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【蟹座に】キャプテン岩見25【栄光あれ】
[934]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:33:48 ID:10CxPcIA Cマミのソウルジェムの濁りを取り除いておこう 岩見「念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておこうか。」 先ほどのまどかのように苦しんで魔女化するわけにはいかない。 念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておくことにした。 グリーフシードの予備は何個も持っているらしいので、大丈夫そうだろう。 ほむら「私が蓄えてあるわ。これを使いなさい。」 マミ「ありがとう。あんな風になるわけにはいかないものね」 これから精神的にきつい場面が増えてくるだろう。 マミの精神はそこまで強くないので、ケアーが必要だ。 ※マミのソウルジェムの濁りが完全になくなりました。 マミの好感度が上がりました。
[935]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:43:16 ID:10CxPcIA -----3ループ目の世界----- ほむら「伝えなきゃ……みんなキュゥべえに騙されてる!」 またいつもの病院で目覚めたほむら。 時間遡行したおかげで、日時は戻っていた。 先のループで知った魔法少女の真実。 これを伝えなければいけない。ほむらはそう確信していた。 だが現実はそう甘くなかった。 さやか「あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて、一体何の得があるわけ?」 ほむら「それは…」 さやか「私達に妙な事吹き込んで仲間割れでもさせたいの? まさかあんた、ホントはあの杏子とか言う奴とグルなんじゃないでしょうね?」 早速そのことをみんなに話してみた。 だがほむらの思惑とは裏腹に事が進んでしまったのだ。 ほむら「ち、違うわ!」 まどか「さやかちゃん。それこそ仲間割れだよ」 まどかが止めに入るがさやかは止まらなかった。 彼女はほむらに不信感を抱いていた。
[936]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:47:11 ID:10CxPcIA さやか「はあ、どっちにしろ私この子とチーム組むの反対だわ。 まどかやマミさんは飛び道具だから平気だろうけど、いきなり目の前で爆発とか、ちょっと勘弁して欲しいんだよね。 何度巻き込まれそうになった事か」 この時期のほむらの武器は爆弾だった。ゴルフクラブでは戦力になることもできず 自家製の爆弾で魔女を葬ってきたからである。前の時間軸でまどかと共に考えた彼女の戦い方だった マミ「暁美さんには、爆弾以外の武器ってないのかしら?」 ほむら「え?ちょっと、考えてみます…」 見かねたマミが、ほむらに違う武器はないかと話を切り出した。 チームワークを崩すわけにはいかないと考えたのだろう。 ほむらは新しい武器を考えなければいけなかった。 彼女が考えた末、選んだのは近代兵器だった。 某自営業のアジトから拳銃と弾薬を盗み、軍からも武器を拝借した。 時間を止められる彼女ならではの調達方法で、武器を手にしたのである。
[937]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:57:52 ID:10CxPcIA これで十分な火力を手にすることができ、爆弾以外の攻撃方法を手に入れたのである。 だがこの後、ほむらが危惧していたことが起こってしまった。 さやかの魔女化である。魔法少女の身体の秘密を知らされ、友人である仁美が上条恭介のこと を好きであると知った彼女は、ネガティブになっていき、ソウルジェムを汚していったのだ。 魔法少女は希望を力に変える反面、不の感情を溜め込むと、ソウルジェムを濁していくのだ。 ほむらがさやかを魔法少女に向いていないというのはこれが原因である。 杏子「テメェ、一体何なんだ?さやかに何しやがった」 まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。こんなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」 魔女化した以上、戦わざるを得ない。 それでも杏子やまどかにとって、彼女はさやかなのだ。 だが魔女になってしまった彼女にはもう言葉は通じない。 祈りを力に変えた分、負を撒き散らす存在になる。これが魔法少女の避けられない宿命。 ほむら「ごめん…美樹さん…」 ほむらの爆弾によって、さやかだった魔女を殺すことには成功した。 しかし、それはさやかを殺したということと同じことだった。
[938]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:03:19 ID:10CxPcIA 杏子「さやか…。チクショウッ…。こんなことって…」 まどか「ひどいよ…こんなのあんまりだよ…」 さやかだった魔女を倒したことで、全員悲しみに暮れていた。 そして魔法少女の真実を知ることになったのだ。 その真実に耐えられない者が一人出てしまった。 それはマミだった。 ほむら「はっ!?巴さん!?」 ほむらをリボンで雁字搦めにし、杏子のソウルジェムをマミが撃ち抜いた。 彼女の精神が耐えられなかったのだ。 マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない! あなたも、私も……!」 ほむら「や、止めてっ!」 今度は銃口をほむらに向けた。 仲間内がギクシャクしていたこともあり、マミはその纏め役だった。 精神的疲れがピークに達したのも錯乱の原因だ。 それを止めたのはまどかだった。 マミのソウルジェムを弓で撃ち抜いたのである。
