※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[359]森崎名無しさん:2012/01/26(木) 22:30:01 ID:FPodcjjE 中里
[360]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/27(金) 23:05:20 ID:??? >中里 森崎「よぉ、中里。とりあえずお疲れさん。あんまり目立ってなかったなお前」 中学時代から気心の知れた友人である中里に話しかける森崎。 森崎の悪意のない嘲りに苦笑しつつ、中里は答える。 中里「森崎殿か。いやはや、マクロニソス合宿の時は必ず勝つと息巻いたものの いざ戦ってみると思うようにいかないものでござるなぁ」 森崎「それはお互い様だ。俺だってあんな失点を喫するとは思っても見なかったぜ」 中里「井沢殿の執念が結んだ1点…さすがの森崎殿も止めることは叶わぬか」 森崎「執念…ねぇ。昔からアイツは何かと負けん気みたいなのをエネルギーにしてきたからな」 中里「拙者はあの者は恵まれていると思うでござる。常に周囲に超えるべき壁が並べられている… 夢を見失わずに精進を続けられるのは、正直とても羨ましいと思うでござる。 全日本A代表のレギュラーの座を掴むまで、井沢殿の気迫は衰えることはないのでござろうな」 森崎「夢って、お前は確か…」 既に失われつつある忍道を未だ受け継ぐ中の里の末裔である中里は、 里の存続と繁栄のため、サッカーで名を上げるべく特別に忍の道から大きく外れた生活を許されている身だ。 すなわちその目的が為せられないと分かれば、彼はまた家の柵に囚われ二度とサッカーをすることはできなくなるだろう。
[361]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/27(金) 23:06:56 ID:??? 中里「……拙者ももう今年で20歳でござる。そろそろ何らかの成果を持っていかなければならぬ時期。 サッカーを、夢を追い続けるためにも、拙者はもっと名を売らねばならぬ。 しかし、今の拙者の実力ではとても海外クラブのお声はかかるものではない。 ならば国内でと気張ったものの、この体たらくではにんともかんとも。 つくづく、人生とはどうにもうまくいかないものでござろうのう……」 森崎「中里……」 中里「と、これは失敬。これからプロとして華々しい世界へと羽ばたく森崎殿には相応しくない話でござったな。 南武フースバルには新田殿が、東邦タイガースには山森殿がいる。応援してあげないと…」 夢を叶えようとしている自分の近くに、夢を諦めようとしている者がいる。 そして、夢を未だに諦めずにひたむきに先の見えない道を走ろうとしている者もいることに森崎は気づく。 森崎「(俺は恵まれている方なのだろうか。こいつらのように挫折する奴らの上にたつことで…)」 自分たちは夢を叶えることが出来ている。栄光を受け、輝かしい新たなステージへと登って行ける。 残酷な現実が切なく心に染み渡っていく。森崎はまもなく試合が始まろうとしている中里に目をやり…… ☆どうしますか? A「俺にはどうすることもできやしないが、頑張れよ。応援してるぜ! B「まだ何か出来ることがあるだろ?実費研修とか、なんなら殴り込みでもいいさ! C「俺がドイツで盛大に宣伝してきてやるさ。中の里をよろしくお願いしますってな! D「どっちが勝つか予想しようぜ。なにか賭けてさ! E 無言でキックオフを待つ選手たちへと目を移した。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[362]森崎名無しさん:2012/01/27(金) 23:14:33 ID:OVZKHDVo B 自由選択肢があったら「アカネイアで一緒に戦わないか」的なナニをですね…w まじめな話、中里はメカと並んで戦力として活用できそうな数少ないキャプ森勢じゃね、という
[363]森崎名無しさん:2012/01/27(金) 23:16:04 ID:ngXKK2a6 B
