※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[169]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:43:18 ID:??? ロディ「も、森崎殿……大丈夫ですか?」 井沢との衝突で派手に吹き飛ばされたのはカウンターパンチを仕掛けに行った森崎だけである。 ロディは心配そうに森崎の方に駆け寄ると、肩で息をし始めた森崎を引き起こす。 森崎「(そんな馬鹿な……まさか大技の選択がここまで裏目に出てしまうとは……!!)」 ほんの僅かなタイミングのズレが、圧倒的優勢の立場から大ピンチへと追い込まれてしまった。 もう今のような大技を使えるような余裕はない。普通のセービングすらも何らかの悪影響が出てしまうだろう。 森崎「(時間は……28分。ロスタイムも考えればまだ20分近くも残っているのか……)」 チームの勝利だけを考えるのならば、キーパーのポジションを誰かに譲るという選択肢もある。 だが、この大会はブレーメンのチームメイトや交渉人の片桐も見ているのだ。 あくまでもキーパーとしてスカウトを希望しているフロントの立場からしてみれば、 最後までキーパーとして戦い続けなければ正GKの座を用意してもらうことは難しい。 森崎「(……ちっくしょう。情けねぇ。情けねぇにもほどがある。 昔の俺ならこんなミス、口八丁でごまかしてすぐに対抗策を考えることができたはずなのに……)」 落ちた体力が精神状態すらも引っ張るように落ち込ませているのだろう。 こんな所で失点しているようではとてもじゃないが世界一のキーパーなんてなれっこない。 夢のプロサッカー生活を前にした輝かしい希望に、暗雲が立ち込め始めたのを森崎は感じていた。 森崎「(落ち着け。今の俺がしなくちゃいけないこと。アリティア選抜のキャプテンとしてしなくてはいけないこと。それは――)」
[170]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/18(水) 22:45:38 ID:??? ☆どうしますか? A みんな落ち込むな!こちらが有利であることは変わりないんだ! B ライアン、ルーク!お前たち真面目に守備をする気があるのか? C みんなすまん!もう点はやらない!だからお前たちも必死に守ってくれ! D ジェイガンにポジションを入れ替えるようにサインを送る E ジェイガンに自分と他の選手を交代するようにサインを送る F その他(好きな行動、セリフ、作戦指示をお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[171]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:46:27 ID:y7eIg8w6 A このスレのつらいところは必殺がまぐれとして描写されないところだよなあ。
[172]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:49:38 ID:owZTz0TQ C
[173]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:49:56 ID:EHFniGlM C
[174]森崎名無しさん:2012/01/18(水) 22:50:11 ID:5KPzrnmk E
[175]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/19(木) 00:32:14 ID:??? >>171 その辺りは直前の描写や今後のイベントなどにより色々考えてはいますね。 新田のシュートが不思議な軌道を描いたり、井沢が『南葛』という立場に縛られていたりなどで。 まぐれと言うよりは相手の虚を突く『クリティカル』。 それこそ『必殺の一撃』のようなものだと捉えてくれれば幸いです。 ============ >C みんなすまん!もう点はやらない!だからお前たちも必死に守ってくれ! 森崎「みんなすまん!もう点はやらない!だからお前たちも必死に守ってくれ!」 森崎はまず開口一番に自分の非を詫びた。 ナポレオン以外ならばなんとかなる。そういった驕りの感情がまったくなかったといえば嘘だからだ。 仮にも共に世界一の栄冠を勝ち取った全日本ユースのチームメイト。 予め対策を用意し、シュートを打たせる前に止めることができていたかもしれなかった。 ロディ「森崎殿だけのせいじゃありません。この失点は私達全員の責任です」 ライアン「ぼ、僕も今度は競り負けません!ジョルジュさんやオグマさんに援護してもらって相手の攻撃を塞き止めます!」 クリス「残り時間、全力でゴールを死守しましょう。分かったわね、みんな!」 ルーク「(うう…オーバーラップしてぇけどそんなこと言える空気じゃねぇなぁ…)お、おうとも!任せんしゃーい!」 自分たちで士気を回復させ、発奮する第七小隊の若きルーキー達。 そんな彼らを、マルスは頼もしそうな目で眺めつつ森崎に近づいてくる。 マルス「はは、彼らももうすっかり一人前の顔だね。みんな頼もしい限りだよ」
[176]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/19(木) 00:34:04 ID:??? 森崎「……悪いなマルス。俺は情けねぇよ。こんなに頼もしくない先輩で恥ずかしいよ……。 本当ならカインのように導いたりアベルのようにアイツらを活躍させてやるくらいの度量が必要なんだ。 ジェイガンさんに頼まれたように、教官らしいことをもっとしてやるべきだったんだ……」 マルス「何言ってるのさ。君は彼らに教えてくれたよ。一番大事なことをね」 森崎「一番大事なこと…?」 マルス「君が最も得意とすること。誰にも負けないこと。…自分がいちばん分かってるはずだよ」 そこまで言われて、森崎もようやく思い出す。たとえどんな困難にまみれ、苦境に立たされようとも。 決して逃げ出さず、歯を食いしばって耐えぬくこと。自分の力と仲間の力を信じ、最後の最後まで諦めないこと。 マルス「どれだけ技術があってもひっくり返されることもある。勝負は時の運って言うしね。 でも、そこでくじけずに次の勝負に立ち向かえる強さ。……君はそれを忘れてしまったのかい?」 森崎「……んなわけあるかよ。俺を誰だと思っていやがる。俺は……俺は森崎有三! どんな勝負も諦めず、勝利をもぎ取ってきた男だぜ!!」 マルス「それでこそ僕の知ってる森崎だ。残り20分、僕も引き気味のポジションを取るよ。 出来るだけシュートを打たせないようにマークを敷いてみせるからね」 森崎「ああ。頼んだぜ、マルス……」 マルス「苦しいなら頼ればいいさ。サッカーは一人で戦うものじゃない。僕達は仲間なんだ。それだけは忘れないでくれ」 そう言い残し、マルスはキックオフのためにセンターサークルへと走っていく。 森崎「…ったく、相変わらず歯の浮くようなセリフをベラベラと…………うっし!!」
[177]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/19(木) 00:36:05 ID:??? 彼の気恥ずかしいセリフも、今の森崎にとっては立派な発奮剤だった。 改めて気合を入れ直し、森崎はチーム全体に指示を出す。 ☆どうしますか? A 無理に攻めこまず、マルスを中心にボールを回せ! B 無理に攻めこまず、ジョルジュを中心にボールを回せ! C アベルに左サイドの奥深くでボールをキープし続けてもらおう D オグマに右サイドの奥深くでボールをキープし続けてもらおう E いや、やっぱり守るより攻めろ!攻撃重視の作戦で行く! F 万が一に備えてガッツ回復だ。寝るぞ! G その他(ボールを回したい人や戦術などを明記してください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[178]森崎名無しさん:2012/01/19(木) 00:38:38 ID:Ewhsk2Vw C まず取られないし、攻撃にも転じられるし
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24