーク「うぉあぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 バァッ フィッツウォルタ「グゥッ!」 キャリバーを繰り出す時のブンナークは、まさに暴虐の鉄塊である。 過去の事実として、クスタでさえポジショニングの優位を持ってしても、コレを止められなかった。 ドカアァァァァァァ!!!! フィッツウォルタ「ゲホッ!」 圧倒的なフィジカルの差に、フィッツウォルタが派手な無重力体験を強いられる。 しかしそれでも彼は、自身のやるべき仕事を達成している。 ブンナーク「くたばれカンピオーネ、これがオレのブンナークキャリバーだっっっっ!!!」 ドッゴオォォォォォォォッッッ!! 大きな音を立てて振り下ろされたブンナークの巨大刀が、迫力ある轟音をグラウンドに響かせる。 しかしそれはジャスミートではなかった。 放つ瞬間、シュートコースの直前での変更を強いられたからである。 そしてそれはフィッツウォルタの守備に依る物ではなかった。 クスタ(やはりコイツかっ!) ブロッカーに留まったクスタも当然予想していた。 プリマヴェーラ・カップ戦の決勝で2点を強奪されたブンナークの凶悪なヘッド。 あの時は威力を減ずる事すら出来ず、路傍の石の様に吹き飛ばされた。
[753]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 15:58:49 ID:??? クスタ「もう二度と! 只やられるだけにはならない!」 ドドォッ ブンナーク(無駄だぜっ!) 意気を吐きつつ猛然とコースに飛び込むクスタに、レビタン達も彼に倣って身体を投げ出す。 しかしブンナークキャリバーはやはり強烈… ドガガガァッ!!! クスタ「グワッ…!」 レビタン「うぅっ…」 カルバリョ「バカげとる…!」 ミルチビッチ「ググゥッ!?」 その弾道は撥ね返されるどころか逸らされる事もなく、四つの壁を貫いてみせた。 しかし彼等も只やられはしなかった…意地を通し、無敵だったそのボールの威力を確かに減じたのだ。 それ故か、それとも因果は無かった…解りはしないが、サビチェビッチには好く視えていた。 体勢を十分に整えてセービングに跳ぶ事が出来たのだ。 そして… ガシッ!! ブンナーク「!!」 三杉「なっ!!」 新田「まさかっ…!」 アルシオン(バロンドールGK、レフ・イワノビッチ・ラシンの忘れ形見か…。) サビチェビッチ(レフ爺ちゃん、技を借りたよ。)
[754]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 15:59:51 ID:??? 呆気ない程の完璧さでブンナークキャリバーはキャッチされた。 しかも着地もスタっと綺麗に決めたサビチェビッチの表情は、何事もなかった様に平然だった。 フィオレティーナの選手達にとって、その光景は絶句に値する物だった。 サビチェビッチ「………」 バシュッ! 三杉「ハッ! しまった、みんな戻れ!」 三杉らが立ち尽くした瞬間、サビチェビッチは素早くボールを前線に蹴っていた。 慌てて守備に戻るフィオレンティーナフィールダーだが、それも遅かった。 ピャタコーフはこれをトラップすると、直ぐ様ドリブルで攻め上がり… かろうじてチェックに行けたレントゥルスを、ダブルタッチならぬクワドロブルタッチで突破。 高いクロスを上げ、シニョーリのバイシクルシュートでのゴールをアシストして見せたのだった。 攻撃と守備の切り替えの大切さを、一瞬でも失念したフィオレンティーナのミスである。 > ダイジェスト判定:ブンナークの活躍 → JOKER ( 5 + 1 ) > JOKERによる大覚醒で、一次限界未達能力の上昇と新技取得。 > タックル技[ムエタイアタック(+3)]及びドリブル技[強引なドリブル(+2)]発動率上昇。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 必殺のファストブレイクを破られ、逆に3失点目を奪われたフィオレンティーナ… 士気は当然ながら大きく下がり、通常のプレイも機能し辛くなり始める。
