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【祐一の】もうひとつの物語2【憂鬱】
[547]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 16:40:09 ID:k8VDomYw 今まで均衡していた分高まっていた緊張感がこの瞬間、一気に解かれた。 翼たちのチームは待望の1点に大喜びをし… 対して祐一たちチームは、たった2人にしてやられた感が否めない。 残り時間はあと僅か。 消耗しきった中盤では、勝ち目は薄い。 円堂「クソッ!!ドリブルで来ることは読めてたのに…ッ!」 土門「いや…1対1で止められるキーパーなんてそうそういねえよ… 3人がかりで抜かれちまった俺達の責任だ…」 半田「そんなこと言ったら、いくら凄いパスだったとはいえあんな無謀なパスを通させた俺らに責任が…」 全体的に暗いムードが漂う中…まずこれを吹き飛ばしたのはFWの二人だった。 染岡「おら、オメエら!何負けましたみたいな雰囲気してやがる! まだ試合終了の笛はなってねえだろ!!」 豪炎寺「その通りだ…最後の最後まで…諦めるな、みんな!」 栗松「で、でもどうやって…あっちはまだ体力十分のたまごろうに壁山達の強力なブロッカーがいるんでやんスよ! 1対1に持ち込もうにも、こっちにはドリブラーが誰もいないでヤンスし、時間だって足りないでヤンス!!」
[548]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 16:46:16 ID:k8VDomYw 祐一「(奇跡でも起こらない限り…確かにそんな事は不可能だ… とはいえ、あっちに流れを持って行ってしまったのは俺の責任だ… 細井にだって約束したじゃないか! このまま終わってたまるか…!!!)」 ぐっと奥歯を噛み締める祐一。 このままでは終われない。だが、今の自分には打開策が閃けない。 その祐一の背後からそっと囁く声が聞こえる。 「諦めちゃだめだよ…祐一くん…」 普段のあゆみの声ではない…だが、確かに聞き覚えのある優しい声。 祐一「あ、あゆみちゃん…?って、あれ?今すぐ後ろにいた気がしたんだけど?」
[549]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 16:51:55 ID:k8VDomYw 祐一「諦めるな…か。」 ふと、かつて魔法を教えてもらった女の人のセリフが頭の中をよぎる。 「あなたが諦めない限り起こりえない事象で無い限り、奇跡を起こせるようになるわ」 祐一「ここで、魔法を使えってことか…?」 目の前を見ると、円堂、染岡、豪炎寺が何やら相談をしている。 染岡が「そんな作戦無謀すぎる!」という声がこちらに聞こえてくる。 祐一「…使ってみるか?」 奇跡を起こす魔法を使いますか? 現在の祐一の奇跡ゲージは【1】、ガッツは【330】です。 奇跡の魔法を… A 使う! B 使わない! 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[550]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 16:57:07 ID:VzqVXLF6 A
[551]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 16:58:02 ID:t21l4upo A この際、やれることは全部やろう!
[552]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 17:13:41 ID:k8VDomYw A 使う! 自分自身に力強く「諦めない」と念じ、魔法を使った時の独特な感覚が体を覆う。 祐一「(この魔法ってのは確か自分自身にしか効果はないと言っていた… 逆に言えば、俺の行動次第で周りにも広げられるんじゃないか?)」 そう思いながら円堂達の輪に向かう祐一。 祐一「…何か作戦があるんだろ。無茶でも無謀でもいい。俺は絶対に諦めない。」 染岡「成功もしたこともねぇ作戦なんて作戦って呼べるかどうかすらわからないがよ… 円堂、言ってやれ。お前の作戦ってやつをよ。」 円堂「たまごろうは俺の教えた事を忠実に守っている。今日は実に絶好調だ。 それに加え、あのDF陣のブロックと言ったらもう生半可なシュートじゃ入らないだろう」 祐一「凄いシュートがあるのか?」 円堂「イナズマ一号っていう、俺と豪炎寺がボールを二人同時に放つシュートがある。 これをうまく応用できれば…俺自身がキーパーだったとしても、簡単には止められないだろうと思う」
[553]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 17:22:30 ID:k8VDomYw 祐一「(二人同時に放つシュート…そういえば、前翼にツインシュートの話を聞いたような…)」 染岡「だが、それはまだお前たち完成してないだろ!円堂が前にいたらカウンターでさらに1点だ!」 豪炎寺「…俺のファイアトルネードじゃ五分五分だ。 ドラゴントルネード以外に出来るシュートはこれくらいだ…」 祐一「…!!」 円堂「ん…どうした、祐一?」 ★祐一の閃き→!card ★ ★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。 ダイヤ → 「俺と円堂、豪炎寺…3人で撃てば!」 えぇ!?イナズマブレイク!? ハート → 「染岡がドラゴンクラッシュでパス…それを俺と豪炎寺でファイアトルネードだ!」うぇえ!? スペード、クラブ → 「俺と豪炎寺でイナズマ1号を撃つ!」 JOKER → ????
