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【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
[914]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:09:53 ID:??? ラムカーネ「理解が早くて結構。一応俺と同じ姿格好しているだけのことはある。 ……だが、お前の存在は認められねぇ。この森崎有三様の荘厳で雄大で、 誰よりもキャプテンに相応しい俺という存在を貶める貴様は、ここで消えてもらう」 森崎「上等だ。またあの時のように、光の彼方に消し飛ばしてやるぜ! もう二度と復活することができないよう、徹底的になァ!」 自分の価値観など自分自身で決めてきた。それを自分に、いや、自分の面をかぶった他人に決められる筋合いなど無い。 森崎は鏡に映るかのような、ただひとつ髪の一房が黄金色に輝く存在を睨みつけて叫んだ。 ラムカーネ「くっくっく……それじゃあ早速キックオフと行こうか。まずはコイントスでボール権を決めるか」 森崎「え。ちょ、ちょっと待てよ。試合をするのは構わねぇが、俺のチームメイトは……」 ラムカーネ「はぁ?テメェを信頼する腑抜けどものことなんざ知らねぇよ」 森崎「ふっ…ふざけんな!こんなの試合になるわけねぇじゃねぇか!」 ラムカーネ「うっけっけ。それをどうにかするのが『森崎』なんじゃないのかぁ? いつもの絶対に諦めない精神でなんとかしてみろよ。お前が本物の森崎ならな。くけけっ!」 ????「所詮お前は偽物だ。本物の森崎ならできることを、まがい物のお前ができるはずがないんだ」 吐き捨てるようにつぶやきながら近づいてくる仮面の男。やや背が大きいくらいで体格は平凡である。 だが、彼の纏う暗黒のオーラからはなにやら禍々しくも強力な波動を感じる。 森崎「ぐっ……」 ラムカーネ「お前と違って俺は信頼なんていう貧弱な鎖で他人とは繋がっちゃい無い。 こいつも……そうだな。ナーカーとでも呼んでくれ。 こいつもその一人さ。俺に圧倒的な支配を望む者こそ、俺と行動を共にするに相応しいのさ」
[915]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 09:11:11 ID:??? ナーカー「ウキキ。俺は森崎のために……お前を、偽物を……ケス!!」 森崎「(なんだかくぐもって聞き取りにくいが、どこかで聞いたことのある声ような……? い、いや、いまはそんな事よりも、この状況をどうにかする方法を探さなくては……!)」 ラムカーネ「まぁどうしてもチームメイトがほしいなら、無様に助けでも呼んでみるか? お前のことを本当に信頼、プククッ…してるやつが駆けつけてくれるかもなァ。 無様に泣き叫んでみろよ。うわ〜ん、ボクちん一人じゃ何もできないよ〜ってよぉ!!」 森崎「(て、テメェ……!)」 ☆どうしますか? A 助けを呼ぶ B 一人だろうと戦う 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[916]森崎名無しさん:2012/04/30(月) 09:12:59 ID:+Qz24pqU A
[917]森崎名無しさん:2012/04/30(月) 09:19:13 ID:M5aE8m72 A 信頼を嘲笑わないと森崎の前に立てないのがラムカーネの限界だわな。 【元の】森崎は信頼を笑ったとしてもそれをわざわざ表には出さなかったよ
[918]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:11:31 ID:??? >>917 今の状況はもうひとりの自分への自問自答のような情景ですからね。 中…ゲフン、ナーカーさんたちの意識は仮面にとらわれて蚊帳の外ですし。 ============ >A 助けを呼ぶ 森崎「(俺を嘲笑うのはまだ我慢ができる。だが…… 俺を信頼し、命まで預けてくれたあいつらを馬鹿にするのだけは許せない)」 森崎は腸が煮えくり返るのを必死でこらえ、冷静に状況を分析する。 このまま一人で戦ったところで、間違いなく蹂躙されて終わるだけだろう。 1人対11人のサッカーなんてそれこそ試合と呼べるシロモノではないのだから。 森崎「(あのとき。ラムカーネに初めて力を奪われそうになった時に 俺を助け、守ってくれたのは志半ばで力尽きた俺自身だった。 だけど今は違う。俺は、俺を信じる仲間を。信頼を。絆を信じたい)」 確かにラムカーネの言うように、信頼という言葉だけでは軽いものだ。 人は簡単に裏切り、貶め、踏み台にする。かつて自分もそうだったように。 森崎「(だけど……そんな俺を変えてくれた奴らがいたのも事実なんだ。 一本一本の信頼は薄っぺらくとも……いくつもの絆で結ばれたそれは……!!)」 カ ッ ! !