[755]森崎名無しさん:2012/01/13(金) 16:00:08 ID:??? ここはまぁラスボスGKサビチェビッチの見せ場だよね
[756]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 16:00:59 ID:??? マルコのパスもバンビーノのドリブルも、普段の輝きが遠い物となった。 また新田もリズムを崩し、スピードだけが空回りするようになる… そのような追い込まれた状況であったが、フィオレンティーナが直ぐに失点を重ねる事はなかった。 ブンナークがここに至り、追いこまれた獣のような闘いの本能を爆発させたのである。 ブンナーク「ボールか首を置いてきやがれっ!」 ドガガァッ! ナムリス「ボゲゲェッ!」 ブンナーク「どけよっ!」 ガガッ レビタン「ぬぅっ!?」 奪われても直ぐに奪い返し、また直後のドリブルでも相手を吹き飛ばした。 体力の限界が間近であったため、彼自身がシュートに至る事が無かったのは無念であっただろう。 結局フィオレンティーナの残りのシュート場面は1度だけとなった。 もう一人のストライカー、新田が後半29分に1対1を仕掛けた場面である。 新田(今のオレのシュートではゴールネットに届かない…けれど、ゴールを奪う方法はある!) 彼はこの試合の前に編み出した時間差シュートでゴールを狙った。 しかしそれもカンピオーネゴールを割るには至らなかった。 長い手足を伸ばしてゴールマウスに仁王立ちする、サビチェビッチの姿にミスを誘発させられたのだ。 観る者が見れば、サビチェビッチの姿は祖父の異名である黒蜘蛛≠彷彿させた筈だ。 新田自身も、まるで巨大な蜘蛛がゴールを隠している錯覚を覚えたのは偶然ではないだろう。
[757]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/13(金) 16:02:22 ID:??? ブンナークの体力が尽きた30分以降、フィオレンティーナは防戦一方に晒された。 反撃する為の守備ではなく守る為の守備が増えた彼等に、もはや流れは存在しなかった。 後半34分、オルミーガが35mの位置から放ったシュートを中山が何とか弾くが… こぼれた浮き球をピャタコーフが連続回転しながらのボレーでねじ込んで4点目を決められた。 0−4…屈辱的とも言えるスコアを突き付けられ、遂にフィオレンティーナの戦意は口を閉ざす。 ジョアンはその光景を死んだような目で見下ろす事になった。 この観客のいない試合…選手達はまさしく必死に戦った。 カンピオーネは勿論、間違いなくフィオレンティーナも高いパフォーマンスを魅せた試合だった。 しかし、かつてブラジル不動のCF:ロベルト本郷の師だった男の心は空虚だった。 ジョアン「私の理想となるチーム…今日、この日から完成する筈だった。 ここまでの長い道のり、しかしこれが新しい始まりになると私は疑わなかった…」 彼は自問自答を繰り返していた。 自分は何の為に今日まで走り続けて来たのだろうかと。 ジョアン(アルシオンに太陽の下を歩かせる為、そう信じている……信じていた。) しかしハーフタイムにてアルシオンから放たれた言葉が、その思い込みズタズタに切り裂いた。 ロベルトへの贖罪の為、自分の目的の為にアルシオンを利用しようとしたのだと… 考えもしなかった事だが、ジョアンは目の前の現実を見て、その事を否定出来なくなった。 そして今、彼の教え子:カンピオーネは、もう一人の教え子:フィオレンティーナを駆逐している… 彼が全く望まぬ形で駆逐しているのだ。 ジョアン(だが…見届けなければならない。 それが再び過ちを犯した私の今出来る事…) 無意識に伏せていた視線を上げ、ジョアンはフィールドを見据えた。 その視線の先、日本人選手にボールが渡った。
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0ch BBS 2007-01-24