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【カノーバ】黄金のジノ9【華麗なる逆転?】
[406]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/02/29(水) 00:42:08 ID:??? ★馬鹿王子の行動 ダイヤ10 ★ ダイヤ…スタッフ皆に配る 馬鹿王子「スタッフ皆に配るぜ！ローマのカピトンから、バレンタインのチョコだ！」 馬鹿王子は、そう宣言した。 ランピオン、デ・ロッチ、カベッロ、笠野、モンテッサetc「なにィ？！」 馬鹿王子「(･ω･｀)」 ………皆からのリアクションに、馬鹿王子のテンションは、見るからにがた落ちになった………。 カベッロ「す、すまん！フランチェスコ！お前がそんなにまともな……いや、気遣いをしているとは……」 笠野「あ、アニキ！他意はないんすよ！だから………」 モンテッサ「機嫌直せ！な？」 ………ＡＳローマ。 馬鹿王子と愉快な仲間達。 ニラサキ「…………ま、たまには楽しい事も必要だろ。」 スクテッド獲得に向けて、チーム一丸となるなら、この位安い投資だ。 ランピオン「カピトン！やめてぇっ！」 馬鹿王子「うるせぇ！離せ！窓から飛び降りるんだ！」 ダヴィデ・ランピオン。試合に出られない理由は、ただ単にチームの好調である。 ………こうして、お騒がせなバレンタインは終わりを告げたのであった………。
[407]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/02/29(水) 01:37:06 ID:oZxtQlik ―――地獄２日目――― ポブルセン「………………………」 ﾁｭﾝﾁｭﾝ………ﾁﾁﾁﾁ………… 地獄とは思えない位、のどかな朝。鳥の囀りが聞こえ、朝日が差し込む。 ポブルセン「……………………鳥の姿が、まともなら、すっごい良い朝なのに…………」 骨だけの鳥だったり、巨大すぎる鳥だったり………。 ポブルセン「………やっぱ、俺………死んだんだよな？」 脳裏に浮かぶ、狂気の少女。少女の鋭利なナイフに刺され………ポブルセンは死んだ。 ポブルセン「………………………」 寝返りをうつポブルセン。 …………ふと視線を感じ、上を見る。 先着一名様で ★視線 !card ★ JOKER…出たら考えます ダイヤ、ハート…魔王カノーバ「それは私のおいなりさんだ。」 スペード…巨大な蝙蝠が……… クラブ…薄緑色の、幽体が……… クラブＡ…幽体は姿を替える…… ※本日はここまでにします。
[408]森崎名無しさん：2012/02/29(水) 01:51:50 ID:??? ★視線 ハート5 ★
[409]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/02/29(水) 23:23:48 ID:oZxtQlik ★視線 ハート5 ★ ハート…魔王カノーバ ポブルセン「……………………………………」 ポブルセンは、目を疑った。 ポブルセン「………何故、目の前にいなり寿司が……………」 手を伸ばし、確認すると、生暖かい感触がする。 魔王カノーバ「それは私のおいなりさんだ。」 ポブルセン「いやあああああああああああ！」 …………………………………………………… 魔王カノーバ「………落ち着いたか？」 ポブルセン「な、なんとか…………」 視覚的効果も、精神的ダメージも備えた、魔王カノーバ。 ポブルセンに、更なる悪夢を植え付けるには十二分だった。 魔王カノーバ「とりあえずは、本題に入るか。」 勝手に入れたコーヒーを飲みながら、カノーバがポブルセンを見た。 先着一名様で。 ★カノーバの話題 !card ★ JOKER…カノーバ「ドレスデンに、俺も移籍する事になった。あと、日本人が二人移籍してくるらしい。」 ダイヤ、ハート…カノーバ「国盗りを手伝うに、吝かでない。」 スペード、クラブ…カノーバ「ここの国は、俺が盗る。」 クラブＡ…カノーバ「この国は、俺が盗った。」
