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【職人が穿つ】ライ滝第二一話【ファンタジー】
[985]森崎名無しさん:2012/05/13(日) 18:35:09 ID:RJarvzfQ B
[986]森崎名無しさん:2012/05/13(日) 18:43:21 ID:EGCDw33o B
[987]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/13(日) 21:59:31 ID:??? B:北条 響 ランピオン「確か待ち合わせの場所は……お、いたな」 ステテコサッサと街を歩いていたランピオンが視界に捉えたのは小さなケーキバイキングの店だった。 ???「〜♪ やっぱ疲れた時はスイーツだよね〜♪」 その店内で満面の笑みを浮かべながらケーキをぱくついているロングヘアーの少女。 彼女こそランピオンが探していた少女、【北条 響(ほうじょう ひびき)】である。 この響という少女、名前から分かる通り日本人であるが、ピアニストになる為にイタリアへと一年の短期留学をしているのだ。 でもって経緯は省くが色々あってランピオンと仲良くなったのである。 投げ槍ではあるが長々と書く事でもないので御理解いただきたい。 ランピオン「よおヒビキ。相変わらず幸せそうに甘い物食べてるな」 響「あ、ランピオン。まぁね。私スイーツだ〜い好きだから!」 ランピオン(可愛いなぁ) 自分の姿を見てニコッとはにかむ響にほんわかとするランピオン。 ただでさえ美少女な上にミアータやジノの彼女(ジノの安全の為に名前は伏せる)のような地雷でもない。 まさにリア充真っ盛りだぜ! な心境のランピオンだったが、彼は大変な事実を知らずにいた。
[988]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/13(日) 22:00:36 ID:??? 響(それにしてもオフの日にわざわざ観光に付き合ってくれるなんてランピオンって本当に良い【友達】だよね!) そう、実は響の方はランピオンの方を彼氏だとは1ミクロンも思っていなかったのだ。 というかランピオンが「オフの日に二人っきりで合うような関係なら恋人だろ」と勝手に思い込んでいただけだったのである。 まさに喪男。 響(あ、そうだ。今日はイタリアのお土産なら何が良いかも聞いてみようかな? 奏に喜んでもらいたいし) 更に付け加えるならば、ここからランピオンが響のハートを射止める確率があるかと言えばそれも限りなく0に近かった。 理由に関しては「ひびかな」とかそんなんでググると良いかもしれません。中の人達が半公認なんだから仕方ない。閑話休題。 とまあこんな感じで盛大にすれ違っている二人だが、なにはともあれ二人のローマの休日が始まる事となった。 【分岐】 先着一名様で、 【といっても中の人はローマについて全く知らない→!card】 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ→バンビーノと遭遇した! ハート→ジノと遭遇した。彼女さん(名前は伏せる)も一緒だぞ スペード→ジノと遭遇した クラブ→あ、あれはイタリアの英雄パルコ・フォルゴレじゃないか!? JOKER、クラブA→ス、ストラット!? 何故貴様がイタリアにいる!
