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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[798]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:51:14 ID:??? 小悪魔「人間と人形では骨格や筋肉、体重といったものがそもそも違います。 だから人間と人形では同じプレーをするにしても、 同じような動きでは効果がまるで違うという事が間々あるんですよ。 だから、アリスさんは一から人形がどのように動けばもっとも効果的なプレーが出来るかを研究し、この本に纏めたという事です」 佐野「ほう、なるほど……(なら、この本に書かれてる事を実践すりゃ、水銀燈のプレーの質も向上する……って事か?)」 小悪魔の説明を聞いた佐野は、イレギュラーズの仲間であるドSな女王様、水銀燈の姿を脳裏に浮かべる。 人間ではなく人形である彼女は1ボスチームとの試合でも大活躍をしていたが、小悪魔の話を信じるなら、 この本の内容を実践すれば水銀燈のプレーはより一層向上する筈なのだ。 佐野「あ……でも持ち出しは駄目なんだっけ?」 小悪魔「そうですね……特例などで貸出を許す事もありますが、基本的には厳禁です。 ……何か興味がある内容でしたら、元の机に戻り写してもらっても結構ですよ?」 佐野「あー……そうだな、そうさせてもらうわ。(めんどくせぇけど……これであいつの実力が上がるってんならいっか)」 本来ならばこの本を持ち帰り、水銀燈に渡して読ませたい所だったが……。 貸出を禁止されている以上それは許されず、佐野は小悪魔の勧めに従い本の内容を紙に写させてもらう事となる。 その後、パチュリーのいる大きな机の場所へと戻ってきた佐野は、小悪魔の用意してくれた筆記用具と紙を借り。 頭を痛くしながらも熱心に本の内容の特に重要そうな箇所をひたすら紙に写していくのだった。 佐野「うー……にしても、なんじゃこのペンの使いにくさは。 シャーペンとか鉛筆持って来い」 パチュリー「魔法使いが持ってて絵になるのは羽ペンと昔から相場が決まってるのよ」 佐野「絵になるからこれしか置いてないのかよ……」 ※「猿でもわかる!お人形さんにサッカーを教える為の本」の写しを手に入れました。 次回の水銀燈の練習を手伝う際、ダイスが1つ増えます(1回限り)
[799]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:52:22 ID:??? こうして佐野が慣れない事をしていた頃、一方でユーノは未だに図書館の内部を探索していた。 数え切れぬ本棚の合間を通り、曲がり、戻り……。 もはや元いた場所も、この図書館の入り口も常人ではわからぬ位置まで来ていた彼だが、 その表情には焦りや困惑といったものは見てとれず、むしろこの本ばかりで作られた迷路の存在が嬉しいといった面持ちである。 ユーノ「さて……とはいえ、あまり遠くに行きすぎても戻れなくなる可能性もあるし、 そろそろ読む本を探さないと、帰る時間までに読めないな……」 しかし、いつまでもただ本を眺めて歩いている訳にはいかないと考えたか、 ユーノは不意に立ち止まると、その場で瞑目し……佐野と幻想郷に来て初めて会った時のように、ふわりと宙に浮かび上がる。 そして、小さく口を動かし呪文のようなものを唱えると同時、ユーノの足元には翡翠色の魔法陣が現れ……。 バサバサッ! ユーノ「………………!」 瞬間、周囲の本棚から一斉に本が飛び出し、ユーノを中心として回転を始めたのだった。 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★ユーノ君は何を読むの?→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→ユーノ「(幻想郷から他の次元世界へと移動する方法……あった!)」 やったっ! 11人の戦士たち 完! ダイヤ・ハート→ユーノ「(魔法をサッカーに応用する方法……あった!)」 サッカーと魔法を結びつける本だった スペード・クラブ→ユーノ「(この世界の魔法に関する本……あった!)」 幻想郷の魔法を書いた本だった
[800]森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:53:17 ID:??? ★ユーノ君は何を読むの?→ ハート7 =★
[801]森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:53:48 ID:??? JOKERまてまてまて!
