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【カノーバ】黄金のジノ9【華麗なる逆転?】
[261]森崎名無しさん:2012/02/12(日) 23:14:01 ID:??? クラブKってことはどうなるんだってばよ!?
[262]森崎名無しさん:2012/02/12(日) 23:16:35 ID:??? スペードだからJリーグの中では強いチームに所属してるんだろうか?
[263]森崎名無しさん:2012/02/12(日) 23:23:26 ID:??? 森崎や中山がいるチームに所属してるんじゃない
[264]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/12(日) 23:47:17 ID:??? ★池上は スペード7 ★ ★渡すチョコは クラブK ★ 池上。なんとか拾われたJリーグで、時々試合に出る程度の実力。 地元清水に所属し、森崎、中山とチームメイトとなり、ブラジルから移籍してきたサンタマリアともチームメイトになった。 森崎「バレンタインねぇ…………」 漢・森崎。そんなものは何一つとしてない。 中山「お返しに困るんだよなぁ………」 中山は、段ボール一杯のチョコを抱えている。池上は……… 0 個だ。 サンタマリア「………つくづく日本は不思議だ。チョコを送る事に何の意義があるんだ?」 サンタマリアもまた、山のようなチョコを抱えている。 池上「……お前らはいいよなぁ。」 森崎「先輩だってもらってるじゃないっスか!」 0の森崎が叫ぶ。 サンタマリア「………………っち。ほれ。モリサキ。俺のオヤツだが、くれてやる。」 サンタマリアは、森崎にチロルチョコを渡した。 森崎「ありがとー……………って、余計に虚しくなるわ!」 森崎がチロルチョコを床に叩きつける。笑い声がクラブハウスを包んだ。 池上「(ったく…………)」 池上は、チロルチョコを回収した。 池上「(……甘。)」 口に含むチョコは、当たり前だが甘かった。
[265]森崎名無しさん:2012/02/12(日) 23:48:48 ID:??? 池上先輩も貰ってないよ、森崎w
[266]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/13(月) 01:25:00 ID:e1xNVsok サンタマリア「………イケガミ。チョコは好きなのか?」 池上「まぁ、人並みには。」 森崎が、他人のチョコを食い荒らす。 サンタマリア「……しかし、わからん。わざわざバレンタインに託つけて、好意を押し付ける行為のどこに意味があるのか。」 池上「だから、イベントだからいいのさ。イベントだから、イベントに託つけて気楽にやれるだろう?」 サンタマリア「ふむ………………。ならば、俺がお前にチョコをやっても問題ないという事だな。」 サンタマリアは、大真面目に頷く。 池上「まぁ、友チョコとか女の子は言うな。」 サンタマリア「よし。問題ないな。待っていろ。」 池上「え?…………………………………え?」 サンタマリアは、手頃なチョコを掴むと給湯室へと向かった。 ……………一時間後…………… サンタマリア「出来た。さぁ、食え。」 ……………そこにあったもの。それは…………… う○○…………。みまごう事なき○んこだった。 チョコは、温めて溶かす場合、必ず湯で温めながら溶かす事。 きれいな西尾 との約束だ! サンタマリア「俺が、人に渡す最初のチョコだ。さあ、イケガミ。食え。」 池上「嫌だよ、馬鹿。」 池上は、サンタマリアにチョコらしきものを突っ返す。 サンタマリア「貴様……………。」 サンタマリアと池上が押し合いになる。 先着一名様で。 ★サンタマリア !zange ★ JOKER…サンタマリア「騙されるな、イケガミ!そいつは…………」 クラブA…現実は非情である。
[267]森崎名無しさん:2012/02/13(月) 01:29:01 ID:??? ★サンタマリア *JOKER* ★
[268]森崎名無しさん:2012/02/13(月) 01:35:30 ID:??? そういえば西尾はどうしてんだろ。サッカー続けたがってみたいだったからJFLのチームに入れてたら良いんだけど・・