[989]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/13(日) 22:01:46 ID:??? といった所で全然進んでいませんが今日はここまで。選択肢の方ではご迷惑おかけしました スレタイはまだまだ募集しているので宜しくお願い致します ちなみに上記の選択肢ですが地雷満載でして A:Wユース終了後、アンナの二十歳の誕生日にランピオンさんヨハンにころころされる B、C:ランピオンマジ喪男 D:ぎりぎり当たり とかそんな感じでした。サブキャラだからって厳しい選択肢ばっかりでしたね。だが私は謝らない そして今回選ばれた響は「スイートプリキュア♪」の主人公の一人でこんな感じの娘です 私的には歴代プリキュアの中じゃ一番の美少女なんじゃないかと思ってますです。どうでもいいですねはい / . -‐==='‐ 、_ l| 〃 /{_ ,// `, ニ `丶l| 〃´ ̄ ̄`ヽ 丶 _/´ ̄`>ヘ _ / \ l// \ / / \⌒\ {{ | | // / :/ / ヽ 丶 , /ハ| | } // / :/ / , | l ∨ // ,' し/ 〃l l /l=、| /! | | ∨' / / / | | .:|/!^ハ、l :/、|: .∧ :ハ l: |/ / / | V从 } {:{.ハ | j:./=|、/ l l | // / / | ヽ/メ ゞ' ハ\ /' ーj/、ヽ| |:| /イ // / / / 〈 ノ ヽ|` {:::{_ハ/ ////| /' / , / ヽ 、 ` ゞ='/ /l/ハ. | | / // ∧ 、ヽ -=' イー' / /:| / // , く,〈\__ イ/ / / j | / / / { }/\/\/ヽ. / / /イ / 丶 / _}ノ . -―一'´ /| | | / l| { //}/ , -―― ' /| | !' l| `7 / / , -―― ' | | リ ではでは〜
[990]森崎名無しさん:2012/05/13(日) 22:02:01 ID:??? 【といっても中の人はローマについて全く知らない→ スペードK 】
[991]森崎名無しさん:2012/05/13(日) 22:02:27 ID:??? 【といっても中の人はローマについて全く知らない→ クラブ9 】
[992]森崎名無しさん:2012/05/14(月) 09:29:15 ID:??? キャラ解説は助かる 乙です〜
[993]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/14(月) 22:20:42 ID:??? >>992 ウチって他の方々のスレと比べてもマイナーな作品を使ってる気がしますしもっとちゃんとキャラの説明はした方が良いかも知れませんね 乙感謝です
[994]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/14(月) 22:21:46 ID:??? といっても中の人はローマについて全く知らない→スペードK →ジノと遭遇した 折角のオフをいつまでもケーキバイキングで過ごすのもアレだろうと、早速観光(ランピ的にはデート)に向かう事にした二人。 と、店から出た直後にランピオンは街道にジャージ姿の見知った男を発見した。 ランピオン「ん? ジノじゃないか」 ジノ「……ランピオンか。奇遇だね」 ランピオンが発見した人物。それはJrユース大会以降、以前と比べやや落ち着いた(冷徹なったとも言う)ジノ・ヘルナンデスだった。 そのヘルナンデス、今日はいつにも増して神妙な面持ちである。 ランピオン「奇遇ってのはこっちの台詞だ。なんだってお前がローマに?」 ジノ「特に理由はないよ。強いて言うなら気分転換の散策って所かな……所でそっちの彼女は?」 ランピオン「ああ、この娘は――」 響「初めまして。ランピオンの【友達】の北条響です」 ランピオン(フッ、友達か。恋人って言うのが照れくさいんだな。可愛い奴) 響が本心から友達だと思っている等とは露知らず、都合よくそう解釈する哀れな喪男であった。 ジノ「ヒビキか。僕はジノ・ヘルナンデス。インテルで控えGKをやっている。よろしく」 ランピオン(控え、ね)
[995]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/14(月) 22:22:57 ID:??? しれっとした表情で自分を控えと言い切ったジノにランピオンは複雑な表情を浮かべる。 そんなランピオンの様子に気付いたのか、ジノは僅かに表情を緩めた。 ジノ「ま、すぐに正GKの座は奪い取るつもりだけどね。さて、ランピオン。挨拶もそこそこだけど邪魔をしちゃ悪いし僕はこの辺で――」 ???「おーいジノ! そろそろ時間だぞ!」 ???「早く行こうぜ」 ジノ「……」 言葉短に立ち去ろうとしたジノだったが、そんな彼の元へとジャージを着た集団がぞろぞろと集まって来、ジノは天を仰ぐ。 ランピオン「なんだ……ってバサレロにフレッド!? それにマルコも……イタリアユースの奴らばっかりじゃないか!」 マリーニョ「ら、ランピオン!?」 トリノ「やべ」 ジノの元にやってきたジャージ集団は全員が昨年のJrユースでイタリア代表に選ばれていた面々であった。 そして全員が全員ランピオンの姿を見て「アチャー」という表情を浮かべているこの状況。どう考えてもただ事ではない。 ランピオン「ジノ、なんだこれは? 旧Jrユースメンバーが揃いも揃って一体何のイベントだ?」 ジノ「……ふぅ。黙って見過ごしてくれ、ってのは虫が良すぎるか。仕方ない、話すよ」 問い詰めてくるランピオンに観念したのか。ジノは一度息を吐くと事情の説明を始めた。
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0ch BBS 2007-01-24