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【絶賛】キャプテン霧雨85【雌伏中】
[381]森崎名無しさん:2012/01/21(土) 14:42:26 ID:AzlYk/7k B
[382]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 14:53:41 ID:??? >>B 素直に帰る 魔理沙「(まあケロが嘘を言うとも思えないし…ここは素直に帰っておくか)」 来てすぐ帰ること…つまりまた山道を行くことに辟易する。 だが神奈子が何とか持ち直したと聞き、足取りは少しは軽い。 先着1名様で お帰りだよ!→!card と書き込んでください。カードで分岐します ダイヤ→気付いたケロさんが送ってくれたよ ハート→早苗さんが送ってくれたよ スペード→歩いて帰ったよ クラブ→イベント発生 クラブA・JOKER→イベント発生(クラブとは別です)
[383]森崎名無しさん:2012/01/21(土) 14:56:28 ID:??? お帰りだよ!→ クラブ6
[384]森崎名無しさん:2012/01/21(土) 14:58:59 ID:??? うぎゃあ。悪化しないといいんだが……
[385]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:34:42 ID:??? >>384 悪化はしませんが、まあ世話遅れ確実になります お帰りだよ!→ クラブ6 >>イベント発生 魔理沙「ふうう…。やっぱり下山もきっついな…。 こりゃあ帰りは深夜過ぎるかもしれない…が、とりあえず休まないとな」 妖怪の山を歩き下山の途中、石に座って休むことにする。 無茶をし怪我を悪化させてはどうしようもない。 この辺りはもう既に諦めの境地にあった。 そんなある意味いつも通りの休憩の時、いつも通りでないことが起きた。 ぽつ…ぽつ…… 魔理沙「……え゛?」 空から落ちてくる冷たい滴が、鼻先を濡らす。 雨が降る様子はなかったのに、ここに来ての雨である。 魔理沙「山の天気は変わりやすいってレベルじゃねえぞ!ああ、引き返すにも行きすぎたし…。 帰るにも遠すぎる!どうすりゃいいんだよもう!!」 雨足は強くないが、今の魔理沙にとってその事実は何の慰めにもならない。 悪態をつきながら、自身と同じ天候の空を睨みつけ…。 魔理沙「……霧雨…?」 ふと、外界へ出る前の記憶が脳裏に蘇ってきた。 雨が降り続けた、ある異変の出来事が。
[386]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:35:54 ID:??? 「天にして大地を制し、地にして要を除き」 魔理沙「………!」 その魔理沙の思考に同調するようにして、歌うような声が響く。 誰の声かなど、聞くまでもない。 聞き慣れた声ではあったし、こんなことが出来る輩もそいつぐらいだった。 天子「人の緋色の心を映し出せ。……おひさー♪」 魔理沙「おひさー♪ じゃ、ねえよ!人をいきなり雨で濡らしやがって! 風邪とか引いたら賠償金払わせるぞこの野郎!」 天子「それはもしかして、身体で払えという…」 魔理沙「ちっげーよ!」 久しぶりだが相変わらずな天子に、魔理沙もいつも通りだった対応で返す。 魔理沙「……というか、私帰ってる途中なんだよ。 悪いがお前に付き合ってる暇はないというか…」 天子「怪我してるんだっけ。知ってるわよ。この天人様が知らないはずはなかった! …ま、それはどうでもいいけど暇がなくても関係ないわね」 魔理沙「家で幽花たちが待っているんだ。んじゃ」 天子「連れないわね…けど、それってさ」 自分の今の状況を思い出し、挨拶もそこそこに帰ろうと背を向ける。 帰ろうと動きかけたその足は、天子の続けられた言葉にぴたりと止まらされた。
[387]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:36:59 ID:??? 天子「私の用事が、魔理沙の怪我に関する話だったとしても?」 ――天界 天子の居宅 天子「この縄はこだわりにこだわった一品でね、ちょっと食い込むだけで…」 魔理沙「……どこが私の怪我に関係あるんだよ!さっきからずっとお前の趣味の話じゃないか! その縄で縛ってやろうか!?」 天子「え、ほんと!?」 魔理沙「………う、嘘に決まってるだろ!そんな目をキラキラさせるんじゃないぜ!」 そういえば、こういった物言いが大好物な奴であった。 危ない危ないと、魔理沙は落ち着いて話を元に戻そうとする。 そう。家に帰るのを保留にしてまで天界に来たのは、天子の言葉が魔理沙の心を穿ったからだ。 魔理沙「……で?私の怪我の話ってなんだよ」 天子「まずはビジネスの話から、ね。いいわよ」 そういうと、天子は帽子を脱ぎ、それを目の前の机に置く。 魔理沙へ視線を戻した彼女は得意げに笑みを浮かべ、口を開いた。 天子「魔理沙、あなたも魔女の端くれなら仙果ぐらいわかるわよね?」 魔理沙「仙果…?ああ、桃の事だろ? なんでも、仙人に力を与えるとかなんとか、有り難い効果があるって話じゃないか。 それがどうかしたのかよ?」
