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【結成！】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
[771]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/17(火) 05:57:47 ID:??? 森崎はすぐに早田の言葉の意味を理解した。お世辞にも料理が得意とは呼べない者たちがずらりと横に並んでいるのだ。 従騎士訓練のときに森崎も味わった経験のある、ひどく苦く個性的すぎる味付けをするアテナ。 ざざむしの佃煮をカインに食べさせ、ものの見事にメシマズの烙印を押されたリンダ。 そして早田の料理の指導の甲斐虚しく、最恐の鋼の錬飯術師の名は未だに健在のクリス。 彼女たちの料理を食べなくてはいけない他のチームは、確実に食欲を阻害させられてしまうことだろう。 森崎「可哀想に。確かにあいつらに比べればまともなものを出してくれるってだけでエストはマシかぁ」 反町「そんな言い方ないだろう。俺達のために一生懸命料理を作ってくれてるんだ。応援してあげないと」 早田「甘いな反町。今の俺達はフードバトルというルールで戦ってるんだぜ。 この新鮮な食材をどうしてこうもまぁひどい有様に出来るのか、一度ご教授願いたいぜ、たっくよー」 皮肉たっぷりに呟く早田。優れた料理の腕を持つ彼は、やはり料理を上手に作れない人をあまり良い目で見ることができないのだろう。 マーガス「とりあえず今のところは無条件で俺たちが一歩リードってわけか。 あとはどんなメニューが出されるかだな。なにか得意な料理とかあるのかい？ピンク髪のオネエちゃん」 エスト「うん。お菓子なら子供の頃からよく作ってるから大得意！ 森崎くんの嫌いなあま〜い味付けも、お菓子なら逆に美味しさが引き立つっしょ」 森崎「……悪かったよ。この際味付けに文句は言わない。とにかく俺たちが勝てるようなメニューを頼む！」 エスト「わかればよろしい。それじゃあ今回の『大食い』対決。私の用意するメニューはこの5つよ！」
[772]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/17(火) 06:00:11 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★がんばりイーティンズのメニュー→!food+!food+!food+!drink+!drink タカスギーズのメニュー→!food+!food+!food+!drink+!drink ブルブロッカーのメニュー→!food+!food+!food+!drink+!drink★ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ★育ち盛りの俺達のメニュー→!food+!food+!food+!drink+!drink 南葛同盟軍のメニュー→!food+!food+!food+!drink+!drink★ ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ※常識的な料理以外の場合、最大満腹度が減少します。
[773]森崎名無しさん：2012/04/17(火) 06:31:37 ID:??? ★がんばりイーティンズのメニュー→ ジンギスカン + モロヘイヤスープ + さまぁ〜ず風パスタ + 玄米茶 + 粉末ジュース タカスギーズのメニュー→ 酢豚 + カレー + カツカレー + １０秒で摂れる朝ご飯 + メッコール ブルブロッカーのメニュー→ 手羽先 + ライス（小） + ハーゲンダッツ + 黒酢 + オレンジジュース ★ 長すぎで書き込めなかったので改行しました
[774]森崎名無しさん：2012/04/17(火) 06:47:17 ID:??? ★育ち盛りの俺達のメニュー → 南葛銘菓『南葛の風』 + マーボー豆腐 + あんぱん + ドリンクバー + カルピス 南葛同盟軍のメニュー → うなぎパイ + わさビーフ + カツカレー + 豚骨スープ + ゲータレード ★
[775]256：2012/04/17(火) 08:34:45 ID:??? 料理のバランスはいいな 大食いだから量で勝負だし、特に意味はないと思うけど まあ強いて言うなら菓子系が無いのが痛いか
[776]森崎名無しさん：2012/04/17(火) 12:40:46 ID:??? 黒酢。。。 ブルブロッカーおわた
[777]森崎名無しさん：2012/04/17(火) 16:27:56 ID:??? クロスフルブロッカーってかっこいいよね！
[778]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/18(水) 03:49:42 ID:??? >>773-774 お手数おかけしてすみません。ありがとうございます！ >>775 数々の食事イベントで森崎はかなりのグルメキャラに出来上がりつつありますね。 >>776 クリスの黒酢。ちょっとゴロがいいですねｗ 健康によいとは言っても、過剰摂取は逆効果！これはピーンチ！？ >>777 二人組による合体技ブロックみたいですね。いつか誰かの覚醒技として登場するかもしれませんねｗ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ★がんばりイーティンズのメニュー→ ジンギスカン + モロヘイヤスープ + さまぁ〜ず風パスタ + 玄米茶 + 粉末ジュース タカスギーズのメニュー→ 酢豚 + カレー + カツカレー + １０秒で摂れる朝ご飯 + メッコール ブルブロッカーのメニュー→ 手羽先 + ライス（小） + ハーゲンダッツ + 黒酢 + オレンジジュース ★ ★育ち盛りの俺達のメニュー → 南葛銘菓『南葛の風』 + マーボー豆腐 + あんぱん + ドリンクバー + カルピス 南葛同盟軍のメニュー → うなぎパイ + わさビーフ + カツカレー + 豚骨スープ + ゲータレード ★
