※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【蟹座に】キャプテン岩見25【栄光あれ】
[906]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 14:58:43 ID:7q9I817U ----第一ループ---- 岩見たちの意識が、この時間軸のほむらへと流れ込んだ。 といってもほむらには干渉できない。傍観者に過ぎないのである。 ほむらは、転校生として見滝原中学に転校してきていた。 だが、この時は魔法少女にもなっておらず心臓の病気が治っておらず 病弱で大人しい女の子だった。このときはまだ眼鏡をかけていた。 学校に入っても、勉強ではついていけず、体育でも準備運動で倒れてしまい クラスの子たちからも陰口を受けていた。 そんな中、まどかと出会ったのである。 まどか「ほむらちゃんってカッコいい名前だよね。こう燃え上がれって感じで」 この時間軸のまどかは自信に溢れ、活発な少女だった。 ほむら「でも名前負けしてます。」 まどか「それならほむらちゃんも格好よくなっちゃえば良いんだよっ」
[907]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:05:43 ID:7q9I817U まどかの励ましを受けても、ほむらは自己嫌悪をしてしまっていた。 その結果、魔女の口付けに捕らわれて、結界へと誘い込まれてしまう。 そこを助けてくれたのが、まどかとマミだった。 まどか「秘密がばれちゃったね。クラスのみんなには内緒だよっ!!」 マミ「大丈夫?でも私たちが来たから心配無用よ」 ほむらが最初に見た魔法少女はまどかとマミであった。 これが彼女の運命を決める出来事となってしまう。 -----ほむらの中のまどかたち----- まどか「マミさんとコンビ組んでたんだね。私って」 マミ「1人ぼっちじゃないのね。」 さやか「私がぼっちかよ。」 杏子「大丈夫、あたしもだ。」 ここまでさやかと杏子の出番はあまりない。まどかとマミが中心となって この時間軸のほむらの生活が過ぎ去っていく。 岩見(このほむらも新鮮だな。) この頃はまだおどおどしていて保護欲を沸かせるような少女だったのだが どういった経緯でクールになったのか。岩見は少し気になっていた
[908]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:14:52 ID:7q9I817U マミとまどかによって助け出されたほむらは、QBを見ることができたので 彼女たちと一緒に行動し、魔法少女とはどんなものか体験していくことになった。 この時点ではまだ契約しておらず、願い事も決めてはいなかった。 QBはほむらが居ることでまどかの戦う意欲を引き出し、魔女化させようと考えていたので この時点では積極的には勧誘することもなかった。 そして日が経ち、運命の日がやってきた。 ワルプルギスの夜。ほむらの宿敵であり、倒さなければいけない相手との戦いの日である。 その戦いは過酷であった。 舞台装置の魔女と言われるワルプルギスの夜の力は強大。 まどかとマミの力でも全く歯が立たない相手であったのだ。 その苛烈な攻撃にマミは命を落とし、残るはまどかとほむらだけとなってしまった。 -----ほむらの中のまどかたち----- マミ「……」 まどか「これがワルプルギスの夜……」 さやか「マミさんが……」 杏子「なんだよこれ……」 ほむら以外はワルプルギスの夜がどんなものか、話でしか聞いたことがなかった。 だが、実物は話で聞いていたよりも強大な敵であった。 ベテランであるマミですら全く歯が立たず、命を散らしたのである。
[909]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:29:58 ID:7q9I817U 絶望な状況であってもまどかは諦めなかった。 マミが死んだ状態で、残っている魔法少女はただ1人。 彼女が戦わなければ数千人が被害に遭う。 ほむら「えっ…そんな……巴さん、死んじゃっ、たのに… 一人だけであんなのに勝てっこない!鹿目さんまで死んじゃうよ?」 目の前にマミの亡骸があり、勝てる戦いとは言えなかった。 まどか「それでも、私は魔法少女だから。みんなのこと、守らなきゃいけないから」 ほむらを置いて、まどかはワルプルギスの夜に1人立ち向かっていった。 だが、敵うはずもなかった。強大なワルプルギスの夜の力にまどかは 返り討ちにあい、敗北してしまった。 ほむら「どうして…?死んじゃうって、わかってたのに…。 私なんか助けるよりも、あなたに……生きててほしかったのに…」 まどかがやられ、残ったのはほむらだけ。 QB「その言葉は本当かい?暁美ほむら。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい? 戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」 現れたのはQB。ここでも勧誘を忘れていなかった。 マミとまどかが死んだ以上、エネルギー回収ノルマを達成させるためには魔法少女が必要だった
