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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[504]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:59:51 ID:??? 森崎「背中を向けたままシュートを…なるほどな。キーパーの目線からしてみれば怖い事この上ないぞ、それ」 早田「そりゃそうだ。なんせ180度を超える角度や。そんな常識外のシュートコース、そう簡単に見切れるものじゃない」 早田はニヤリと笑うと、ボールを拾い上げて適度な位置にボールを置く。 そしてゴールに背中を向けると、一度大きく深呼吸する。 森崎「出来るのかよ、早田。今のお前に」 早田「今の俺だからこそ、だ。下手に勢いがつくと、このシュートはラインを割る。 天性のシュート力は確かに俺には無い。だがな……神様っちゅうもんは何かしら ひとっつくらいの才能は与えてくれるもんだと俺は思う」 ダダダダッ!! 早田「(そうだ。それこそがこの…カミソリシューター早田誠の……)」 バシュウッ!! 早田「『ボールを曲げる才能』や!!」 ドバシュルルルルルルルルルルルル…………ク ン ッ ! ! 栗栖「ま、曲がった!」 新田「曲がったってものじゃない。あれは……屈折!折れ曲がっているぞ!」 森崎「(ボールの速度は相変わらずゆるい。だが…緩いからこそこれからどれだけの勢いで曲がっていくのかが判断できん…!)」 視界を大きく横切りながら迫ってくるシュートに、森崎は自慢の瞬発力を発揮するタイミングを計れない。 狙いは右のサイドネットであることは分かっているのだが、手が届くかどうかは微妙だった。
[505]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:01:11 ID:??? 森崎「(しかし、これくらいなら止められる。キャッチは無理でも弾くくらいなら…)」 ボールに勢いがないのが幸いだった。ギリギリシュートの軌道にボールを合わせる森崎。 しかし、早田が振り向きながら叫んだその時。 早田「曲がれ!曲がれ!曲がらんかーーーーーい!!」 グ ン ! 森崎「(お……落ちた!?)」 新田「そうか!ダブルシェービングシュートは縦回転も合わさった斜め回転のシュート! ボールの距離が長くなれば長いほど、その落差は大きく、予想を上回るものになる!」 バウンッ!ズバァッ!バシュルルルル…… ボールは一度地面を跳ねてからネットへと突き刺さる。 森崎は完全に予想とタイミングを外された形でゴールを許すことになってしまった。 森崎「は……はは……ははははははは!!こりゃあ一本取られたぜ!普通ボールがあんな曲がり方するものかよ!?」 早田「栗栖の話を聞いて俺も思い出したんだよ。ワールドユース大会で、シュートを変幻自在に曲げる奴らのことを。 大きく左右に揺れるシュート、あれはとても滞空時間の長いシュートだった。 だから俺も長く広く角度をとって、長時間ボールに回転を与えるようにしてみたんだ」 時間を置いての更なる回転。キーパーの判断を瞬時に崩すその変化はまさに早田ならではのシュートだった。 早田「感謝するぜ森崎。これなら俺のシュートでもキーパーの動きを固まらせることができる! 栗栖のマグナムトルネードも完成したし、明日の南葛戦、絶対勝利まちがいなしや! おーし、特訓も大成功に終わったことだし俺のとっておきのねぎ焼きをごちそうしてやるかね!」
[506]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:02:29 ID:??? 森崎「なにィ!そりゃあ嬉しいねぇ。そういや試合終わってからなんにも口にしてねぇや。腹が減ってしかたがねぇぜ」 栗栖「わーい!早田さんの料理が食べられるなんてたまらないですよ!」 新田「どうせならアリティアの人に聞いて厨房を借りちゃいましょう。本格的なの、ぜひお願いします!」 早田「おうよ!森崎への礼も兼ねて張り切って作っちゃる!」 こうして四人は確かな手応えを掴み、仲良く肩を組みながらアリティア王宮へと向かうのだった。 早田「(しかし…そのシニョーリとかいうガキ、たいした奴だぜ。 自身が回転することでこの変化に勢いを加味させるとは。世の中ってものは広いぜ。 だが、それは俺のシュートがまだまだ進化の余地があるってことでもある。 俺はやるぜ。ボールを曲げることに関しては俺は誰にも負けはせん!)」 優れた才能を複数持つ恵まれた者がいる。自分は決してそのグループには入っていないのかもしれない。 それでも自分に与えられた才能を信じ最後の最後まで走り抜けてやる。 そう決め込んだ早田からは、もう見えない影を追い続けようとする徒労は抜け落ちていたのだった。 ※早田、栗栖がパワーアップしました! ※早田、新田、栗栖の評価が上がりました!