[919]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:12:49 ID:??? 森崎「助けてくれええぇぇぇぇ!俺は、俺はまだ消えたくなーーーーーい!! 夢を叶えたい!ドイツでプロになりたい!世界一のGKになりたいんだぁぁぁあああああっ!!!」 ラムカーネ「……うわぁ。本気で助けを呼びやがったよ。俺の姿でそんな醜態さらしてんじゃねぇっての」 ナーカー「(確かに情けない。思わず目を背けたくなる。だが…何故だ?この情けない姿こそが…森崎…?いや、そんな馬鹿な)」 呼べども叫べども、周囲の闇は一切晴れずに森崎を取り囲む。それでも森崎は助けを呼び続けた。 暗闇の中に、自分が助け、そして助けられてきた仲間たちがいることを信じて。喉が枯れるまで叫び続けた。 リンダ「だめっ!これ以上は何かの結界に阻まれて進めなくなってるわ!」 ホルス「くっ……我がアカネイアきっての宮廷魔導師のリンダでもダメなのか!」 100年前。アカネイア聖王国を救い、当時の王女アルテミスとの悲恋で離れ離れとなった アンリの記念碑に挨拶をするべくアンリの丘を訪れたニーナを警護するアカネイア騎士団は 一際暗い闇のカーテンに包まれる謎の一帯に遭遇していた。 ミディア「ボア殿。これはいったい…?」 ボア「幾重もの術式により束ねられた結界じゃ。 光の魔導による結界ならば儂らでも解呪できよう。 じゃが、この術式を記したものの存在は……まさか!」 ニーナ「皆さん。ここは……ここは私に」 リンダ「ニーナ様!?危険ですよ、離れてください!」
[920]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:14:20 ID:??? ニーナ「……いいえ。この結界は私でなければ晴らすことはできません。そうでしょう。ボア」 ボア「……はっ。古来より続く正アカネイア王家の紋章が交差する この術式を解除できるのは唯一の血筋、後継者であるニーナ様だけ。しかし……」 ニーナ「ならば答は一つですね。大丈夫です。私も宮廷司祭から魔導の心得は受けています」 ボア「(いや、そうではない。儂が気になっているのは、解呪ができるのもそうじゃが、発動できるのもアカネイアの血筋の者だけのはず。 前大戦でニーナ様以外の王族が亡くなられた今、この術式を行えるものはニーナ様以外存在しないはず……)」 ボアがおろおろと取り乱しているのを尻目に、ニーナは勢い良く一歩を踏み出し両手を結界に押し付ける。 ニーナ「偉大なるアカネイアの血に連なる聖なる結界よ。その役目を終えて解き放たん……!」 アドラ。そうニーナが呟いた瞬間、闇色のカーテンは崩れ落ちる。赤い月夜の光がアンリの丘一帯へと差し込む。
[921]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:16:00 ID:??? パシューーーーーン!! 闇をすり抜けた青白い光の束が、森崎の前に集まり弾ける。その中から現れた姿を見て、森崎は歓喜の叫びを上げた。 森崎「……お、お前らァ!!」 ビクトリーノ「大事な合流前のチームメイトを傷物にされちゃたまらないっての」 シェスター「彼はブレーメン優勝のための大事な戦力だからねぇ。消されちゃうのは都合が悪いんだ」 マーガス「この3日間、観戦しっぱなしでウズウズしてたんだ。悪いが俺達も混ぜてくれよ」 森崎の前に立ちはだかるように現れたのは、明日にもチームメイトになる予定のブレーメントリオ。 早田「魂の兄弟の危機と聞いちゃ、俺が駆けつけないわけにはいかないっしょ?」 