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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[725]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:36:22 ID:oXqLeFHE A
[726]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:36:44 ID:z8ldJIME A
[727]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:47:25 ID:??? >A.「そういやブースターと会話できるんだよな? ちょっと通訳してくれないか?」 ブースターとの通訳をお願いしてみる ==================================================================================================================== お燐「にゃ……この子の通訳?」 佐野「ああ」 佐野が思いついたのは、お燐を介せば間接的にブースターと意思疎通が図れるのではないか、という事であった。 現状、ブースターは実に佐野達によく懐き、サッカーにも真面目に取り組んでくれている。 とはいえ、お互いの意思や意見が交換出来ない、というのは最大のネックである。 こちらの言う事はブースターには伝わっているような気もするが、ブースターがこちらに伝えたい事がいまいち判別つかないのだ。 佐野「一時的とはいえ、滅多にないブースターと話せる機会だからな。 お願いされてくれないか?」 お燐「(あー、そっかそっか。 普通の人間って大変だなー)ん、オッケーだよ。 で、通訳はいいけど……何か聞いてみる事ってある?」 佐野「ん……そうだな……」 A.「イレギュラーズ……皆の事をどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターのイレギュラーズに対する感情を聞いてみる B.「サッカーをする事についてどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターのサッカーに対する思いを聞いてみる C.「元いた世界の事について詳しく聞いてくれないか?」 ブースターのいた世界について聞いてみる D.「昨日の試合の事をどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターの昨日の試合の感想を聞いてみる E.「何かやりたい事とかしたい事とか無いか聞いてくれないか?」 ブースターの希望などについて聞いてみる F.「結局オスなのかメスなのかハッキリさせてくれ」 オスかメスかハッキリさせる G.その他 自由投票枠 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[728]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:50:00 ID:oXqLeFHE C
[729]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:50:35 ID:xT1bmFmg C
[730]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:51:28 ID:z8ldJIME D
[731]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:42:22 ID:??? >C.「元いた世界の事について詳しく聞いてくれないか?」 ブースターのいた世界について聞いてみる ================================================================================================== お燐「オッケー、わかったよ。 それじゃ……。 にゃんにゃにゃにゃ、にゃにゃんにゃ、にゃーにゃ」 ブースター「キュー? キュイ〜! キュキュキュッ! ヴゥー……」 佐野「(シュールな光景だなー)」 考えてみれば、佐野はそもそもブースターがどのような世界から来たのか知らない。 ここはブースターの事をよく知る為にも、一体どんな世界から来たのか聞いておくべきだろうと判断し、その旨をお燐に伝える。 するとお燐はすぐにブースターに向けて「にゃんにゃかにゃん」と話しかけ、これを受けてブースターも「キュイキュイ」と返す。 ブースターはともかくとして、今は人型の姿を取っているお燐が猫語を話しているのはなんともシュールだったのだが……。 しばらくするとお燐はふむふむと頷きつつ、全てを聞き終えたか、佐野の方をくるりと向き説明しようと口を開く。 お燐「にゃにゃんにゃ、にゃーにゃ。 にゃににゃんにゃ!」 佐野「日本語でおk」 しかしお燐の口から出てきたのは猫語だった。 先ほどまでブースターと会話をしていた為なのか、思わず出てしまったそれに佐野は間髪入れずツッコミを入れ。 お燐はいけないいけないと言わんばかりに己の頭を小突いてから、改めて話し始める。 お燐「えっとね、まずこのブースターのいた世界は『シンオウ』って所らしいよ」 佐野「シンオウ? (聞いた事ねー国だな……)」 お燐「うん。 で、ブースターはその世界のどっかの家の裏庭で育ったんだって」 佐野「裏庭ァ?」 お燐「すっごく大きいんだってさ」 シンオウという聞いた事のない地、そしてその世界のどこぞの家の裏庭で育ったというブースター。 やはりブースターも自分たちの知る地球上からは来ていないのか、と佐野は考えつつ先を話すよう促す。
