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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[841]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:15:07 ID:??? 偽らず、誤魔化さず、ひたすら真っ直ぐに。 松山は、気持ちのキャッチボールというよりも、試合中の激しいチャージのように強く自分の気持ちをぶつけた。 虎子「キャプテン……どうして、何で……」 虎子の涙に濡れた瞳では、松山の真意が見通せない。 試合中でこれほど不振を見せれば交代が最善手と、本人が認めかけていたのだ。 それも格上に通用しないならともかく、以前の自分と同じで芽が出ずにいた名もなき選手相手にやられ続けた。 虎子「(なのに何で、まだそんなこと言うの? キャプテンが外来人だから?)」 しかしセピア色の風景の中で、異彩を放ち強く輝く松山の両の瞳を見てる内、そんな事は些細な事に思えてくる。 痛いくらいはっきり伝わってきたのは、キャプテンは大半の周囲の意見に逆らってもまだ自分を使う気という事。 虎子「(どうしてキャプテンがそこまで信じてくれんのかわかんない……でも、信じてくれるなら答えなきゃ!)」 もう走れぬままベンチに腰を下ろすだけと思ってた下肢に力が宿り…… 挫けた心と、挑戦の意思がほんの少しだけ再生し…… 虎子は、ようやっと胸元まで上げた拳をギュっと握りしめて応えにした。
[842]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:16:20 ID:??? 井沢「……松山、あいつめ」 敵側の事ながら、井沢は笑みを隠しきれず、悟られぬように視線を足元に落としてドリブルする。 井沢「(実力においてはるかに勝るキャプテンとして強権で築くんじゃなく、あくまで信頼で固める……か。 異郷で敵同士で試合やってるっていうのに……そこまで変わらないところ見ると嬉しくなるじゃねえかよ)」 トラウム・アドラーズのベンチでも、反応は様々でも。 シャンハイは、とても嬉しそうに、誇らしげに松山の言葉を受け止めた。 シャンハイ「(大切なのは相手を思いやっての行動……今ちゃんと光様の言葉が理解できました)」 主人の示した行動と言葉を手本に、従者として恥ずかしくない結果を手繰り寄せようと誓うシャンハイ。 またもう一人、至近で松山の選択を見届けて、ある理解に至った者もいた。 萃香「(ふ、ん……しゃくだけど。 紫が言ってたことが理解できたなぁ…… 光と霊夢……自分から仲間を集めて、雪の降り積もった地面の下で信頼を根付かせていく松山光。 自分が動けばよそから仲間が寄ってきて、気がつけば自然体のまま集まりの中心にいる博麗霊夢。 一緒に試合に出てはじめて解る、対照的すぎる二人だ。 あの二人が同じ一つのチームにいる事、吉と出るのか凶と転ぶのかな……)」 八雲紫が言った、埋めがたい両者の溝。 もしそれが大きく顕在化した時、自分は何をしたくて、何を為すべきか、萃香は漠然と意識しはじめる。 当事者の少年の背中を無意識に見ると、今は一足先に試合中の一選手に戻っていて、盛んに状況確認をしていた。
[843]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:17:43 ID:??? 松山「(お虎……少しだけ立ち直ってくれたみたいだが……前の繰り返しにならないようにしないと。 その為にも、いまの状況を再確認だ! ボールは……!?)」 先着で ボール「ここにいるぞ!」 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→ ボランチが効いててまだほとんど前に出されていないぞ! ハート・スペード→ ボランチの片方が抜かれたが、ゴールエリアからは遠いぞ! クラブ→ サイドと上手く連携して、PA付近まで持ち込まれたていた! クラブA→ 井沢「ふー松山の檄に昔を思い出したら普段の何割増しにプレーが冴えてボランチを一人フェイントでかわして サイドに流れて一瞬GKの視野から消えて最高の位置から見えないバナナシューで一点もぎ取ったぞー」 JOKER→ 虎子「うおおおおぉ!!!」 なんと豹変した虎子が激しいタックルに!! *虎子、井沢の評価値と信頼度が大きく上がりました! *シャンハイのメディスン説得確率が一段階上昇しました! 今日はこれだけ……疲れのせいか洗濯中に浅く眠ってしまいました。 お疲れ様でした。
[844]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:18:15 ID:??? ボール「ここにいるぞ!」 → クラブ9
[845]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:34:57 ID:??? お疲れ様でしたー。 ついにGKまでボールが届くか?
[846]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:34:11 ID:??? >>845 ありがとうございますー。 松山が残ってますからね、さてどうなるか! ボール「ここにいるぞ!」 → クラブ9 クラブ→ サイドと上手く連携して、PA付近まで持ち込まれたていた! ここまでゴール前まで迫ろうとも、シュートチャンスを作ろうとも トラウムの堅固な守備に、果たせなかった人里チームだが、ここで遂に機会を掴んだ。 こいし「今度もさっと奪っちゃうよ〜」 雛「……抜かせません」 井沢「(ああ認めてやるとも、認めるのには慣れている。 確かにこいつらは俺より格上だ……だがな!)」 ここまでくれば嫌でも知らされる能力差……しかし井沢にはそれと別に、この試合通じて把握したモノがある。 井沢「(個々は抜きん出てても……チームとしてまとまりもなく、機能もしてないんだこいつらは。 一緒に練習で汗流したことすら僅かしかないんだろ? 下手打った奴のフォローできたのも松山ぐらいだ。 松山の檄には感心したが、対処療法でしかないぜ! 歴史ってモンがお前らには足りない!)」 井沢はドリブルを続けて、そのまま抜き去ろうとしていると雛が判断し備えた瞬間、ノールックで右にはたいた。
[847]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:35:11 ID:??? 人里MFG「ナイスパァス!」 雛「えっ?」 見もせずに、味方の駆け上がる速度を計って繋がったパスに、雛は驚きと対処に困り、動きを止める。 その一瞬で、MFGと井沢は素早いワンツーで雛と、隙を窺ってたこいしも置き去りにした。 井沢「見たか! これが練習を重ねてきたチームの強みってもんだ!」 とうとうFWの援護なしで、中盤を突破した井沢は勢いにノってミドルシュートレンジまで到達した。。 井沢「(ここまで来れば……撃てる!)」 松山「来るか!? 井沢のドライブシュートが……」 しかし井沢は撃たず、さらにドリブルで仕掛けてきた。 松山「(パスを選んだか! それともドリブルで自分が一対一狙うのか!? 今、PA内には慧音さんと屋台の子……バイタルに妹紅さん……ラストパスなら誰に通すつもりだ……!?)」 背後には萃香がいるが、むざむざGKまで辿り着かせる事はない。 松山は自分がどう守るべきか冷静に推し量った。
[848]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:36:11 ID:??? どうしますか? A 井沢自らドリブルで切り込むと予想する B さっきせりあいに自信ついた慧音に高いボールと読む! C ミスティアに低いボールがくると読む! D 「妹紅さんに注意しろ! ミドルがあるかもしれない!」 E 萃香の見せ場だ! 安心してへそで茶を沸かす! F その他 *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[849]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:38:16 ID:GatpcZG2 A
[850]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:39:52 ID:nPZRPgB+ A
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0ch BBS 2007-01-24