中里「拙者、只今忍びの秘技を封印中で御座る。しかし、親友の危機とあれば黙っておれん」 新田「森崎さんの助けを呼ぶ声、俺にもしっかり届きましたよ。……嬉しかったです」 反町「苦戦してるようだな、モテナイグリーン。加勢しにきたぜ」 森崎「だ、誰がグリーンだ!さしずめお前はモテナイブラックだよ」 中学からのよしみの付き合いである早田と中里。厳しく突き放したこともあるが、心の底では信頼しあっていた新田。 そしてモテナイ男同士のある意味ではもっとも強固な絆で結ばれているであろう反町が森崎の肩を支える。 小豆沢「……彼は黄金世代を、引いては日本サッカーを引っ張っていく存在だ。ここで失うわけにはいかん」 森崎「あ、小豆沢さん……!」
[922]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:17:09 ID:??? つい先程、日本サッカーの未来を託し、ドイツでの成功を応援してくれた偉大な先人小豆沢の姿もある。 リンダ「森崎くんが2人…?これはいったいどういうことなの?」 シーマ「わ、私は夢でも見ているのか?こうも瓜二つの人間が存在するなんて」 ホルス「事情はわからぬが、森崎殿には大きな恩がある。アカネイア将軍として助太刀する」 ミディア「ニーナ様はお下がりください。この仮面の集団……近頃噂になっている例の賊かもしれません」 ニーナ「いいえ。私も戦います。この大陸の宗主国を治める者として。 ……なによりも、私も一度サッカーというものを実体験しておくべきだと思うのよ。ミディア」 ミディア「は、はっ…。申し訳ありません」 森崎「アカネイア騎士団の皆まで!ははっ、どうだ見たか!これが俺を信頼してくれる、チームメイトたちだ〜!! (…だが、アリティア騎士団の連中はどうしたんだろうか?真っ先に来るのはあいつらだと思ってたのに)」 ラムカーネ「ちっ、ホントに呼びやがるとはどこまでも悪運の強い奴だ。厄介なところだけ猿真似しやがって」 ナーカー「(口ではあんな事言っているが嬉しそうだな。やっぱりお前もちゃんと試合でケリをつけたいんだな、森崎)」 森崎「みんな、詳しい事情は後で話す。今はとにかく俺と一緒にこいつらと一試合付き合ってくれ」 早田「なんかよく分からんが、あの大会だけじゃ満足できなかったんでな。異論はないぜ」 ラムカーネ「いいからさっさとメンバーを決めな。こっちは既に準備万端なんだからよぉ!」 森崎「ふん、お前に残された僅かな時間だ。大事にしたほうが身のためだぜ。よし、まずは集まってくれたメンバーを整理するぞ」
[923]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/30(月) 10:19:02 ID:??? ☆アリティア特別選抜 【森崎・ビクトリーノ・シェスター・マーガス・早田・中里・新田・反町 小豆沢・リンダ・シーマ・ホルス・ミディア・ニーナ】 森崎「全部で14人。ベンチメンバーまで用意できたのは助かるな」 シェスター「これなら監督も用意できそうだな。問題は誰に指揮を任せるかだが」 ビクトリーノ「下手に陣形を決められたらたまったもんじゃねぇと思うんなら、森崎が兼任でいいんじゃねぇの?」 ☆どうしますか? A 誰かを監督にする(監督に選ばれた選手はある例外を除き試合に出場できません) B 森崎が監督を兼任する(監督補正は得られませんが、投票でオーダーを決定できます) ※Aの場合は、上記のチーム一覧の中から『1人』選んで明記してください。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24