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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[420]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:15:41 ID:??? ミハエル「見せてあげます。これがワタシの切り札。……ロ〜〜〜〜ズバスタ〜〜〜〜!!」 ギュウウッ……ズシャッ!! アンナ「ミハエルくん直接ゴールを狙う!こ、このシュートは…!」 土屋「うっ……こ、これは!?」 土屋の目に映るボールは、鋭い回転がかかっているわけでも、ものすごい豪速球でもなかった。 しかし、ミハエルのダンサー特有の繊細な爪先で蹴りこまれたこのシュートは不規則な揺れを引き起こし、土屋を幻惑させる。 土屋「(馬鹿な。トゥーキックシュートでこれほどまでのシュートコントロールをつけられるものなのか?)」 フースバルの選手たちの壁をすり抜け、土屋のパンチングもかわしたボールはゴール隅へと綺麗に収まった。 アンナ「き、決まった〜〜〜!東邦タイガース、2点目を奪いました!」 石崎「あ、あいつ……ミドルシュートも打てたのか?南葛戦じゃドリブルばっかだったのに…!」 早田「くっそォ…バンビーノ……ミハエル……俺は、俺はファールなんてしちゃいねぇ…しちゃいねぇのに…!」 ミハエル「フフン、決まりましたね」 バンビーノ「おい、俺の尊い犠牲があってこそってのをわすれるなよな」 ミハエル「感謝してますよ。…見ましたかヤマザルくん。これこそが美しいサッカーデース。オホホホホ」 軽やかに自陣へと戻っていくタイガースの助っ人二人。 フースバルの監督である陽子は、この一連の流れに溜息をつかざるをえなかった。 陽子「たまげたもんだわ。あそこまで完璧なシュートを決められるとため息しか出ないわ。ハァ〜」
[421]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:17:26 ID:??? 強豪チーム相手に手も足も出ない現状に嫌気がさしたことでのため息。 だが、この何気ないため息がこのあとの試合を大きく動かすことになる。 陽子に並々ならぬ熱意を上げている石崎という男。 この陽子のため息を『絶好の賞賛』のサインだと勘違いしてしまったのである。 石崎「(が、ガビーン。そ、そんなァ…よ、陽子ひゃ〜ん……)」 気のせいか、陽子の顔が仄かに赤く染まっているように見える。 もちろんそれは石崎の盛大な勘違いなのだが、 陽子への愛に生きる石崎にとって激情に走らせるには十分すぎるキッカケだった。 石崎「ぐっ…ぐぐぅ……あ、あんにゃろ〜調子に乗りやがって〜!!」 ガシッ! 土屋「い、石崎君!?」 石崎はネットに巻かれるボールを拾うと、自らセンターサークルへと走りキックオフを行う。 小豆沢「どうしたんだ石崎、2点差は確かに厳しいところだが君が上がってくる状況じゃ…」 石崎「な〜にが ローズバスターだ!そのぐらい俺にも出来るぜ! 見ててください陽子さん!男石崎、あなたのくらんだ目を今覚まします!」 沢田「う、嘘ォ!あの石崎がキックオフシュート!?」 反町「無茶な。いくらキック力があっても、まともなコントロールがつけられるものか」 石崎「(えーっと、確かあのオカマ野郎はこんな態勢で……こんな風に蹴り込んだはず!)」
[422]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:19:35 ID:??? 陽子を魅了したあのシュートを、自分も決めることで振り向かせてみせる。 今、石崎の一世一代の恋の大勝負が始まろうとしていた。 恋のダンスサルト→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します K→なんと!石崎のシュートはゴールの枠をしっかりと捉えている!? JOKER→K+ネットを突き破るほどの威力でゴールイン!おや?陽子さんの様子が… クラブA→シュートはふらふらと上がり、陽子さんを直撃! それ以外→シュートはふらふらと上がり、ゴールポストに直撃!
[423]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:19:53 ID:??? 恋のダンスサルト→ JOKER
[424]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:21:12 ID:??? ちょwwwwwwwwww
[425]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:21:31 ID:??? 猿…このスレだと意外なほど勝ち組だよね
[426]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:02:18 ID:??? 闇ではなく綺麗な側でのレギュラー獲得か?w
[427]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:17:27 ID:??? ピンポイントwwwwwwwwwwww
[428]森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:20:34 ID:??? >だが、この何気ないため息がこのあとの試合を大きく動かすことになる。 ガチで試合を動かしたなwwwww
[429]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:29:19 ID:??? >>424 ( ゚д゚)…………( ゚д゚ ) >>425 ツインシュート止めたりオウンゴールやらかしたり ファインプレーでチームを助けたとおもいきやこれですか!? サンパウロ研修を経験してるという経歴を差し引いてもとんでもない躍進ですねw >>426 出番があるかはまだ未定ですが、味方になるのならとっても頼りになりそうです。 しかし現状独り身の森崎にとってはかなり精神的ダメージがかかることになっちゃうかもw >>427 ここでJOKERが出てくる辺り、実にモリブレムですねw >>428 あの文章がフラグになってしまうなんて。場合によっては東邦戦の難易度が少し上がっちゃうかも? ============ 恋のダンスサルト→ JOKER >JOKER→K+ネットを突き破るほどの威力でゴールイン!おや?陽子さんの様子が… ============ ミハエル「OH…なんという事でしょう。愚かなサルを奇行に走らせてしまうとは私はなんと罪深きことを」 バンビーノ「あいつ、あれでミハエルの真似をしているつもりなのか?お笑いだな」 石崎「うおおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜りゃ!?」 ズギャギャーーーーーーーン!!ズルッ! 実際に、石崎のミハエルの姿を模倣したトゥーキックシュートはあまりにも不恰好だった。 バレエダンサーのような高く上げられた足はガニ股になって腰の位置辺りまでしか上がらず、 無理な態勢でのシュートが災いし、インパクト直後に前のめりに倒れこんでしまう。 石崎「いでぇ!(うぐぐ…い、今の俺ってすっげぇ惨め?な、情けねぇ…)」
[430]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:30:49 ID:??? ここで、このアカネイア大陸においての大きな文化、力の象徴の一つとなっている『魔法』を思い出して欲しい。 今でこそ修行を積み、精霊を使役して魔道書の魔力を解放する形式が常となってはいるが、 古代の魔法とは、己の心にある様々な感情を行使することで熱や冷気を発生させるものだった。 そう。今の石崎の心は愛しき女性への愛情で溢れかえっており、 その力は100年前に大陸を救った救国の英雄アンリに亡国の王女アルテミスが送った祝福の魔法にも匹敵するものだった。 魔法とは強き思いの形。純粋な心が生み出す良き魔法は時に『奇跡』すら起こしてしまうのだ。 足りないセンスを根性で補ってきたこの青年は、今度は愛情という名のガッツでカバーする。 ドギュルルルルルル!ギュワワワーーーーーン!!ブヅン!バシュルルルルル…… 反町「な」 沢田「に」 山森「が」 コルドバ「お、起こったというのだ…?」 後藤「(み、見えなかった…何も……)」 中里「……こ、これは……な、なんという……」 森崎「は、はは……ははははは……お、おい、中里……これは何かの夢だよな……なぁ」 ピピイィィ〜〜〜!! アンナ「き……決まったァ!ゴーーーール!!推定50m強のこの距離から フースバルのDFである石崎くんのシュートが東邦のゴールを突き破った〜〜〜!?」 ニーナ「す、素晴らしいですね……あまりの凄さに言葉が浮かびません……」
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0ch BBS 2007-01-24