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【全国版】ライ滝第二十話【ｽｰﾊﾟｰﾋｰﾛｰﾀｲﾑ!】
[458]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/09(木) 23:34:41 ID:??? 闘破「おお、俺のつけになるもんだと思ってたのに財布を渡してくれるなんて意外と良い所あるじゃないか！ 了解了解。山地闘破、早速買い出しに行ってきますよ〜っと」 正直財布を渡されると思っていなかった闘破は、意気揚々と厨房を後にして食材集めへと向かって行った。 この時渡された財布が誰の物であるかを闘破が知る事になるのはもう少し後の話である。 【分岐】 先着一名様で、 【で、メモにはなんて書かれてたんですか？→!card】 ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ→高級食材人数分。計6000円！ ハート、スペード→超高級食材人数分。計10000円！ クラブ→高級食材人数分＋松輪の丸特！ 計30000円！！ JOKER→魁「ここに書いてある野菜なら兄ちゃんに頼めば良いんじゃないかな」 偶々出会った魁ちんの取りなしで無料で食材ゲット！ といった所で今日はここまで なんだか話が妙な方向に進んでますねえ。二回戦の話に進むのはいつになるのやらｗ ではでは〜
[459]森崎名無しさん：2012/02/09(木) 23:35:10 ID:??? 【で、メモにはなんて書かれてたんですか？→ スペード8 】
[460]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/11(土) 23:34:04 ID:??? で、メモにはなんて書かれてたんですか？→スペード8 →超高級食材人数分。計10000円！ 闘破「高っ！？ なんだこれ本当に人間の食べる物なんですかーっ！？ 毎月赤字生活の俺には目の毒すぎる！」 メモに指定されていた店に野菜を買いに行った闘破は、目の前にある野菜の値札を見て目を丸くする。 店長「……驚いてる暇があんならさっさと買ってってくれ」 闘破「あ、すいません。しっかし他人のお金とはいえ大金を一気に使うのは中々勇気がいるなぁ」 しばらく店の前で驚いていた闘破だったが、やがて気難しそうな店長にジト目で睨まれた事で意を決して買い物を開始。 庶民派主夫の闘破にとっては中々勇気のいる行為だったが、彼は財布の中の諭吉を一枚消費して天道希望の食材を購入した。 店長「まいど」 闘破「どうも〜（野菜だけで一万円か。多分こんなにお金使う事はもうないだろうなあ。 それにしても天道の奴、財布に六万円も入っていたなんて羨ましい……！） 実はこの財布が天道が大部屋でちょろまかした（本人的にはツケているつもり）滝の財布である事を闘破は知る由もなかった。 ▼滝の所持金が62900→52900円になりました
[461]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/11(土) 23:35:08 ID:??? ――などと言う事が起こっていたとは露知らず、夕暮れと共に練習場から宿舎へと引き揚げてきた滝と剣崎。 二人が大部屋に戻るとそこに天道と闘破はおらず、代わりにニコニコと笑みを浮かべる翔一と我夢の姿があった。 翔一「あ、滝さん。おかえりなさい。お久しぶりです〜」 我夢「やあ」 剣崎「ん？ 翔一に我夢じゃないか」 滝「突然部屋に来てどうしたんだ？」 我夢「それは……」 理由を話そうとする我夢だったが、それを遮ってユウスケがぬっと顔を出す。 ユウスケ「黒子の人達とこの二人で昨日からの試合を一通り偵察したからその報告に来たんだってさ」 翔一「そうなんですよ〜。俺も頑張って偵察してきました！」 我夢「（先に言われた……）報告するなら全員揃ってからの方が良いからって事で君達と天道達が戻るのを待ってたんだよ」 滝「成程……って天道もいないのか？」 光太郎「ああ。やる事があるって言って闘破を連れてどこかに。お前達が練習に行ってからすぐだったし結構な時間が経ってるなあ」 天道「俺がどうかしたのか？」 光太郎の言葉とほぼ同時に鍋を手にした天道と闘破が大部屋に戻って来た。その後ろには数人の黒子も続いている。