[507]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:04:19 ID:??? 森崎「というわけで、やって来ました王宮食堂。おじゃましまーす」 早田「ほーう。さすがは一国の王宮!厨房もドデカイねぇ」 森崎たちが向かったのは、先日ブレーメン組と一緒に昼食を堪能した王宮の厨房である。 そこにはシーダをはじめ、シェフたちがやいのやいのと料理に勤しんでいる。 シーダ「あら、いらっしゃい森崎くん。また私たちの料理を食べに来てくれたのね?」 森崎「私『たち』?って、また他に誰かきているのか?」 今日の鉄人→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→シーダとカタリナとエストだ ハート→シーダとカタリナだ スペード→シーダとカタリナとクリスだ クラブ→シーダとカタリナとクリスとセシルだ クラブA→シーダとカタリナとクリスとセシルとアテナとノルンだ JOKER→シーダとカタリナとエストとエリスだ
[508]森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:06:14 ID:??? 今日の鉄人→ スペードK
[509]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:22:34 ID:??? 今日の鉄人→ スペードK >スペード→シーダとカタリナとクリスだ ============ カタリナ「こんにちは皆さん」 クリス「ど、どうも…」 厨房の奥からひょっこり顔を出したのは第七小隊軍師であり、料理の腕は確かなカタリナ。 おずおずと首を伸ばすのはお世辞にも料理は得意とは言えない部隊長のクリスである。 シーダ「今日はカタリナと一緒にクリスに料理を教えているの。 行軍任務の時に料理を作ったんだけど、もっと料理が上手になりたいって……うん」 もにょもにょと口ごもるシーダに、森崎はある程度予想はつくものの心配そうに訪ねてみる。 森崎「……やっぱり、その、イマイチなのか?」 シーダ「え、ええ。その…なんというか…その…」 はっきりと口には出さないものの、シーダもクリスの料理下手に難儀しているようである。 包丁の使い方はある程度器用にこなせるようになったものの、下ごしらえや味付けに関してはまだまだとのことだ。 カタリナ「大丈夫ですクリス!料理は心!愛情です!食べてもらう人のことを思えば美味く出来ます!」 クリス「お、オッケー!心を込めて…心を込めて………うぐぐぐ……やっぱりなんだか『鋼』の味がするよう…」 シーダ「元気を出してクリス。次はこっち、煮物に挑戦してみましょうか」 森崎「(やっぱり料理も才能ってものがあるのかね。よく分からんけど)」 同じ食材をこうも違うものに変えてくれる奇跡を目の当たりにしながら、森崎は――
[510]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:24:00 ID:??? ☆どうしますか? A お腹がすいてもう限界。とりあえず何か料理を出してもらう。 B シーダに早田に厨房を貸してもらえるよう話をしてみる。 C クリスに早田に料理を教わってみてはどうかと話をしてみる。 D 突然だがここでクッキングバトルを行う! E その他(好きなセリフや行動をお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[511]森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:25:56 ID:??? E 突然だがここであえて 告白 バトルを行う!
[512]森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:27:52 ID:4htJ+YuA C
[513]森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:28:34 ID:ShYviHN6 C それでもマコッちゃんなら…マコッちゃんならなんとかしてくれる! たぶんBのほうが目先のHP上昇には有利なんだけど、先々のことを考えたい。
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0ch BBS 2007-01-24