[364]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/27(金) 23:41:10 ID:??? >>362 一応平和な世界になったという現状、そういった誘いはちょっと難しいですねw ただ『一緒に戦う』という展開は後々あると思います。 ============ >B「まだ何か出来ることがあるだろ?実費研修とか、なんなら殴り込みでもいいさ! 森崎「諦めんなよ!」 中里「…森崎殿?」 森崎「そんなにすぐに諦めるような夢だったのか?お前のサッカーに対する想いはその程度だったのか?」 中里「失敬な。拙者はただ…今の環境ではもう立ちいかなくなっていると… 新田殿や石崎殿のように海外研修の機会でも訪れればすぐにでも飛びつくでござる。 チャンスがあるのなら縋りたいでござるよ!」 森崎「馬鹿!チャンスなんてのは待って手に入るものじゃないんだよ! まだ何か出来ることがあるだろ?実費研修とか、なんなら殴りこみでもいいさ!」 中里「し、しかし……そんな簡単に事は運ばぬ。それに、今の拙者はどうみても力不足。 忍びの技を使ったとしても、アベル殿の足元にも及ばなかった……!」 森崎「だったら鍛えればいいじゃねぇか!お前の家のあの拷問器具はなんのためにあるんだよ!」 中里「無茶を言うなでござる!拙者には分かる!拙者の才能では……一流の選手になぞ成れぬということを……」 森崎「才能……才能、さいのう、サイノウ!そのたった四文字の言葉でお前は自分の人生を片付けちまうってのか!」 中里「!」
[365]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/27(金) 23:42:55 ID:??? 森崎「今お前の目の前にいる男は才能の欠片もない、凡人の代表格みたいなものだ! だけど俺はプロになったぞ!諦めてんじゃねぇよ!中里!」 だが、森崎は知っていた。何者かの意思で与えられた『星』の力で与えられた成長の促進。 この力がなければ、自分も中里のように夢を諦めるか、もしくは初めから 自分の器に見合った小さな目標しか掲げることが出来なかっただろう。 森崎「(だからって……目の前で夢を諦めかけてる友達を放って置けるかよ!)」 本心で語れないもどかしさを隠しながら、森崎は熱心に中里に説得を試みる。 しばらく瞳を閉じて何か考えていた様子の中里だったが、直に静かに口を開く。 忍者夢追伝→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→確かに、まだ諦めるのは早計でござったな…! スペード→拙者も諦めたくはないでござる。だが、能力の伸び悩みだけはどうすることもできないでござる… クラブ→森崎殿は凡才ではない。拙者とは違う種の人間でござろうに…… JOKER→シェスター「よっ、なんか楽しそうな話してんじゃん」ゲルマン忍者シュシュッと参上!?
[366]森崎名無しさん:2012/01/27(金) 23:44:17 ID:??? 忍者夢追伝→ ダイヤ7
[367]森崎名無しさん:2012/01/27(金) 23:52:21 ID:??? うわ、そこそこ厳しい判定だったか・・。うまくいってよかった。
[368]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/28(土) 00:19:24 ID:??? >>367 中里が本当の強さを手に入れるのは険しい道のりですが、頑張ってもらいたいですね。 ============ 忍者夢追伝→ ダイヤ7 >ダイヤ・ハート→確かに、まだ諦めるのは早計でござったな…! 中里「…確かに、まだ諦めるのは早計でござったな…!」 森崎の言うようにどの海外クラブでもいい。ダメ元でも実費研修を申し込んでみるべきだ。 能力の伸び悩むこの才能の枯れた体も、修行に修行を重ねれば改善するかもしれない。 まだやれることはあるはず。まずは両親にもう一度話をしよう。 自分がどれだけサッカーのことを真剣に考えているのか。故郷の発展を願っているのか。 世の中には30を過ぎてから大成する選手もいるという。まだ時間はあるはずなのだ。 それでも叶わぬというのなら、たとえ抜け忍となろうとも自分の夢を追い続けてみたい。 中里「迷いを振り払うことが出来たでござるよ。感謝いたす、森崎殿」 森崎「……いや、いいさ。俺はお前のこと、応援してるからな」 中里「フフ、ところで森崎殿はシェスター殿と同じチームに入団するでござるな?」 森崎「ああ、そうだけど」 中里「しからばこれを預かってもらいたいでござる」 そう言うと中里は古ぼけた巻物を手渡してきた。きつく紐で縛られたそれは見るからに年季物のようである。 中里「あの者に渡して欲しいでござる。……拙者の僅かばかりの贈り物でござるよ」 森崎「これはアイツが喜びそうなものだな。でもお前が直接渡せばいいじゃないか。どうしてわざわざ俺を通す?」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24