[779]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/18(水) 03:50:55 ID:??? エストが大きな盛皿の蓋を開ける。そこにはジンギスカン、モロヘイヤスープ、さまぁ〜ず風パスタ。 そしてドリンクとして玄米茶と粉末ジュースが並べられていた。 森崎「おいおい、肝心の得意なお菓子はどこにあるんだよ！ どっかでキャラメルになってそうな甘いジンギスカンだなんて俺は勘弁願いたいぜ」 エスト「なによ、文句があるなら食べなくていいですからー！ふーんだ」 森崎「うぐ……ま、待ってくれ。それは困る。大食い対決を前に料理を引っ込められたら本末転倒だ」 反町「どうしたんだ森崎。お前ここ数日でなんだか随分食にこだわるようになってないか？」 マーガス「なんせ3日間も食堂に通いつめていたんだ。口うるさくなってしまうのも仕方がないんじゃないかな？」 早田「俺のお好み焼きを食い逃したのが尾を引いてんのか？まぁ、グルメ仲間が出来るのは歓迎だが」 気軽にスタミナ増強を図れる食事はたしかに便利である。 だが、スポーツ選手の豊富なスタミナの本分はやはり地道なトレーニングの積み重ねにあるだろう。 ここではじめて森崎は自分の舌が次第に肥えはじめていることに気付かされる。 森崎「(確かにこのアリティアカップ中、ひたすら何かを食べて食べて食べまわっていたような気がするな)」 エスト「私だからまだ許せるけど、何気ない一言で相手をひどく傷つけちゃうかもしれないこと、覚えておいてよね。 正直今の森崎くんにはあんまり私のご飯は食べさせたくないよ。 頭ごなしに味付けが気に入らないだなんて言われたら誰だって傷つくもん」 マーガス「まぁプロの料理人でもない限り、正面から不味いなんて言われたら傷つくのは確かかもなぁ」 反町「よくテレビとかで見る料理評論家とかも気難しい人ばかりみたいだし、勘違いされちゃうこともあるかもな」 森崎「あーもー分かった！分かったから！ちゃんと食べるからそろそろ許してくれよ」
[780]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/18(水) 03:52:31 ID:??? 早田「反省の意味も込めて、この大食い対決でしっかりと結果を残さないといけないくなっちまったな。頑張ろうぜ森崎」 森崎「おうよ！よーし、行こう。行こうぜみんな！この大食い勝負も俺たちがトップを奪うぜ！」 早田・反町・マーガス「「「おう！！！」」」 エスト「いっぱい食べていってねみんな！でも、無理に詰め込みすぎてリバースとかはNGだよ！」 森崎のグルメ気質が徐々に覚醒しつつある中、他のチームは… アテナ「この料理、アテナの故郷の大陸でもよく作っていた。 いっぱいの香草と香料で煮込んだこのカレーはアテナの自信作だぞ」 新田「……あの、これ俺の知ってるカレーとはなにかが違うようなきがするんですけど」 オグマ「確かにな。カレーってもっとこう黄色っぽい感じじゃなかったか」 ビクトリーノ「俺の肌より黒いってどういうことだよ、おいおい……」 高杉「だ、大丈夫だ。さっきの早食いで足を引っ張ってしまった分俺がなんとかしてやるさ！ (さっきこっそり味見をしてみたけど、辛いとか甘いとかじゃなく、臭いんだよ、このカレー…)」 優勝候補のタカスギーズは、異国の剣士アテナの郷土料理の前に全員嫌な汗を流している。 クリス「今日はなんだか調子がいいの！これも早田さんがコーチをしてくれたおかげかしら？」 満足な仕事ができたと言わんばかりにキラキラと瞳を輝かせて一息つくクリス。 彼女によって異物へと変貌されてしまったアリティア産の地鶏、お米、 そして黒く濁った謎の液体がブルブロッカーのメンバーの食欲をみるみる削っていく。 カイン「噂には聞いていたが、まさかこれほどまでとは……」
[781]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/04/18(水) 03:53:38 ID:??? 石崎「なんでオレンジジュースなのにオレンジ色じゃないんだよ…？」 ドーガ「ホルス将軍。ここは我々がなんとかしなければいけないようだな…」 ホルス「仲間を守ることこそが我々重騎士の勤め。望むところです」 果たしてアーマーコンビの食欲を持ってしてもこの悪魔の産物たちを処理できるのかは神のみぞ知る……。 リンダ「テヘ、ちょっとはりきって作りすぎちゃったの。でもみんな育ち盛りだし、 若い男の人ならこれくらいの量、ぺろりと食べきってくれるわよね？」 今日のリンダの料理に対する情熱は彼女の魔法に対する熱意に匹敵するほどだった。 カインに不味いと診断をくだされた料理のリベンジの感情も込められていたからかもしれない。 だが、その迸る熱い情熱は明らかに空回りしており、どの料理からも焦げ臭い匂いが立ち込めている。 栗栖「俺さ、この南葛銘菓。子供の頃から大好きだったんだよ。でも、今この瞬間から嫌いになりそうだ……」 ロディ「懐かしき幼少の思い出を汚すほどのものだというのか。彼女の料理は。なんと恐ろしい…！」 ルーク「へ、へへっ！ビビってんじゃねぇよお前ら！リンダさんが作ってくれた料理だ！ 俺は残さず食ってみせる！それが男を見せるってことだー！」 山崎「(沖縄で米軍基地から食料ちょろまかしてたころより酷いものを連続で食うハメになるとは思わなんだ)」 井沢「あんな可愛い子が作ってくれたものを、俺は見捨てるなんて出来ん！やってやるぞーこんちくしょうー！」 来生「(どれが一番マシかなぁ。正直サッカー大会のほうが幾分マシだぜこりゃあ……)」 滝「(なんでスープだけがドリンク類として置いてあるんだよ。勘弁してくれよ……)」 山森「(正直に不味いって言ってあげるのも一つの優しさだと思うんだけど、この女の人にそれは危険すぎる……)」
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0ch BBS 2007-01-24