[269]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/13(月) 20:26:34 ID:??? >>268 西尾さんは、真田の章を書く事があれば出てきます。 ★サンタマリア *JOKER* ★ JOKER…サンタマリア「騙されるな、イケガミ!そいつは………」 サンタマリア「さぁ、黙って食え!」 池上「食えるか!」 ぎりぎり、とサンタマリアが池上に迫る。 ………と、その時……… サンタマリア「騙されるな、イケガミ!そいつは……………!」 もう一人……サンタマリアがいる……… イケガミ「………え?」 サンタマリア「そいつは、サタンマリア!俺の妹だ!」 サタンマリア「………ちっ!」 サタンマリアが、池上から身を離す。 サンタマリア「貴様は一度躾んといかんな…………!」 サタンマリアに、サンタマリアがにじりよる。 サタンマリア「………ここは引くか。イケガミ。また会おう!」 サンタマリア「待て!」 サンタマリアが、サタンマリアを掴もうとするが、するり、とかわしたサタンマリアが、サンタマリアにきつい膝蹴りを食らわせ、逃走した。 サンタマリア「………あんの愚妹が……!」 サンタマリアが溜め息をつく。 池上「(何だったんだ………?)」 サンタマリアの妹の、サタンマリア……文章だと、ゲシュタルト崩壊に陥りそうだ。
[270]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/13(月) 20:59:15 ID:??? サンタマリア「………ったく。」 サンタマリアが、池上を向く。 サンタマリア「……そういや、さっきお前にチョコを渡すように頼まれていた。」 サンタマリアは、綺麗に包装された包み紙を池上に渡す。 森崎「サンタマリア!俺には?!俺の分は?!頼まれたものとか?!」 サンタマリア「ないな。……俺の目から見て、お前には決定的に欠けているものがある。それは女性への真摯さだ。 ………まさかお前………… 自分が女性からの好意を貰えるとでも思っているのかね………?」 森崎「orz」 ………立ち上がれない位のダメージを受けた森崎が、がっくり肩を落とす。 池上「(……可哀想に………。)」 自分は、こうしてチョコを貰えたが……。包装を解き、トリュフチョコを口にする池上。サンタマリアは、池上の様子をうかがっている。 ………池上の目から、一筋の涙が落ちる。 不味い。ただ不味い。まるで、土を食べているような味だ。 すくなくとも、池上の人生において、こんなに不味いものは初めてである。 サンタマリア「…………………」 不審に思ったサンタマリアが、池上のチョコを食べる。 サンタマリア「(………………やられた!)」 ……サタンマリアの仕業だろう。チョコは、すり替えられていたのだ。……田んぼの土塊と………。 森崎「ギャハハハハハハ!先輩、大丈夫っすか?!」 中山「悪戯にしても悪質だな………。土塊を人に食わせるとは。」 池上「チョコなんて大嫌いだ。」 池上は肩を落とし、ひとつ溜め息を吐くとクラブハウスを去っていった……。
[271]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/14(火) 09:10:36 ID:??? サンタマリア「(失策だったな。………当初の予定では、世話になっている礼として渡すはずだったんだが………)」 本来ならば、感謝の気持ちを言の葉に乗せるべきなのであろうが。 サンタマリアにしてみると、イベントに託つけて感謝の念を表したかった。しかし。日本のバレンタインは、また違うものだった。 サンタマリア「…………世の中、うまくいかんものだな。」 サンタマリアは、一つ溜め息を吐くと、池上の後を追った。 ―――――――――――――――――――― 池上「サザンか、アビゴか、三セクか、アッスか。………暖かい所に移籍しよう。」 環境を変えれば、気持ちも変わるだろう。……それでも、心の傷に代わりはないが。因みに九州は暖かくなどない。寧ろ寒い。 サンタマリア「……イケガミ。」 池上「……サンタマリア。」 移籍してきた時、何かと世話を焼き、生活の面倒を見てくれた池上。 チームに馴染めたのも、彼が世話を焼いてくれたからだ。同期生の岸田、中山、森崎以上に感謝している。 サンタマリア「………すまん。感謝の気持ちを表したかったんだ。」 池上「…………?」 池上は、サンタマリアを見た。 サンタマリア「一年間、俺が清水に馴染めたのは、間違いなくお前の尽力のおかげだ。 日本には、バレンタインにチョコを送る風習があると聞き……お前に感謝の気持ちを送りたかったんだ。」 ……蓋を開けてみると、女性が男性にチョコを送る日であったようだが……。なので、池上が気を使わないよう、匿名にした。 池上「………あれ、お前かよ………。お前が土塊食わせるわけねぇから、妹か………」 池上は、溜め息を吐くとサンタマリアを見た。
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0ch BBS 2007-01-24