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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[460]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:37 ID:??? 進化する二枚刃カミソリ→ クラブK
[461]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:47 ID:??? 進化する二枚刃カミソリ→ ダイヤA
[462]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:52:00 ID:??? ガーネフさんウハウハっすね
[463]森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:15:18 ID:??? 結果的には敵に塩を送りまくる大会になってるねw
[464]森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:23:59 ID:??? ガーネフ、高血圧で死亡する痛恨のミス
[465]森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:24:00 ID:??? とはいえ石崎のオウンゴールで森崎の評価を落とすことなく鉄壁のブロッカーにまた一歩近づいたし イスラスも離反したしトータルで見れば悪くないんじゃない
[466]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/02(木) 23:58:16 ID:??? >>462 貴重なDF枠なのでありがたいですね。…って、そうじゃなーい! 闇のオーブ勢に加わる条件は色々あるのですが、 もちろん加入を防ぐ手立てが全くないわけではありません。 >>463 闇のオーブ勢は第2部の物語の流れを構築する大事な部分なので 多すぎても少なすぎてもダメな難しい部分なんですよねー。 >>464 過多の塩分はお年寄りだけじゃなくとも気を付けたいところですねw >>465 多くの人間との交流が破滅のツボで苦しむ森崎を救う手立てとなってくれるでしょう。 ============ 進化する二枚刃カミソリ→ クラブK >クラブ→コルドバのブロックでシュートが弾かれる!そして―― ============ 早田の代名詞でもある鋭い横回転をかけたカミソリシュート。 これに縦回転のドライブを加え、広い角度から狙えるロングシュートに進化させたもの。 それがこの『ダブルシェービングシュート』である。 早田「(左上空から襲いかかるようにして逆ネットに突き刺さる。止めようがねぇ完璧なコースだ)」 しかし、早田のシュートには足りないものがあった。そう、単純なシュートの『破壊力』である。 それは本来の彼にはそこまで必要ではなく、鍛える機会が無かったもので仕方ないといえば仕方ないのだが。 ボールを奪うことに特化していた彼の肉体では、より強烈なインパクトでシュートを放つ技術を身につけるには時間が必要だった。 その足りない要因が、この歴戦のCB、元コロンビア代表の名DFコルドバを追いつかせてしまった。 コルドバ「(なかなか面白いシュートを撃つ。だが、どれだけ曲げようとも向かってくるのはこのゴール内のどこか。 ボールの勢いがその程度では、十分にシュートブロックする時間は得られるのだよ)」 ビュッ…バゴォッ!!
[467]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/02(木) 23:59:40 ID:??? 早田「な…なにィ!!」 アンナ「弾いた!コルドバくんのブロックで、早田くんのシュートは勢いをなくし転がっていく〜〜!!」 コルドバ「(ただ曲げるだけのシュートならば、それこそプロの世界ではいくらでもいる。 それ以上の何を持っているか。シューターとしての才とはそういうことを言うのだよ)」 早田「(だ、ダメなのか…。タックルも、ブロックも、クリアーも…… シュートさえも、俺は役に立つことができねぇってのかよ……ちくしょう……!)」 こぼれ球は近場の東邦の選手がフォローし、すぐに大きくクリアーされてしまう。 その後フースバルの選手は必死に走りまわったが、ついに反撃の機会を再び得ることはかなわなかった。 ピッピッピィーーーーー!! アンナ「試合終了〜〜〜っ!!東邦タイガース、辛くも逃げきりました! 3対2でフースバルに勝利!明日のアリティア選抜戦に優勝の望みをつなぎます」 ニーナ「2連勝で単独トップを走るアリティア選抜と、1勝1敗で追いかける東邦タイガース。 明日の直接対決の結果如何では、南葛ウイングスにも優勝の可能性はありますね」 アンナ「エースの出場不可という大きなハンデを背負うことになっていますが、 どのチームも最後までハツラツとした試合を見せてくれることを願いたいですね。 それでは明日の最終日も、このアリティア特別競技場でお会いしましょう〜!」
