※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
私の巫女様
[784]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/19(日) 03:00:49 ID:??? G 適当に校内をぶらつく 【橘 風華】 ----------------------------------------- 君代 「この前は暇させちゃいましたし……」 陸上部に言った時の風華さんと言えば、ただただそこに居ただけだった。 完全に暇をもてあましていた風だったので、その埋め合わせにでもと探し始める。 まず向かったのは1年A組。 橘さんが所属しているクラスであり、一番良いかと思ったが… 君代 「あれー…居ませんね」 制服の上からでも解る豊かなふくらみを持った少女は居なかった。 仕方ないので、その辺にいた人物を捕まえて話を聞く。 A組の人 「た、橘さん? そうだな…いつも授業が終わると、【武道場】の方に行ってしまうよ?」 君代 「なるほど、ありがとうございます」
[785]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/19(日) 03:06:55 ID:??? 礼義正しく一礼し、去って行く。 ……その後姿に、A組の人(仮名)はこんな台詞を呟いていた。 A組の人(仮名) 「(ち、小さいけど…可愛かったなぁ。 クラスどこなんだろ、っていうか…なんだ、すごいなんか…色っぽかったなぁ)」 どっとはらい。 武道場に歩を進めると…あの時の(>>377以来)切れ長美人さんが、 チョコバーを咥えて歩いていた。 切れ長美人さん 「……む、君は…あの時の。 無暗にこの辺をあるかない方がいいぞ、物騒だからな」 ぽい、と新品のチョコバーを投げ渡しながら話し掛けて来る。 完全に校則違反である。 君代 「忠告は受けますが…学校にお菓子の持ち込みは禁止されてますよっ!」 ぴしり、と注意しながらチョコバーを返す命ちゃんは生徒の鑑。
[786]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/19(日) 03:08:40 ID:??? 切れ長美人さん 「……噂どおりに真面目なやつ。 ふん、まぁいいさ。……空手部には用事は無いな? あそこはクズ揃いだ、絶対に近寄るな……」 一方的に話しかけながら近寄り、左手で無遠慮で不器用に頭を撫で回される。 君代 「やめてください、子供じゃないんですから…」 と呟いて命が距離を置く。 それでも彼女の口は止まらない、マシンガン会話。 切れ長美人さん 「まさかとは思うが、行き先は剣道部…いや、剣術部か? だったらこれだけは憶えておけ。 "橘 右京"を信じるな。アレはヤバい、"草加 雅人"と互角に危ない男だぞ。 ……一見温厚な常識人だがな、覚えておけよ」 言うだけ言うと、すたすたとどこかへ歩み去って行く。 ……その背中が寂しそうなのは気のせいだろうか?
[787]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/19(日) 03:11:25 ID:??? 君代 「まったく、人を子ども扱いして……! まったく、まったくもう!」 ぷりぷり怒っている命ちゃん。 それを見て「微笑ましいですねぇ」とチャ・ザ神が呟いてしまったのは責められない。 チャ・ザ神にむくれながら、お目当ての武道場へ到着した。 君代 「橘さーん……?」 がらら、と武道場の扉を開けると…… -------------------------------------------- 先着一名様で 誰のせいでもない→!card ダイヤ・ハート→橘「いやです!絶対に嫌です!」 なんか群青色の人に叫んでる… スペード→橘「せっ、はぁっ!」 群青色の人と立ち合いをしてる! クラブ→橘「あれ、君代さん。練習しますか?」 休んでいた。 クラブA→橘「あっ」 ……誰かに抱きついてた。 JOKER→ダイヤ+何かが起きる…?
[788]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/19(日) 03:16:04 ID:??? 今日はここまで。
[789]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 03:18:26 ID:??? 誰のせいでもない→ ハート7
[790]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/20(月) 12:25:42 ID:??? 誰のせいでもない→ ハート7 ダイヤ・ハート→橘「いやです!絶対に嫌です!」 なんか群青色の人に叫んでる… --------------------------------------- 橘 「いやです!絶対に嫌です!!」 群青色の人 「……む、ぅ…」 橘 「そもそも籍は抜いたじゃないですか! なんで選手登録だけバッチリなんですか!」 群青色の人 「それは…だな、マネージャー兼、選手としての登録で…… 選手登録は終わっていたから…な、啓介が……」 橘 「とにかく、いやですっ! にいさんと出来るのは良いですけれど、あそこではしたくないです!」 君代 「あー……」 チャ・ザ神 「(痴話喧嘩…という雰囲気ではなし、喧嘩ですね)」
[791]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/20(月) 12:28:10 ID:??? 武道場には…… 青みがかった、群青色の長髪を背中まで伸ばした… 背の丈170に届こうかと言う長身の男に叫んでいる橘さんが居た。 群青色の人 「……む?神無想一刀流、入門者……か?」 橘 「えっ?……あ、君代さん。こ、こんにちは」 君代 「あっ…こ、こんにちは……」 それを扉から見ていると、群青色の人に見つかってしまう。 芋づる式に橘さんにも見つかり、気まずい状態に……。 チャ・ザ神 「(間が悪いですねぇ)」 君代 「(よくわかってます、ぐすん)」
[792]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/20(月) 12:30:22 ID:??? 橘 「君代さん聞いて下さいよ! サッカー部の籍は抜いたのに、選手登録はされてるから出ろって… おかしいと思いませんか!」 群青色の人 「一回戦だけで構わぬのだ……どうせ、その後は啓介も雅人も出てこぬ… やる気のない者に出られるよりは、風華が出る方が…勝てる公算が……な」 橘 「いやですっ! どうせ、伊藤も出るんでしょう!?イヤですっ!」 群青色の人 「む、ぅ……伊藤は、チームの司令塔なのだが……」 橘 「チームの司令塔と言うか、クズの司令塔じゃないですか! 何だって、私があんなのといっしょにしなきゃ―――!」 群青色の人 「……むぅ、しかし…だな、私としても、一回戦は勝たなければ… 取引、と言う物がだな……」 橘 「む、むぐ……」
[793]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/20(月) 12:33:06 ID:??? そうだ。 それは彼女自身がハッキリと断言していた。 群青色の人 「……うむ、確かにそれはそう……だな。 が、選手登録はしてしまっていた…して、参加資格がある。 なれば、一回戦だけでも出て貰えぬか――― と頼み込んでいた所、よ」 橘 「幾らにいさんの頼みでも、嫌ですよ私は…… まぁ、どうしても、と言うのでしたら、どうしようもありませんけれど……」 君代 「は、はぁ…… (一回戦がそんなに大事なんですかね……?)」 チャ・ザ神 「(よくはわかりませんが…… 恐らく、このまま放っておけば彼女はその一回戦とやらに出されるでしょうね)」 君代 「(わかるんですか)」
[794]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/02/20(月) 12:42:35 ID:??? チャ・ザ神 「(なんとなくですけれどね。 それに、彼女は試合に出る事自体は嫌がっているようですが…… その、男に頼み込まれた事で態度を軟化させています)」 橘さんが了解する、と推察するチャ・ザ神に命が聞きなおすと。 その答えは、曖昧な物だった。 君代 「(ふむ…… チャ・ザ様の言葉を信じるなら…このまま放っておけば橘さんは偵察に行く試合に… 出て来るんでしょうね……だとすれば、内情が橘さんを通じてより良くわかります。 しかし、嫌がる橘さんを出させていい物でしょうか……?)」 ちらり、と橘さんの顔を見ると… 「私は出たくありませんよ」と言う念をひしひしと送って来ている。 橘 「むむむむ……」 群青色の人 「頼む…風華、この通りだ……」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24