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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[165]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:38:15 ID:??? ※森崎ガッツ 470/470→180/470 ※森崎のガッツが200以下になり、全補正に-1されます。 ヒュオッ…… 自分の耳に飛び込んでくる風を切る音。本来なら恐怖心が疼くところだが、 今は井沢の逆転への滾る情熱の炎をより強く燃え盛らせるものである。 井沢「絶対決める!俺は……俺は南葛ウイングス『キャプテン井沢』だ〜〜〜〜っ!!」 バグシィッ!! ロディ「うっ…ぐわぁ!!」 どちらかと言えば軽量級のロディのクリアーはあっさりはじき飛ばされる。 しかし直後の森崎のカウンターパンチが井沢の額に当たるボールへとぶち当たった。 森崎「やってくれる!だが、その勢いの良さが命取り……なっ!?」 ググググ……グシャアッ!! 森崎「ぎゃあああああああああ!!!」 ズッシャアアアーーーーーッ!!バスウッ!! 森崎「がふぅっ!?」 井沢の衝撃を利用し、普段の数十倍の威力のパンチングを放つこの技も、 一つタイミングを誤ればその代償は自分自身へと跳ね返ってくる。 森崎は自ら向けた拳のダメージをボールごと弾き返され、そのままネットへと叩きこまれた。
[166]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:39:36 ID:??? 井沢「……どうだ。これが『王者南葛』の底力だ。森崎、お前や翼がいなくても 公式戦無敗を貫き通してきた『俺たち』の底力だァ!!」 その端正な顔を土で化粧した井沢は、ゆっくりと立ち上がりながら倒れる森崎に堂々と言い放った。 ピピイィィィィィィ!! アンナ「き、決まった〜〜〜!!ゴ〜〜〜〜〜ル!! ロディくんと森崎くんの二人がかりの守備を豪快に弾き飛ばし、 南葛ウイングスの反撃の狼煙を、キャプテンの井沢くんがあげました!」 滝「ナ、ナイスヘッドだ井沢!よく決めてくれたぜ!」 来生「まあまあだな。俺ならもっと華麗にきめていたところだが……ナイスゴール。キャプテン」 井沢「まだ安心するのは早いぜ。あと1点、いや、あと2点奪って逆転するぞ!!」 田代「(ナポレオンが退場し、もう駄目だと思っていたが…… なるほど、こいつは逆境であればあるほど力を発揮するのか。面白いやつだぜ…)」 井沢「(通用する。俺達の力だって世界に通用するんだ。いつまでもベンチの人数合わせじゃいられない。 このプロリーグで俺は力をつけ、そして絶対レギュラーの座を手に入れてやるんだ…!)」 井沢はすぐにボールを拾うと、センターラインの方へ走っていく。 ナポレオンなくとも、自分たちの攻撃が森崎に通用すると分かれば話は早い。 彼の弱点である持久力はもう枯渇しつつある。あとはできるだけシュートチャンスを作り、そして撃ちこむだけである。
[167]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:40:40 ID:??? 純粋に実績面でGK外される日も近いな
[168]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:41:51 ID:??? マーガス「……決められてしまったか」 ビクトリーノ「相手が10人になったから油断してたんじゃねーの?」 シェスター「ま、1試合1失点くらいなら許容範囲ってやつだよ。 ……問題はこっから先さ。今のダメージは結構後に響きそうだ」 マーガス「2点目、3点目を奪われるようだと、どうしても評価を下げざるを得なくなる…」 ビクトリーノ「だからといって途中で引っ込むようだと、キーパーとして売り込むあいつの価値は…」 シェスター「(森崎。シュナイダーや若林に勝ち、ブレーメンが優勝するにはお前の力が必要なんだ。こんなところで挫けるなよ…!)」 ラムカーネ「ぷぷぷぷ……だーっひゃっひゃっひゃ!! ガーネフの爺さん、さっきもう見所がないって言ったのは取り消すぜ。 なーにが『俺が後ろについてる』だ。笑わせんじゃねーっつーの! まがい物のテメェに出来ることはポストにボールが当たるのを祈るくらいだろうが。けけけ」 ガーネフ「これは実に愉快じゃのう。サッカーというものは何が起こるか分からん非常にエキサイティングなスポーツじゃて」 ラムカーネ「俺だったらあの程度のシュート、目を瞑ってでも取れるぜ。 一応森崎の姿格好してるんだからよ、もう少しマシな動きしてくれっての。 ……ほら見てみろよ、あの羞恥にまみれた顔を。まったくお笑いだぜ。くっはっは」
[169]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:43:18 ID:??? ロディ「も、森崎殿……大丈夫ですか?」 井沢との衝突で派手に吹き飛ばされたのはカウンターパンチを仕掛けに行った森崎だけである。 ロディは心配そうに森崎の方に駆け寄ると、肩で息をし始めた森崎を引き起こす。 森崎「(そんな馬鹿な……まさか大技の選択がここまで裏目に出てしまうとは……!!)」 ほんの僅かなタイミングのズレが、圧倒的優勢の立場から大ピンチへと追い込まれてしまった。 もう今のような大技を使えるような余裕はない。普通のセービングすらも何らかの悪影響が出てしまうだろう。 森崎「(時間は……28分。ロスタイムも考えればまだ20分近くも残っているのか……)」 チームの勝利だけを考えるのならば、キーパーのポジションを誰かに譲るという選択肢もある。 だが、この大会はブレーメンのチームメイトや交渉人の片桐も見ているのだ。 あくまでもキーパーとしてスカウトを希望しているフロントの立場からしてみれば、 最後までキーパーとして戦い続けなければ正GKの座を用意してもらうことは難しい。 森崎「(……ちっくしょう。情けねぇ。情けねぇにもほどがある。 昔の俺ならこんなミス、口八丁でごまかしてすぐに対抗策を考えることができたはずなのに……)」 落ちた体力が精神状態すらも引っ張るように落ち込ませているのだろう。 こんな所で失点しているようではとてもじゃないが世界一のキーパーなんてなれっこない。 夢のプロサッカー生活を前にした輝かしい希望に、暗雲が立ち込め始めたのを森崎は感じていた。 森崎「(落ち着け。今の俺がしなくちゃいけないこと。アリティア選抜のキャプテンとしてしなくてはいけないこと。それは――)」
[170]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:45:38 ID:??? ☆どうしますか? A みんな落ち込むな!こちらが有利であることは変わりないんだ! B ライアン、ルーク!お前たち真面目に守備をする気があるのか? C みんなすまん!もう点はやらない!だからお前たちも必死に守ってくれ! D ジェイガンにポジションを入れ替えるようにサインを送る E ジェイガンに自分と他の選手を交代するようにサインを送る F その他(好きな行動、セリフ、作戦指示をお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[171]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:46:27 ID:y7eIg8w6 A このスレのつらいところは必殺がまぐれとして描写されないところだよなあ。
[172]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:49:38 ID:owZTz0TQ C
[173]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:49:56 ID:EHFniGlM C
[174]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:50:11 ID:5KPzrnmk E
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0ch BBS 2007-01-24