[388]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:38:03 ID:??? 天子「そ、まあ魔理沙が言った通りよ。 けど、他にはあまり知られていない効果がこの仙果にはあるのよ」 そう言ってテーブルの上の帽子、いや帽子の飾りの桃を差す。 どうやらこれが仙果らしい。 じっとそれを見つつ、天子の言葉の続きを待つ。 天子「この仙果は、食べるだけで体を鍛えることが出来るの」 魔理沙「鍛える?」 天子「そう。そのお蔭で私の体はとても頑丈になってるわけ。 だからちょっとやそっとのプレイじゃ全然耐えれるのよ」 魔理沙「…いや、お前の嗜好の話は今するなよ」 天子「ちぇ。……ま、勿体ぶって言うのも何だし簡潔にさせてもらうか。 つまりは、この仙果を食べ続けることで体の治癒能力を高めることが出来る。 ひいては、怪我をしない頑丈さを身につけられるってワケ」 魔理沙「なるほど。くれ」 説明を聞いた魔理沙の反応は早かった。 必死に怪我の早期治癒を考えていた魔理沙に、仙果は魅力的に過ぎた。 短絡的に欲求を口走ったとて誰が責められようか。 その魔理沙の様子に天子は計画通り!とニヤッと笑い。 天子「いいわよ。けど、条件があるわ」 魔理沙「じょ、条件…だと…?」
[389]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:39:12 ID:??? 思わず身構えてしまう魔理沙。 魅力的な案件ではあるのだが、それだけに何を要求されるかわからない。 天子「私を守矢に入れなさい」 魔理沙「……OH?」 天子「それで、怪我が治ったらしばらく私の特訓に付き合い続けること。 当然だけど、他の奴の練習よりも万事優先するのよ!」 魔理沙「え、えっと……」 どうにも答え辛いというか、即答しかねる問題だった。 天子の実力は知っているし、一緒に特訓するぐらいは問題ではない。 むしろやる気ある輩と歓迎したい。…普通ならば。 しかし、守矢に天子を放り込んだ結果どうなるのか? 全く予想がつかない。それがまず怖い。 それにぬえも怖い。天子と争い合う関係であるぬえが、天子に専心している魔理沙にどういった感情を持つか。 天子「これがダメなら、もう1つだけ」 魔理沙「そっちを聞こう」 天子「うん、こっちは楽な話ね。3日に1回天界に来て私を(M的な意味で)満足させなさい。 このどっちかを飲むなら、魔理沙の体が頑丈になるまで仙果をあげるわ」 魔理沙「………どうしてもどっちか?」 天子「どっちか」 魔理沙「…そっかー」
[390]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/01/21(土) 16:40:15 ID:??? 頭を抱えたかった。 チームに入れるか、構い続けるか、どっちかを選べというのか。難題すぎる。 ここは一先ず保留ということにして帰るのはどうだろうか。 天子「あ、言っとくけれどここで決めてね」 魔理沙「な、なんだと……」 天子「強引に突破してみる? 今の怪我をした状態で私を相手取って?それで一人で歩いて天界から戻るの?」 魔理沙「う、ぬぐうううう……」 歩いて帰れたら苦労はしない。 天界は文字通り空の上にあるのだ。 来た時は天子が引っ張ってくれたが、帰りはどうしようもない。 天子「さ、決断の時間よ。 魔理沙はどっちを選ぶ?」 魔理沙「わ、私は……」 A 天子加入ルートを選ぶ! B 天界通いルートを選ぶ! C 仙果なんていらねえ!! D その他 *先に【4】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[391]森崎名無しさん:2012/01/21(土) 16:45:36 ID:i1SgfybI C 選手としては確かに優秀なんだけど、これ以上めんどくさいのを入れる気にはならんなあ。
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0ch BBS 2007-01-24