[410]森崎名無しさん：2012/02/29(水) 23:27:10 ID:??? ★カノーバの話題 ダイヤJ ★
[411]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/03/02(金) 00:08:48 ID:LiQgC1hA ★カノーバの話題 ダイヤJ ★ ダイヤ…国盗りを手伝うに、吝かでない。 カノーバ「国盗りをするんだろう？手伝うに、吝かでないぞ？」 ポブルセン「………なんで知ってやがんだ？テメェ…………」 ポブルセンが、カノーバにピストルを向ける。 カノーバ「我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すことなし。 嗚呼、斑鳩が行く…… 望まれることなく、浮き世から、捨てられし彼等を動かすもの。 それは、生きる意志を持つ者の意地に他ならない。」 ポブルセン「…………生きる、意志だぁ？」 カノーバ「自らの意志が、強固であるほど、様々な試練に苛まれるものだ。 無論、試練を目前に避ける事も出来れば、逃げる事も出来る。 だが、試練の真意は、そんな己の心を克服することにある。 浮き世に絶対などというものは無く、理不尽な思いを胸にして途方にくれる時もある。 それを乗り越える為には、確固たる信念と洞察、そして幾分かの行動力を持つ必要がある。 ………ポブルセン。お前がこの地獄にいる理由だよ。」 ポブルセン「……わけのわからねぇ事を……。全部『斑鳩』のテロップじゃねぇか！」 斑鳩。名作ＳＴＧです。 カノーバ「………シューターかよ。まぁいいや。どっちにしたって、選択肢は二つ。 地獄巡りやって黄泉帰りやるか…………… こ こ か ら 不 様 に 逃 げ だ す か 。 俺はどっちでもいいんだよ。」 ポブルセン「…………………………………」 『２』票にて。 Ａ 黄泉帰りの方法を聞く Ｂ カノーバと戦う Ｃ ここから逃げ出す Ｄ 共闘する Ｅ 手伝ってもらう Ｆ その他
[412]森崎名無しさん：2012/03/02(金) 01:51:07 ID:LjKwYWGg A
[413]森崎名無しさん：2012/03/02(金) 03:10:53 ID:n/WwNQgw Ａ
[414]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/03/02(金) 22:04:34 ID:LiQgC1hA Ａ 黄泉帰りの方法を聞く ポブルセン「………黄泉帰りって、出来るのかよ？」 カノーバ「出来るぞ？」 ポブルセン「……俺は死んでないのかよ？」 ポブルセンは、カノーバを見た。 カノーバ「瀕死。まぁ言ってみりゃ生きてはいるが、自我がない。その状態だ。」 ポブルセン「………………………」 カノーバ「精神を蘇生させるにゃ、この地獄で、閻魔になって玉を３つ集めろ。 『友情の玉』『努力の玉』『勝利の玉』。さっきの斑鳩を言った理由は、わかるな？ ぜーんぶ、お前に欠けた部分だ。」 ポブルセン「うるせぇ！」 ポブルセンが、カノーバに銃を向ける。 カノーバ「復活出来れば………お前はネオポブルセンとなり、お前の完成となる。反対だと………わかるな？ 精神の戻らない肉体は、朽ち果てる。」 ポブルセン「………最初から選択肢無しかよ！」 ポブルセンは、悔やんだ。あんな危険人物と関わらないなら、こんな目に遭わずに済んだのに………。 カノーバ「メタな事を言うと……どちらにせよ、似た結果になってたぜ。『地獄から這い上がる』ってのがお前のテーマだしな。 選択肢は二つ。お前はどうしたい？」 ポブルセン「………………………………」 『３』票にて。 Ａ 地獄定住 Ｂ 黄泉帰り Ｃ 地獄王に、俺はなる！ Ｄ 全てを服従させてやる Ｅ その他
[415]森崎名無しさん：2012/03/02(金) 22:11:04 ID:SuZEJgUw Ｂ
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