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【祐一の】もうひとつの物語2【憂鬱】
[202]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 17:28:12 ID:zoKQTXpI そして、ボールを奪った井沢は脇見もせず、真っ直ぐゴールへ向かっていく。 翼「井沢!?いくらなんでも無茶だ!!」 井沢「(スマン、翼…おそらくこれが俺のラストプレイ… 最後に一花咲かさせてくれ!!) ウォォォォォオオオオオ!!」 円堂「…こい!!お前の全て、俺が受け止めてやる!!」 祐一「な、なんなんだこの展開!?」
[203]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 17:44:23 ID:zoKQTXpI 頭の中で走馬灯のように、中学三年間の思い出が振り返る。 2年でレギュラーをとった事。 そして、森崎、翼とともにV2を手にしたこと。 南葛の中盤として、翼の次点として評価されていたこと。 だが、いつからだろうか。 実力でも後輩に抜かされつつあり、それでも…と思った矢先のこの心臓の異常。 喜び、苦しみ、悲しみ…様々な感情が井沢の中を駆け巡る。 そしてその結果は…!? ★井沢→ドリブル/シュート 40/39+!card = ★ (ダイヤ、ハートでドリブル スペード、クラブでシュート) ★円堂→そなえる 45+!card = ★ (ダイヤ、ハートでドリブルにそなえる スペード、クラブでシュートにそなえる) ★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。 ※円堂が読み当てた場合、(+2)の補正が掛かります。読みを外すと、(-2)の補正が掛かります。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→井沢、ゴールを決める…が… =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (翼がフォロー)(細井がフォロー)(栗松がフォロー) ≦−2→円堂、ゴールを死守!!!! ※井沢のマークがダイヤ、スペードの場合「ブロウクンハート(+10)」ガッツ全消費 が発動しします 井沢のマークがハート、クラブの場合…!?
[204]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 17:56:54 ID:??? ★井沢→ドリブル/シュート 40/39+ JOKER = ★
[205]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 18:02:06 ID:??? ★円堂→そなえる 45+ ハートQ = ★
[206]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 18:03:32 ID:??? ここでJOKERがくるとは。
[207]森崎名無しさん:2012/02/01(水) 18:37:19 ID:??? なんで練習試合がこんなに白熱してるんだwwwww
[208]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 19:20:28 ID:zoKQTXpI ここでJOKERとは正直予想外デース(;´Д`) 1対1でJOKERってなかなか無いですよね…? 記載がなかったと言うか、前例がなかったのであれですが… このスレでは今後「1対1でJOKERを引いた場合、相手がJOKER以外で勝利」という裁定にします。 ★井沢→ドリブル/シュート 40/39+ JOKER = ??★ (JOKER発生で勝利) (JOKER覚醒!さらに…) ★円堂→そなえる 45+ ハートQ = 57★ (フラグ発生!) MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→井沢、ゴールを決める…が… 井沢の極限までの感情の高まりと、それに答えるかのように思い通りに動く体。 まるで周り全ての時間が止まったかのような感覚。 円堂「ト…メ…ル…」 円堂の気合の声でさえも遅く感じる。そのくらい頭は冴え、今までの不調が嘘のように軽い。 井沢はするするっと円堂を抜き去り、無人のゴールへボールを押し込む。 その瞬間、どこからともなく声が聞こえる。
[209]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 19:25:14 ID:zoKQTXpI ??「フン…ようやく我が声が届いたか…」 頭の中に直接響く、キーンと甲高い声。 井沢「な、なんだ!?この声は!?」 ??「自分で呼び出しておいて酷いものだな… つい数時間前、お前が我を呼んだのだ。とても不完全な形ではあったがな」 井沢「よ、よんだ!?そんな、俺はお前の事なんて知らない!?」 ??「知らなくても呼んでしまったものは仕方があるまい。 我と契約の証が心臓に刻まれているはずだが?」 井沢「…!! すると…俺の心臓が変になったのはお前のせいか!?」 ??「勘違いしないでほしい。その心臓、お前のものではないぞ」 井沢「…ハァ?」
[210]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 19:30:06 ID:zoKQTXpI ??「貴様は己の体と引き換えに我を受肉させる儀式を行ったはずだ。 いや、儀式の形はどうでもいい。結果として不完全形で受肉になったのだ。 とにかく、その心臓は我のもの。そして、今我の声が聞こえるということは…」 井沢にゾクゾクッっとした悪寒が走る。 井沢「そ、そんな…!?」 ??「ふむ…どうやら、我は貴様の普段使われていない脳… NIGHT HEADに我の人格が宿ったようだな」 井沢「あ…あぁ…」 ??「ん?何をそんなに怯えている?我は先程行ったはずだ。 【不完全な受肉】だと。我としては大変残念なことだが… 貴様の全てを乗っ取るといった古典的な事はできないのだよ」 井沢「…へ?」
[211]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 19:36:05 ID:zoKQTXpI ??「こうして貴様に宿ったのも何かの縁…それに、我とてこの長い寿命…とても退屈なものだ。 貴様らのような人間に生まれ変わった、と思えば人間の一生を追体験できるのも悪くはない」 井沢は乾いた笑いでハハ…ということしかできない。 とにかく、彼の常識を大きく超えた出来事が己の体で起こっている。 それだけは認識した。 ??「せっかく貴様に宿ったのだ。宿賃替わりになにか力を貸してやってもいいのだが…」 井沢「そ、それならまずこの心臓をなんとかしてくれ! このままじゃまともにサッカーもできやしない!!」 ??「ふむ…確かに我の心臓に着いて行くには、余りにも人間の体は脆弱過ぎる。 宿主に死んでもらっても我の行き先が無くなるだけだ。 よかろう、貴様ら人間の出力に合わせて心臓を抑えてやろう」 井沢「ほ、ほんとうか!?」
[212]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/02/01(水) 19:42:17 ID:zoKQTXpI ??「ただし…その分、さっきまでのような普段以上の力は出せないということだけはわかっておけ。 あと…例え我が抑えた所で、30分を超えた辺りからはガタが来るぞ」 井沢「…どうしてだよ!?」 ??「人間の世界で例えると…我の心臓はF1に用いるエンジン、お前の体は軽トラの車体。そのようなものなのだ。 出力を抑えた所で燃費がよくなる訳ではなかろう? お前の体がもっともっと成長すれば…どうにかなるかもしれんがな」 井沢「クッ…」 ??「何も悪いことばかりではないぞ。貴様が望むのなら少し出力をあげてやってもいい。 それに、一瞬程度ならフルスロットルでもかろうじてもつだろう」 井沢「…」 ??「さて…それでは、我の呼び名を決めてもらおうか。 なぁに、等価交換という奴だよ。ここまでしてあげるのだ… ちゃんとした名前を考えてもらわねばな」 井沢「それだけで等価交換になるのか?」
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0ch BBS 2007-01-24