※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[638]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:25:24 ID:??? >>637 勝利ボーナスですので、「覚えやすい」はかなり判定ゆるゆるです。 この練習機会も1回のみですしね。
[639]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:54:44 ID:??? >★覚えやすいはダイス3個やで→( 5 + 2 + 4 )=佐野が「華麗なドリブル(+3)」を習得★ ========================================================================================== 佐野が練習を開始して数十分後である。 シュタタッ ババッ! シャッシャッ 佐野「そりゃーっ」 滝「お前もう殆ど技出来てるじゃねーかッ!?」 佐野はドリブル技を覚えた。 あまりにも速すぎる会得であったが、それもまた無理からぬ事である。 そもそも佐野の基礎的なキープ力は、既に幻想郷でも中堅レベル……下手な上層チームの選手よりも高い有様である。 そんな彼が今までドリブル技を覚えていなかった事の方がおかしいのであり、 佐野は元々ドリブル技を覚えられるだけの下地は出来ていたのだ。 ただ、その下地を発露するだけの機会に恵まれなかったのである。 かつて同じチームで過ごした男、佐野の慕っていた次籐洋はDFであり、佐野とはまるで違うパワータイプの選手。 彼の指導では佐野のドリブルの才覚を目覚めさせる事は当然出来ない。 或いは南葛や東邦といった強豪チームであれば他のチームメイトと切磋琢磨も出来ただろうが、 国見学院には次籐以外に佐野の実力についていける選手はいなかったのだ。 そして、もしも全日本ユースに召集され世界を舞台に戦えていれば、それが刺激となってドリブル技も覚えられていたかもしれない。 だが結果は皆さんご存知の通りである。 佐野「おお、俺すげぇ! もうドリブル技出来ちまった!」 滝「……いや、逆に凄いわ本当。 っていうかやっぱお前馬鹿だろ」 鮮やかなフェイント、小刻みなサイドステップ、巧みなボールキープ。 一つ一つをもう一段上のレベルで繰り出す技、『華麗なドリブル』を身に着けた佐野は大層喜んだのだが……。 肩すかしを食らったような気持ちになった滝は、殆ど何もしていないのに疲れたようにため息を吐く。
[640]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:55:45 ID:??? 滝「(っていうか、佐野……。 お前、今やってるソレ、試合中にやってたやつじゃねーか)」 今目の前で喜びながら出来上がったばかりの技を披露する佐野だが、 そのフェイントは先ほどの試合中にも実際に使ったものとほぼ同じである。 つまり、やろうと思えばいつでも出来たのだ。 だというのに滝に軽い注意を受けなければ、それを「華麗なドリブル」という技に昇華出来なかった佐野。 これを下地だけは完璧に作り上げていた天才ととらえるか、あと一歩が届かない・気づかない間抜けで半端な馬鹿ととらえるか。 それは人によって変わってくるだろう。 佐野「やべぇな……俺、もしかしたら天才かもしれん……。 見て見て滝さん、俺、すっげー華麗」 バタバタバタ サササササッ 滝「はいはい、わかったわかった」 佐野「ちょっと皆に自慢してくる。 みんな〜、俺を見ろ〜!!」 滝「おいコラ、練習の邪魔しに行くな馬鹿」 こうして念願のドリブル技を身に着けた佐野と、基礎的なキープ力の向上に成功した滝。 彼ら2人の漫才のような掛け合いは、その後しばらく……練習が終わるまで続くのだった。 ※佐野が「華麗なドリブル(+3)」を習得しました。
[641]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:56:46 ID:??? 一方その頃他のイレギュラーズメンバーはというと……。 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★1ボスさんとイレギュラさん。@→!num=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 0→アイビスイベント 9→ブースターイベント 8→ダークドリームイベント 7→クーガーさんイベント 6→ケンジャキイベント 5→銀様イベント 4→カインさんイベント 3→ユーノくんイベント 2→レイさんイベント 1→律子さんイベント
[642]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:56:58 ID:??? ★1ボスさんとイレギュラさん。@→ 8 =★
[643]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:58:38 ID:??? ダクドリさんにイベント発生!という所で本日はひとまずここまで。 続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でしたー。
[644]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:59:29 ID:??? 華麗な乙!