[910]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:37:19 ID:7q9I817U ほむら「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」 QB「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」 絶望な状態に陥ったほむらには契約を結ぶしか道がなかった。 ほむら「私は……。私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」 泣きじゃくりながら、QBに自分の願いを伝えた。 力がなくてまどかと共に戦うことすらできず、彼女に守られているだけでしかなかった。 そんな自分ではなく、彼女を守れる自分になりたい。 この願いが彼女の戦いの始まり。地獄の連鎖の始まりとなったのである。 QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!!」 魔法少女になったほむらは、転校する前の時間軸へと時間遡行を行った。 彼女の願いはまどかとの出会いをやり直すこと。その魔法は時間遡行だった。 それだけでなく1ヶ月分、時間を止めることが可能だった。
[911]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:42:12 ID:7q9I817U -----ほむらの中のまどかたち----- ほむら「……」 まどか「ほむらちゃん、私のために契約してくれたんだね」 さやか「これからが本当の地獄なんだよね。結構ハードな内容だったけど」 マミ「ごめんなさい。私の力不足ね。」 杏子「あんなの相手にするのかよ。しっかり鍛えておかないと辛いな」 1週目からハードな終わりだった。だが、本当の地獄はこれからである。 岩見(ふぅ……友達の死を見るのは辛いだろうな……) どうしますか? Aほむらを抱きしめる Bマミを励ます Cほむらに眼鏡かけた方が可愛いぞと言ってみる D次に進もう E好きなことをお書きください 先に2票入った選択肢で進行します
[912]森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:06:59 ID:ShGX0j8+ A
[913]森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:07:25 ID:rTNfYKFs A
[914]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:29:15 ID:JzjC2CZ2 Aほむらを抱きしめる 岩見(これだけ辛い思いをしていたとはな。) 友達の死を何度も見ることになったほむらの心境は相当辛いだろう。 それも目の前だ。そんな中でも希望を捨てず魔女にならなかった彼女は 相当心が強いのだろう。 岩見はほむらを抱きしめてあげた。 ほむら「……私を励ましてるつもり?」 岩見「ここまで辛い思いをしているとは思わなかった。 もっと甘えても良いんだぞ。」 ほむら「……大丈夫よ。私は。」 それでもほむらの顔は少し緊張から和らいでいた。 ※ほむらの好感度が上がりました。
[915]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:38:18 ID:JzjC2CZ2 ほむら「まだこれは序の口よ。ここからが本番。」 -----2度目のループ----- ほむら「はっ?ここは…。私、まだ退院してない…。はっ!?夢じゃ、ない…」 病院で目覚めたほむら。手もとにはQBとの契約の証ソウルジェムが握られていた。 今まで見てきた光景が夢でない証拠だった。 そしてまた転校初日が始まった。 ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」 最初とは違い、おどおどした感じが少しなくなっていた。 2回目ということと、魔法少女になったということが作用しているのだろう。 ほむら「鹿目さん、私も魔法少女になったんだよ!これから一緒に頑張ろうね!」 担任の先生がほむらの紹介をする前に、ほむらはまどかの方に歩いていき 言った。前回はまどかと共に戦うことができなかった。 まどかと一緒の魔法少女になれたというのは彼女にとって嬉しかったのだ。 まどか「え?…えぇと…ぅぅん…」 クラスメイトの前で、魔法少女になったと初対面のほむらに言われて なんと返して良いかまどかは困ってしまった。
[916]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:46:26 ID:JzjC2CZ2 まどか「それにしてもいきなり魔法少女になったなんてみんなの前で言うから驚いたよ〜 でも気持ちはわかるけどね。私も魔法少女になった時は嬉しかったもん」 屋上でまどかと話すほむら。 先ほどの件でのお話だ。 ほむら「す……すいません。驚かせちゃって。」 まどか「良いよ〜。それにしても魔法少女が3人か〜 魔法少女は私とマミさんだけだと思ってたのに。ほかにも居たんだね。 でもどうして私のこと知ってたの?まだきゅうべぇと契約してそんなたってないのに」 ほむら「きゅうべぇから聞きました。鹿目まどかという魔法少女がいると。 そしてようやく会えたので……つい」 ほむらはその後まどかに魔法少女として強くなりたいから指導をしてほしいと 頼み、マミに魔法少女としての戦い方をまどかと共に教えてもらうことになった。 前のループでは、戦うこともなかったので、魔法少女としてはルーキーだ。 それに身体も弱いので運動能力にも期待できない。 マミと共に、自分の魔法と相性の良い戦い方を模索していく。 ほむらが選んだ武器は爆弾だった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24