[732]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:44:15 ID:??? お燐「そんでもって、その裏庭でブースターは育ったんだけど、ある日男の子が来てブースターを捕まえたんだって」 佐野「捕まえた? なんじゃそりゃ? 勝手に人ん家の裏庭に入ってその家のペット捕まえたってのか?」 お燐「らしいねぇ。 でもなんかブースターの世界じゃよくある事らしいよ?」 佐野「うーん……で、捕まえられた後はどうしたんだ?」 お燐「なんか石を額に当てられて、進化させられた後に……。 ブースター以外の不思議な生き物と戦わされたあと、変な建物に連れて行かれたって言ってる」 佐野「……進化って何? ブースター以外の不思議な生き物? 変な建物って何さ?」 お燐「い、いっぺんに聞かないでよ……。 ちょっと待って、聞いてみるから。 にゃにゃんにゃ、にゃにゃーにゃ」 ブースター「ブィー。 キューキュー」 そして現れた佐野の聞いた事も無い用語や、抽象的な言葉。 思わず佐野はどういう事なのかと問いただそうとするも、ただブースターの言葉を直訳しただけのお燐にそれがわかる筈もなく。 お燐は改めて猫語でブースターと話しながら、それらの言葉の意味を佐野に教える。 それによると、どうやらブースターの世界にはブースター以外の不思議な生物……。 生きているのかどうなのか不明なのも合わせて不可思議な生物が存在し、 それらを"ポケットモンスター"縮めて、通称"ポケモン"と呼んでいるらしい。 そのポケモンは、ある一定の条件を満たすと姿などを変化させる。 人間で言う所の成長にあたるのだろうが、ブースターの話によればそれはまるっきり姿形が変貌するもので――。 これをブースターの世界では、"進化"というのだそうだ。 ブースターも元は違う生き物だったのだが、その条件を満たし進化をしたらしい。 最後に、ブースターの連れて行かれた建物というものだけはブースターにもよくわかっていないようだが……。 その建物にはブースター以外のポケモンやブースターを捕まえたという男の子以外の人間が多く存在し、 人間がポケモン同士を戦わせて競っていたのだという。
[733]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:45:22 ID:??? 佐野「うーむ……闘犬とか闘鶏みたいなもんか?」 お燐「よくわかんないんだけどそうなんじゃないかな?」 佐野「まぁ……そういう事なら、なんとなくブースターが火を吹けたりした事も納得……出来るような気もする」 要するにブースターは、闘犬や闘鶏のように人に育成され戦う事を余儀なくされた生き物なのだ……と佐野は解釈をした。 そして、ブースターのように火を吹ける獣がいるから、その世界ではそのような競技が出来上がっているのだろうとも考える。 佐野「で? ブースターはどうやってこの世界に来たんだろ?」 お燐「わかんないって。 なんかボックスに預けられてたらいつの間にか幻想郷にいたって言ってる」 佐野「ボックス? ……またよくわからんが……ペットを預かる店みたいなもんかね」 最後に佐野はブースターがこの世界――幻想郷にどのようにしてやってきたのかを聞こうとした。 しかし、ブースターにもいまいちその点はハッキリせず……。 ボックスという場所の中で眠りについていた筈なのに、気づいたら幻想郷にいた、という。 もしもそこがハッキリしていれば、或いは帰る為の手がかりになったのかもしれないが……そう何でも上手くいく筈も無かった。
[734]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:46:30 ID:??? 佐野「つってもこれだけ聞ければ十分だな。 なんとなーく、ブースターの事がわかったよ」 お燐「良かったね、お兄さん。 あたいも役に立ててうれしいよ」 佐野「ああ、サンキューな、お燐」 お燐「んじゃ、あたいは霊夢の顔を見てから帰るとするよ。 またねっ」 こうして大体のブースターの素性が聞けた所で、佐野はここまで通訳をしてくれたお燐に感謝を述べ。 これを受けてお燐も笑みを浮かべ、家の裏戸の方へと回りながら佐野達に別れを告げた。 佐野「うっし、んじゃ早くお前のご主人様の所に帰せるように、これからもサッカー頑張ってくか! な、ブースター!」 ブースター「キュ〜!」 そして、改めて佐野はブースターと早く元の世界に帰れるようにと誓い合った。 今までも当然早く帰りたいという思いはあったが、ブースターの話を聞いて佐野としても俄然やる気が出てきたのである。 このやたらと人懐こい炎の獣の事だから、ご主人様に対する思いや懐きというのも佐野達に対するそれの比ではないのだろう。 ならば一刻も早く返してあげなければ可哀想だと、佐野は考えたのである。 この言葉を受けて、ブースターは実に嬉しそうに笑った(……ように見えた)。 その表情は、ブースターがどれだけ元の主人を慕っているかを実に物語っていた。 ※ブースターがなつきました。 ※火車・火炎猫 燐(かえんびょう りん)と出会いました。
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0ch BBS 2007-01-24