[939]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:09:37 ID:10CxPcIA まどか「嫌だぁ〜…もう嫌だよ、こんなの…」 ほむら「大丈夫だよ。二人で頑張ろ?一緒にワルプルギスの夜を倒そう? まどか「うん…」 残ったのはまどかとほむらの2人だけだった。 悲しみに暮れている時間は2人には残ってない。最大の敵、ワルプルギスの夜が待っているからである。 2人はワルプルギスの夜と戦ったが、ソウルジェムの濁りは限界に近づいていた。 まどか「私たちも、もうおしまいだね」 ほむら「グリーフシードは?」 ほむら「そう…。ねぇ…私たち、このまま二人で、怪物になって…こんな世界、何もかもメチャクチャにしちゃおっか? 嫌なことも、悲しいことも、全部無かったことにしちゃえるぐらい、壊して、壊して、壊しまくってさ…。 それはそれで、良いと思わない?」 まどかとほむらは、倒れたまま話を続けた。 2人に残っている時間はほとんどなかった。グリーフシードがなければ浄化できない まどか「さっきのは嘘。1個だけ取っておいたんだ」 まどかが取り出したのは1つのグリーフシード。1つだけ残していたらしい。 そのグリーフシードでほむらのソウルジェムを浄化した
[940]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:13:40 ID:10CxPcIA ほむら「そんな…!何で私に!?」 まどか「私にはできなくて、ほむらちゃんにできること、お願いしたいから ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね?こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね」 ほむら「うん……」 何度やっても倒れてしまうまどかを救うためにほむらは時間遡行を繰り返した。 だが、今回も無理だったのだ まどか「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」 ほむら「約束するわ。絶対にあなたを救ってみせる。何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる!!」 ただワルプルギスの夜に勝つだけではない。 まどかを魔法少女にしない。 これが今回のループからほむらが誓ったことである。 まどか「よかった…」 まどか「うわぁあっ!」 まどかが苦しみ始めた。魔女になり始めている証拠である。 既にソウルジェムがグリーフシードに変わりかけていた。 まどか「もう一つ、頼んでいい……?」 苦しみながらもまどかは、ほむらにお願いをする。 魔女になってしまうまで猶予はほとんどない。
[941]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:19:17 ID:10CxPcIA ほむら「うん……」 まどか「私、魔女にはなりたくない。嫌なことも、悲しいこともあったけど、守りたいものだって、たくさん、この世界にはあったから」 まどかの最後の願いは、魔女になる前に殺してくれというものだ。 みんなを苦しめる魔女になるのではなく、魔法少女のまま死にたいということだ。 ほむら「まどか……!!」 まどか「ほむらちゃん、やっと名前で呼んでくれたね。嬉しい……な」 苦しみながらもまどかは言葉を捻り出していた。 声を出すのも辛いだろう。それでも自我を保っていられるのは彼女の強さだった。 ほむら「はっ……ぅ、ぐっ……うぅ………うう゛ううううう゛うう゛うう゛う!!」 ほむらは泣きながら、まどかの最後の願いを実行した。 魔女になって人々を苦しめることなどしてほしくなかったからだ。 そしてもう一度時間遡行をすることを決めた。 時間遡行できるようになるには、特定の時間(最初のループでほむらが契約した時)にならないと無理だ。 時間停止の力もこの時までしか使えない。 彼女の願いが、まどかとの出会いをやり直したい。だったから可能だった力なのである。
[942]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:25:24 ID:10CxPcIA -----ほむらの中のまどかたち----- さやか「……ごめん、あたし相当酷いこと言っちゃったね。」 ほむら「仕方ないことよ。それがあいつの手口だから……」 知らなかったとはいえ、ほむらのことを全く信用しないで文句ばっかり言ってしまったさやか。 その結果、ほむらの言ったとおりのことになってしまったのは自業自得と言えるかもしれない。 杏子「……こんなことがあってよく耐えられたな……」 自分のせいで一家が心中した杏子も相当へこんだ時があった。そのせいでマミとも袂を分かれたのである。 ほむらが経験したことは、下手したらそれ以上かもしれない。 マミ「……ごめんなさい。」 杏子「仕方ないさ。ショッキングな出来事だったんだから。」 マミとしても謝らずにはいられなかった。 杏子も怒ることはできなかった。あんなことが起これば仕方ないと思えるからだ。
[943]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:33:40 ID:10CxPcIA まどか「ほむらちゃんごめんね。私のために戦ってくれたのに、信じてあげれなくて」 最初はまどかも半信半疑だった。QBを撃ち殺してるところから始まってしまったので 仕方ないとは言えるが、心が優しいまどかは謝らずにはいられない。 QBの演技に騙されてしまったのが、少し悔しかった。 ほむら「良いのよ。まどか。あなたは私のたった1つの道標。 最後に残った希望なの。あなたがいたから、私はこの苦しみにも耐えられたのだから。」 ほむらはまどかにとっては唯一の希望なのだ。 岩見(……ほむらは相当心が強いのか……俺でもこれは結構きついぞ) 友達の死、かつて友人だった者をこの手で殺す。 それだけでも相当辛い。 この後どうしますか? Aさやかにこの教訓を生かせそうか聞いてみる Bマミにこの教訓を生かせそうか聞いてみる C杏子にこの教訓を生かせそうか聞いてみる Dまどかにこの教訓を生かせそうか聞いてみる E好きなことをお書きください 先に2票入った選択肢で進行します
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0ch BBS 2007-01-24