[468]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:00:46 ID:??? 森崎「(早田のやつ、最後のシュートを外したのを相当悔しがっていたな。 昨日はあんなに自慢気に新技のことを話してくれたってのに。 ……しかし、東邦タイガースか。下馬評では日本一の戦力チームと言われているだけあるぜ)」 中里「(あのコルドバという選手、熟練の技の冴えを見せていた。 長年の経験と、守備の基礎に基づいた鉄壁のブロック。今の拙者に必要なのは正にあれだ。 これまで忍びの力で曲がりなりにもごまかしてきた拙者の真のサッカーの技術と しっかりと向き合う必要がありそうだ。その為には……)」 大会も2日目が終わり、一般兵がスタジアムの整備に明け暮れる頃、 暗殺組織の一員であるクライネは仲間のローローを伴い、肩をいからせながら建物の地下道を歩いていた。 同じく組織員の一人であるアイネに明日の作戦の打ち合わせと定期報告を行うためである。 ローロー「クライネ、さっきから機嫌が悪い。いったいどうした」 クライネ「……どうしたもこうしたもないわよ。アイツ、アタシの弓から逃げきるだなんて……」 思い出したくもない忌々しい記憶である。エストを誘拐し、アベルの出場を妨げるという 妨害の工作を放棄したイスラスの粛清のためにわざわざこんなかび臭いところまで追いかけてきたというのに。 ローロー「ああ。あの『裏切り者』か。で、どうする?まだまだまだまだ追いかけるのか?」 クライネ「フンッ、いいわ別にあんな奴。仮面の加護がなければ生きられない体の男に何ができるっての。 それよりも、早いところアイネと合流して……あっ〜!イラつく!ホコリっぽいたらありゃしない!」 ぐちぐちと不満を言いながら遠ざかる影を、排水口の奥で息をひそめるイスラスは見送っていた。 イスラス「(……さて、あとはアイツらだな。世話になった分、ケジメだけはつけておきたいところだ)」
[469]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:01:59 ID:??? 地下道を抜けたイスラスは、ここ数ヶ月共に過ごしてきたルームメイトたち…… 闇のオーブの呪縛にとらわれアカネイア大陸に拉致された者たちがいる郊外の隠れ家を訪れる。 イスラス「…………まぁ、予想はしていたがな」 イスラスを迎える3人の表情は必ずしも歓迎を表すものではなかった。 心配をするバビントン、困惑するストラット、そして敵意を向けてくる中山の視線を詰めたい表情で受け入れる。 中山「どういうつもりだイスラス!何故森崎の指示を無視した!納得の行く説明をしてもらおうか!」 バビントン「な、中山…お、落ち着いてよ…」 ストラット「おい、気持ちはわかるがそんなに怒鳴るなよ。…まぁ、後味の悪い仕事だったんだ。 やりたくねぇって気持ちは分かるさ。しかたねぇよな、うん。 だがよ、一刻も早く綺麗な体で元の世界に帰るためにはもうちょっとだな……」 イスラス「綺麗な体、か。あの下衆どもの思惑に踊らされた挙句人道を外れることをさせられて綺麗でいられるものかよ」 下衆という言葉に対し、中山がぴくりと眉をひそめる。それを抑えるようにストラットが少し声量を荒らげて言う。 ストラット「だから!割り切れって言ってんだよ!自分の意志を貫き通すのは立派さ。結構結構。 だがよ、今は素直に従うしか無いじゃねぇか。無理に逆らえそうな相手じゃないってことはお前だって分かるだろ!?」 自分たちの生活の全てを管理し、束ねる怪しげな呪術の数々を使いこなすガーネフという存在。それだけではない。 何よりも闇のオーブに染まった自分たちの力や精神の制御のための『仮面』という命綱に縛られているのだ。 イスラス「……ハッ。そんな後ろ向きな考え方が間違ってるのさ。 傷つきたくない、苦しみたくないからと逃げに逃げ続けてきたアンタにはお似合いだがな」 ストラット「なっ……テメェ!!今なんつった!?」
[470]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:03:14 ID:??? イスラス「逃げに逃げ続けてきたアンタにはお似合いだって言ってんだよ。 くだらねぇ。抗う勇気も無しに、分かったようなことほざくな」 ストラット「テメェ…!表出ろ!前々からそのすかした態度が気に食わなかったんだ!」 昔のトラウマを無法に傷つけられたストラットの怒りに火がつく。一触即発の雰囲気にバビントンは取り乱す。 バビントン「ちょっと止めてよ二人とも!喧嘩なんて見たくないよ! 中山、キミからもなにか言ってよ。二人を止めなくちゃ」 狼狽え続けるバビントンの言葉など耳に入っていないように、中山は虚ろな目でいがみ合う二人の姿を眺めていた。 中山「(……俺は辛い現実から目を逸らし、逃げることを望んでいた。 森崎を破滅のツボで傷付け、アイツの夢を壊してしまったことから 逃げ出したい一心で。それでこの世界に誘い込まれた。そう思っていた。 だけどアイツは、森崎はそんな俺を許してくれた。気にするな、また一緒にサッカーしようなと)」 その森崎が自分を信頼し、頼み込んでくれたのだ。自分の偽者を倒し、失った力を取り戻してきてくれと。 だがその願いは他人を貶め、不幸にすることで幸せを手に入れる後味の悪いものばかりだった。 元より気が優しく、気のよい友人たちに囲まれてきた中山の良心が痛まないはずはない。 中山「(だけど俺は…森崎を助けてあげたい。アイツの苦しみを少しでも取り除いてあげたい。 そのためだったら自分の手が汚れても構わない。だけど……他の皆は……)」 ガッシャーン!ドンガラガラ!バゴォッ!! 気がつけば取っ組み合いが始まっていた。体格にまさるストラットが優勢に見えるが、 イスラスは華麗なフットワークでうまく攻撃を避け、捌いている。 ストラット「テメェに……俺の気持ちが分かってたまるか!この冷血漢め!」
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0ch BBS 2007-01-24