[645]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 02:07:20 ID:??? 試合で光る活躍をしてたダクドリさんにイベントが起こるとはなんとも熱い 乙でしたー
[646]森崎名無しさん:2012/03/28(水) 17:02:30 ID:??? 一進一退の勝負を繰り広げたレティさんと特訓してプリキュアビューティブリザード習得の流れですねわかります
[647]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 22:20:25 ID:??? >>644 乙どうもですー。 >>645 ダクドリさんは持ってる人なのかもしれまつぇん。乙感謝ー。 >>646 ビューティさん登場回は敵モチーフが鏡だった辺り、なんかこうスタッフ狙ったのかなと思ったりします。 >★1ボスさんとイレギュラさん。@→ 8 =ダークドリームイベント★ ========================================================================== ダークドリーム「練習練習〜、今日も頑張るよ〜」 調子っぱずれな歌を歌いながら、ボールを持ちニコニコとしていたのは、 今日の試合佐野をも凌駕する程の活躍を見せたダークドリームであった。 試合であれだけ動いたのにも関わらず、ダークドリームはまだまだ元気いっぱいであり。 午後からの合同練習も、いつもとは違うメンバーと練習が出来るとあって非常に乗り気である。 周囲で練習に励んでいる者達を見ながら、どこに入れてもらおうかとダークドリームは逡巡するのだが……。 レティ「あなた……少しいいかしら?」 ダークドリーム「え? ……あ、えーっと、レティだっけ」 レティ「ええ、レティ=ホワイトロックよ。 改めてよろしく」 ダークドリーム「うん! 私はダークドリーム、よろしくね」 そんなダークドリームに声をかけたのは、1ボスチームキャプテン――レティ=ホワイトロックである。 背後から声をかけられたダークドリームは一瞬驚きながらも、すぐに笑顔を浮かべて挨拶。 これにはレティも薄く微笑を浮かべながら、改めて自己紹介をしダークドリームもそれに習う。 ダークドリーム「えっと……それで、何か用?」 レティ「よかったら一緒に練習をしないかと思ってね……どうかしら?」 ダークドリーム「うん、いいよ! 今から誰かに混ぜてもらうつもりだったから特に誰と練習するって決まってた訳じゃないし。 でもどうして私と?」 レティ「あなたのチームの7番に9番……それにキャプテンの佐野君も大層活躍をしていたけれど……。 私が今日一番辛酸を舐めさせられたのは貴方だもの。 どうせだったら交流を持ちたいと思って当然でしょう?」
[648]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 22:21:57 ID:??? 今日の試合、ダークドリームとの再三に渡る勝負で、レティは負ける事こそ無かったものの確実に勝つという事もまた無かった。 1ボスチームの主柱として、そして幻想郷屈指のパワータイプDFとして彼女は自分の実力に自信を持っていたが、 そのレティに比較をすれば小柄なダークドリームはほぼレティと同等の力、それを補う技で対抗したのである。 折角の合同練習、今日の試合で苦戦を強いられた相手と組みたいと思うのは至極真っ当な事であり、 ダークドリームはレティの思いを聞くと、納得したように頷き返した。 ダークドリーム「うん、私も折角だから練習したい。 そして貴方に負けないくらいに強くなるんだ〜」 レティ「ふふ……そうはいかせないわ。 もしも次に戦う事があれば、勝つのは私たちよ」 ニコニコと笑みながら今度は絶対に個人間の勝負でも勝利を収めると宣言をするダークドリーム。 言い方が少しでも間違えれば挑発などになりかねないものだが、裏表を感じられず屈託も無く放たれたそれに嫌味は無く。 レティも微笑を浮かべて軽く流しながら、ボールを手に取り早速練習に向かう。 レティ「ところで貴方は何を練習するつもりなのかしら?」 ダークドリーム「オーバーヘッドキック! 私、満みたいな綺麗なオーバーヘッドキック撃ちたいんだ〜」 レティ「そう……(満……佐野君の事ね。 幻想郷じゃオーバーヘッドキックはそう珍しいシュートじゃないんだけど……。 まぁ、この子はダイレクトシュート技を持ってないようだし、初めに覚えるとするならば妥当なのかしら?)」 ダークドリーム「レティはどうするの?」 レティ「そうね……貴方がダイレクトシュートを鍛えるなら、私はクリアーを鍛えるわ。 ボールは……ああ、あそこにいる羽目玉に上げてもらいましょう」 フィールドの端で仲間とパス交換をしていた羽目玉を見つけたレティは、 その羽目玉に歩み寄るとゴール前にハイボールを上げてくれるようにと頼む。 これに羽目玉は羽をばたつかせながら了承し……ダークドリームとレティはそれぞれ配置につき、こうして2人の練習は始まった。 ダークドリーム「頑張るぞ〜!」 レティ「(今日の試合でわかったわ。 ゴール前での空中戦に勝てなければピンチを連続で招いてしまう。 攻撃を完全にシャットアウトさせるにも、よりフィジカルを鍛えないと……)」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24