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【祐一の】もうひとつの物語2【憂鬱】
[982]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/13(金) 21:26:41 ID:Xq/DGREA スレタイ絶賛募集中age! よろしくお願いしますです。
[983]森崎名無しさん:2012/04/13(金) 21:38:41 ID:??? 【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】 【もっと頑張れ】もうひとつの物語3【主人公】 【波乱続きの】もうひとつの物語3【県大会】
[984]森崎名無しさん:2012/04/13(金) 21:38:58 ID:??? 【未知なる】もうひとつの物語3【強敵】 【不思議な】もうひとつの物語3【生物】 【隼と】もうひとつの物語3【隼】
[985]森崎名無しさん:2012/04/13(金) 21:53:49 ID:??? 【主人公のいいところ】もうひとつの物語3【みてみたい】 【主人公って】もうひとつの物語3【だれだっけ?】
[986]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/13(金) 22:13:32 ID:??? うー、どれにしようか迷いますね… 主人公関連のもいいかなーと思うんですが、このスレ名と似たような感じになっちゃいますので… 一条だけでなく、森崎も奮闘してくれることを祈って 【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】 とさせて頂きます! 事実、JOKER覚醒無かったら先ほどの隼シュートもほぼ決まったようなものでしたし。 それでは、もう少ししましたら本スレ立てさせて頂きます。 その後、埋めネタ投下という形にしたいと思いますが… 何も無ければ、キャラクターへの質問コーナーという形にしたいと思います。 何か聞きたいことがありましたら、そのキャラの記載と質問内容を書いて頂けると嬉しい限りです。 お一人さま幾つでも大丈夫です! 990までどうぞー
[987]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/14(土) 17:49:28 ID:??? 特にないようなので、適当に埋めネタ投下したいと思います。 このお話は、県大会準決勝前日。 祐一がみなとと練習したその後の出来事である。 コッ…コッ…コッ… ガチャッ みなと「ただいまー…」 真っ暗な部屋に、自分の声だけが響き渡る。 時刻は夜の7時を回った頃。 どさっとまず自分の荷物をそこらに放り投げ、電気をつける。 リビングに行くと、机の上にメモ書きが置いてある。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 今日もお仕事遅くなります。先に休んでてください 澪 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 みなと「姉さん…今日も遅くなるんだ…」 少し寂しそうな目をするみなと。
[988]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/14(土) 17:50:56 ID:??? みなとは今、姉の澪と二人暮らしをしている。 みなとが物心ついた時には父親の姿形は無かった。 みなとから見た母の印象は大切に育てられた鑑賞花といった感じで、 どこか気品を感じさせる性格だった。 そんな母は二人の子を育てるために必死に働いたが、 子供心ながらにこの人は働くのに向いていないと思っていた。 慣れない仕事で心身を徐々に衰弱させていったのだろう。 母は私が小学生に上がる頃に倒れ、そのまま亡くなってしまった。 私と姉は病院で初めて出会った、母の両親。 つまり、私たちの祖母に引き取られることになった。 私たちの予想していたとおり母はさる令嬢の一人娘であり、 家出同様の形で今まで一人で暮らしていたようだ。
[989]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/14(土) 17:52:00 ID:??? 私たちはそれから祖父母の元で母と同じように可愛がられて育った。 最初は私も姉も、今までとは違うお姫様のような待遇に胸を踊らせていた。 だが、そのような感情も数年間だけだった。 大きい屋敷で大切に、丁寧に育てられる。 不自由など何も無かった。 だが、そこには自由というものも無かった。 怪我をさせてはいけないので…という理由で私たちは授業の体育ですら受けさせてはくれなかった。 友達と遊ぶのだって、何やらこちらの機嫌を伺うような視線を常に感じていた。 送り迎えは常に車に乗せられて通っていたため、私たちは今までの日常と隔離されたような感覚すらあったのだ。
[990]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/14(土) 17:53:01 ID:??? 私達に転機が訪れたのはそれからさらに数年後の話だ。 若林財閥というところのご子息と会うことになり、私たちはその屋敷まで向かった。 いつものように丁寧に私たちは出迎えを受ける。 品性を感じるような年上の男の方二人に出迎えを受け、屋敷に案内されていた時だ。 ふと、窓から外を覗くと帽子を被った男の子が大人の人に怒鳴りつけられていた。 後から聞いた話だが、その人達は三上というお抱えのサッカーコーチとその若林の三男坊だった。 私は息を呑み、その光景を窓からじっと見つめていた。
[991]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/14(土) 17:54:06 ID:??? 三上「どうした、源三!その程度で音をあげていたら日本一にはなれんぞ!」 源三「コーチ…その日本一ってことにどれだけの価値があるっていうんですか?」 三上「どれだけの価値…?源三、何を言っているんだ?」 源三「例え日本一になったとして…その先に何があるんですか? 大っきいアニキが親父の後を継ぎ…ちっちゃいアニキと俺はそれのサポート。 日本一になったところで、未来は変わらないじゃないですか!」 三上「…源三。お前は自分の未来が決まっているのが嫌だ、というのか?」 源三「当たり前じゃないですか…! それに、日本じゃまだプロリーグだって無いんですよ…」 三上「なら、なぜ自分がそのプロリーグの最先端を突き進むと言えない!」 源三「それなら…!日本代表として活躍した、三上さんだって、 どうしてこんなところで燻っているんですか!? 自分がやればいいでしょう!?」
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0ch BBS 2007-01-24