[462]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/11(土) 23:36:12 ID:??? 剣崎「お、天道……ってなんだその鍋？」 ジャン「超良い臭いがするな！」 天道「俺の作った夕飯だ。ここにいる黒子達に料理は任せられなさそうだったからな」 黒子「……！」 右手の人差し指で天を指すいつものポーズを取る天道に、負けじと黒子達も手にしていた鍋を指し示した。 闘破「で、なんかどっちの料理が上かを決める為に天道vs黒子軍団でクッキングバトルファイトとかいうのをやることになったらしいんだ」 始「クッキング――」 橘「バトルファイトだと！？」 良太郎「なにそれ」 神「クッキングバトルファイトっていうのはね、料理人同士が己の威信を賭けて戦う神聖な料理バトルの事だよ」 滝「まんまだな……っていうかお前なんでここにいるんだ？」 マネージャー三人にはこことは違う部屋が割り当てられているはずである。 が、気付けば神に加え千夏とさくらも野郎部屋に集結しているではないか。
[463]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/11(土) 23:37:26 ID:??? 神「ふっふっふ、美味しい料理の臭いをビビッと嗅ぎつけたのさ！」 千夏「出番が欲しくてやって来ました」 さくら「私は食後のスイーツ目当てです」 揃いも揃ってなんともはやな理由であった。 明石「フッ、相変わらず甘い物には目がないようだな、さくら」 魁「で、わざわざここまで持って来たって事は食って良いって事？」 天道「ああ。ここにいる奴らには俺と黒子のどちらの料理が上手かったかを審査してもらう。 ついでだ、そこの二人も食って行け。用事なら飯の後でも大丈夫だろう」 我夢「え？ ああ、食べても良いんならありがたく貰うけど」 翔一「俺、料理って作る方がメインなんですけど食べるのも好きなんですよね〜。頂きま〜す」 こうしてトントン拍子に話は進んでいき、天道と黒子の料理がそれぞれ食卓に並べられていく。 滝「へぇ、どっちも美味そうだな」 天道「見た目はそうでも俺の料理が味において負けるはずがない……そうだ、今の内にお前にこれを返しておこう」 しげしげと料理を眺めていた滝に天道が横から何かを差し出した。
[464]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/11(土) 23:38:42 ID:??? 滝「返すって何を……そ、それは俺の財布じゃないか！？」 闘破「なにィ！？」 天道が差し出したのは滝の財布であった。慌てて中身を確認すると福沢諭吉が一人足りないではないか。 天道「この勝負に負けるわけにはいかなかったからな。お前の財布から少々食材の費用を捻出させてもらった」 滝「おまえのいってることのいみがわからない。いちまんえんはしょうしょうとちがう」 流石に少なくない金額を勝手に使われ、怒りのあまり逆に平坦な声を出してしまう滝。 だが当の天道は全くもって普段通りの様子であった。 天道「部員の為に尽くすのが部長の務めだろう。それに一万円で俺の飯が食えるなら安い物だ」 滝（ああそうだ、すっかり忘れていた……わけじゃないけどけどこいつって他人お構いなしの天上天下唯我独尊野郎だったな……） 行動を選択して下さい A：かねかえせ B：まあ今回は皆に飯奢ったって思っておこう、うん…… C：それよりなんか闘破さんがガクブルしてるな。どうしたんだろうか D：その他 先に二票入った選択肢で続行します ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
[465]森崎名無しさん：2012/02/11(土) 23:39:15 ID:pnyAz2ts C
[466]森崎名無しさん：2012/02/11(土) 23:42:28 ID:bHdau2Uw C
[467]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2012/02/12(日) 00:00:15 ID:??? C：それよりなんか闘破さんがガクブルしてるな。どうしたんだろうか 滝（まあ天道は元々こういう奴だしどうしようもないし諦めよう。それよりも……） 闘破「あばばばば」 滝が気になったのは先程の話を聞いてから横でガタガタと震えている闘破の事であった。理由は分からないが何かあったのは確実だろう。 キャプテンとして放っておくわけには行かず、滝は早速闘破に訳を聞いてみる事にした。 滝「あの、どうかしたんですか闘破さん。なんかガクブルしてますけど……」 闘破「へっ！？」 尋ねられた闘破はビクッと体を震わせ…… 【分岐】 先着一名様で、 【お金にはうるさい闘破さん→!card】 ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ、ハート、スペード、クラブ7以上→闘破「実は……」 諭吉を使った実行犯が自分であると白状した！ クラブ6以下→闘破「な、なんでもない！」 ヘタレた！ JOKER→哲山「話は全て聞いたぞ！」 闘破「お、親父！？」
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0ch BBS 2007-01-24