[554]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 17:48:06 ID:??? ★祐一の閃き→ ダイヤK ★
[555]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 17:59:45 ID:k8VDomYw ここでダイヤのK…幸先がいいのか、それともこんな所でもったいないというべきかw 引きがいいのでちょっとオマケ展開をば。 ★祐一の閃き→ ダイヤK ★ ダイヤ → 「俺と円堂、豪炎寺…3人で撃てば!」 えぇ!?イナズマブレイク!? 祐一「円堂…イナズマ一号っていったな。2人じゃなくて3人なら…どうだ?」 円堂、豪炎寺、「「!!??」」 染岡「ば、バカ野郎!息のあったコンビネーションで撃てるシュートだぞ!? それを3人で、しかもついさっき試合したばっかりのお前と出来る訳が…」 円堂「いや、出来る!!」 染岡「お、おい円堂!」 豪炎寺「ああ…ストライカーの名にかけて、絶対に決めてみせる!」 染岡「ご、豪炎寺まで…一体どうしたんだよ、お前ら…」
[556]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 18:04:11 ID:k8VDomYw 染岡「ま、まぁいい!そこはお前らの好きにしな! でも、どうやってお前らにボールを渡すんだ? 相手の中盤は死ぬ気で…」 円堂はポンッっと染岡の肩を叩く。 染岡はその意味に気づき… 染岡「クソッ!!雷門の点取り屋をこんな事に使いやがって…覚えてろよ…!」 そう言ってセンターサークルへ向かう染岡。 円堂「ふ…はっはっは…!! こんな事になるなんてなぁ…祐一、お前なら反対するかなっと思ってたんだぜ。 こんな馬鹿な事やめろってな。 ま、決まったもんはやるしか無い。お互いの呼吸、タイミングを合わせて蹴る。 ただそれだけだ!」 そう言ってセンターサークルから少し離れた所で待機する円堂。 豪炎寺「まったく、馬鹿ばっかりだな…俺がタイミングを調整してやる。 お前と円堂はおもいっきり蹴ってくれればいい。 …キックオフと同時に、思いっきりゴールめがけて走れ。 後は、染岡が何とかしてくれる」
[557]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/03/28(水) 18:11:51 ID:k8VDomYw 祐一チームの異様なフォーメーションを見て、その意味を知らない南葛の選手は思わず苦笑を抑えることができない。 が、翼と雷門の選手たちは、そのフォーメーションの意味をなんとなく肌で感じていた。 ピピーーーと試合再開の笛が鳴った瞬間、円堂、豪炎寺、祐一は全速力でゴール前へ走りこむ。 翼は「しまった!!」といいながら彼らの後ろを追いかけていく。 その行動に虚をとられた瞬間、染岡の秘められた牙が翼チームに襲いかかる。 染岡「止められるもんなら止めてみろ…これが俺達の切り札だ!!」 山森「何をするかはわからないけど…」 あゆみ「止めて見せますよ!」 ★染岡→ドラゴンパス 47+!card = ★ ★山森→パスカット 43+人数補正(+1)!card = あゆみ→パスカット 42+人数補正(+1)+!card =★ ★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2 → 最高のパスが円堂たちに通る! =1、0 なんとかパスが円堂たちに通る! ≦−1 → ボールを弾くことに成功するが… ※山森のマークがダイヤで先読みパスカット(+2)が発動します ※あゆみのマークがダイヤでクイックダッシュカット(+2)が発動します
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0ch BBS 2007-01-24