[802]森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:54:59 ID:??? 引いて危険過ぎるJOKER分岐は止めた方が良いと思うのw
[803]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:57:30 ID:??? >>801-802 まあBAD ENDですよね〜。 という訳で短いですが本日はここまでです。 で、なんとも情けない話ですが現在スレ容量が480KB……あと30KB程でいっぱいいっぱいとなってしまいますので、 レス数的には速いですがここで次スレタイを募集させていただこうと思います。 【】11人の戦士たち3【】 よろしければ考えていただけると幸いです。 それでは、お疲れ様でしたー。
[804]森崎名無しさん:2012/04/04(水) 01:12:22 ID:??? 【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】 早く有名になれぇー
[805]森崎名無しさん:2012/04/04(水) 21:26:33 ID:??? 【一勝去って】11人の戦士たち3【また一勝?】 【1ボス+修哲VS】11人の戦士たち3【2ボス+修哲】 【ビーバーの次は】11人の戦士たち3【しっと神?】
[806]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:12:43 ID:??? >★ユーノ君は何を読むの?→ ハート7 =★ >ユーノ「(魔法をサッカーに応用する方法……あった!)」 サッカーと魔法を結びつける本だった ============================================================================================= ユーノ=スクライアは非常に責任感の強い青年である。 かつて自身が紛失してしまった貴重なアイテムを探し、単身で異世界に捜索に向かった過去がある事からもそれは明らかであり。 そんな強い責任感を持つ彼は、前回の試合で自身がまるで役に立てていなかった事もまた強く気にしていた。 ユーノ「(勉強した限りでは……サッカーにおいて、サイドバックというのは基本的に両サイドに置くもの……らしい。 そして、レイさんの実力・特性を考えると、レイさんは今後常にサイドバックとして使う可能性が高い。 なら問題は逆サイドのサイドバックを誰にするかなんだけど……。 適正を考えれば、剣崎さんやカインさんよりも僕が置かれる事が多くなる筈……)」 基本的にイレギュラーズのメンバーのポジションは流動的であるが、 その中である程度固定のポジションにつく事のある選手というものは既に決まっている。 決定力はダントツだがそれ以外の能力は今一つなブースターはFW。完全に素人であり、キーパー練習しかしていない律子はGK。 ボールカットに優れ、キープ力もある水銀燈はボランチ。 そして、抜群のボール奪取力とスピードを生かしたオーバーラップを得意とするレイは、サイドバックである。 ここから逆算をするに、ユーノは今後もレイの逆サイドのサイドバックは自分が担う事になると考えた。 その際、ネックとなるのは自分とレイとを比較した際、どうしても見劣りする自分の実力不足。 それを補う為にも……と、ユーノはここで自らが使える魔法の力をサッカーに転用する方法は無いだろうかと本を調べたのである。
[807]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:13:50 ID:??? ユーノ「(佐野君の世界には魔法は無い……だから、常識的に考えればサッカーに魔法の力を転用するというのは不可能だ。 でも、この幻想郷には魔法というものが存在している。 その世界の書物ならば、可能性は……ん、あった!)」 瞑目し、周囲を旋回する本の中から目的のものを見つけ出したユーノは、そのまま魔法で本を自らの目の前に移させる。 そして、今度はその本に向けて手を翳すと同時、本はバラバラバラと音を立てて勝手にページが捲られてゆき……。 ユーノ「(よし、まずは基礎的なものは理解出来た。 次……!)」 もうその本に用は無いとばかりに、魔法で本棚へと戻す。 その後、ユーノはまた旋回している本の中から目的のものを見つけ、ページを高速で捲り、戻し……という動作を延々と続けるのだった。 ユーノ「(とはいえ、実践で使えるかどうかは練習の時に試さないとわからないな……頭で理解するのと実際にやるのとでは違うからね)」 ※ユーノが魔法をサッカーに転用する術を知りました。次回のユーノの練習を手伝う際、ダイスが1つ増えます(1回限り)
[808]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:15:29 ID:??? パチュリー「……!」 小悪魔「うわっ!」 佐野「んがっ……? な、なんじゃありゃ!?」 そして、このユーノが魔法を使う事によって漏れた翡翠色の光は、離れた場所にいる佐野達の目からも確認されていた。 その光が放たれた瞬間、パチュリーは反射的にそちらに振り向き……小悪魔、佐野は突然の事に驚きの声を上げる。 小悪魔「パ、パチュリー様……あれって……」 パチュリー「検索魔法と読書魔法ね……」 佐野「魔法……? つーと、ユーノ君が出してるのかあの光?」 パチュリー「そうよ」 現代日本で育った為、当然のように魔法の知識など微塵も無い佐野は、パチュリーにあの光について詳しく尋ねる。 これにはパチュリーも少々めんどくさそうな表情を浮かべるも……渋々、といった様子で承諾をする。 曰く、パチュリーの話によるとあの光が放たれている場所の魔力の使われ方を察するに、 ユーノが使っている魔法は「検索魔法」と「読書魔法」というもの。 「検索魔法」とは、数あるものの中から目的のものを見つける為に使われるものらしく、 「読書魔法」とはその名の通り、本の中身を一瞬にして頭の中に刻み込む為に使われる魔法であるという。 佐野「え、何、魔法ってそんな事出来んの!?」 パチュリー「出来るわよ。 魔法使いは基本的に古い書物などを読み知識を集めるのだから、むしろ検索魔法・読書魔法は頻繁に使うわ。 ……とはいえ、あいつの魔法は……」 佐野「ん? ユーノ君の魔法がどうかしたか?」 パチュリー「魔力量に比較して、異常なまでの数の本を検索し、読んでいるわね……」 佐野「……どういう事?」 パチュリー「普通の魔法使いならば出来ない多さの本を検索し、読んでいるの。 (しかも検索と読書、両者を同時に行っているわね……確か……名前は、ユーノ=スクライアだったかしら?)」
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0ch BBS 2007-01-24