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【サッカー】私の巫女様2【デイズ】
[466]森崎名無しさん:2012/05/03(木) 13:19:37 ID:yPXXsAec B 仁科 美月 橘 風華
[467]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/05(土) 23:29:29 ID:??? 本日休業とさせていただきます
[468]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:07:20 ID:??? 仁科 美月 橘 風華 --------------------------------------- 心配して、休み時間の度にすりすりとくっ付いて来る仁科 美月。 幾ら言っても心配するので、ついて行かせる事にした。 足の速さは確認しており、逃げ足に関しては心配ない。 美月 「みぃ♪」 二人目は――― 今の所最も仲が良く、かつ武術に通じている彼女だった。 君代 「と言う事なので、付いて来て頂けませんか……?」 橘 「昼休みですよね、構いませんよ。 正直呼んで下さるのを待っていましたよ、命さん」 少なくとも、これで一方的に闇に葬られる事は無いだろう。 そう言った面子であり、かつ情緒的にも比較的安定している二人だ。 有栖三姉妹はいずれも常識面に欠けるか、あるいは激情を持っている。
[469]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:08:32 ID:??? 陸上部の二人も情緒面、また立場的によろしく無く…… 野球部の二人は流石に呼ぶに値せず、シスターズは居なくても同じだろう。 消去法染みた理由だが、この二人が最適だった。 君代 「と言う事で、呼びませんでした」 有栖 「……そうね、妙な事を要求されたら…私自身を抑えきる自信が無いわ」 菜々子 「う〜ん……私は既に、彼らの事大嫌いですし〜…合わないかもしれないわねぇ」 涼 「姉方様と同じくであります」 剣立 「脅えるんじゃないぞ、負けるな」 菱形 「仲間を信じるのよ、貴女には私達が居る」 君代 「ええ……では、行って来ます!」
[470]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:10:34 ID:??? やって来た、生徒会室前。 真新しい、木製の引き戸が命たちを威嚇する。 君代 「……生徒会室の前が、ここまで圧迫感を持つとは…」 美月 「み、みぃ…」 橘 「立っていてもどうしようもないんですけれどね… やはり、入りづらい雰囲気です」 声の一つも聞こえない事は、静謐な雰囲気で無く不気味さを演出していた。 さながら、魔王の待つ部屋だ。 君代 「…えーと、風華さんは何で袴姿なんですか?」 剣術部で着ていた、袴姿が風華さんの姿だった。 さらには木刀が入っているであろう、布袋も携帯していた。
[471]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:12:00 ID:??? 橘 「もしも義兄さんが、本気で来たら素手では一瞬で昏倒されます。 これがあれば、30秒はもたせますよ」 君代 「(あぁ…もう喧嘩前提なんですね……)」 チャ・ザ神 「(命、最悪の場合は私の力を使ってください。 一時的に視力を失わせる程度の光なら出せます)」 君代 「(神力は消費したくないんですけれどねぇ……)」 しかし、離脱方法としては悪くない。 誰も傷つけず、逃げる事だけが可能だ。 君代 「開けますよ!」 橘 「ええ、どうぞ」 美月 「みぃ!」
[472]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:14:52 ID:??? トントン。 軽く扉をノックし、「入りなさい」と返答があった事を確認して中へ入る。 ……そこには…。 名護 「……おや。 私は一人しか名前を書いたつもりはなったのですが…」 "正義"名護 啓介。 右京 「風華、か……く、く」 "断華右京"橘 右京。 伊藤 「一人でも良かったのに……なぁ。 しかし……へっへっ、へっ」 "卑劣色魔"伊藤 誠。 この三人が揃っていた。 いずれも負けず劣らぬ畜生である。
[473]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:15:55 ID:??? 橘 「むぅぅ……!」 部屋に入るなり、風華さんが伊藤 誠を強く睨みつける。 伊藤 「…うん? あぁ、右京の"イモウト"か…また、されに来たのかよ?」 橘 「くっ、この色魔! あの屈辱、忘れていませんよ!」 伊藤 「俺も忘れてねーぜ、へっへっ」 ……残念な事に、この二人には因縁があったらしい。 一触即発、となろう場面で……。 名護 「やめなさい、時間の無駄です。 ……さて、君代 命…新しいサッカー愛好会、人員が揃っている今… 顧問は後付でいいとして、部としての承認をされれば断れる理由が特に無い」
[474]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:17:45 ID:??? …真面目な話を始める、名護 啓介。 右京が懐に手を入れ、その挙動に美月と風華が警戒した場面に相応しい言葉で無い。 君代 「…意外でしたね、 てっきりもっと高圧的に"受諾出来ない"と来るかと思いましたが?」 名護 「ルールは守る主義だ」 君代 「(抜け抜けと……!)」 鎌瀬 一の破壊未遂…… 更にクロコダインの破壊、どちらも目の前の男が指示した事だ。 その事が根底にある命は、早速頭に血が上りトゲのある問答をしてしまう。 名護 「ルールはルールだ。 ……しかし、問題がある…受諾できる、出来ないの外にこの問題はある」 君代 「問題ですか。どんな問題ですか?」
[475]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:38:03 ID:??? 名護 「ええ。 一言で言えば"金銭"問題です…… 学校から回せる部費は、こうなっています。 見て解るように、サッカー部を二つ抱えられるような予算は出ない、出せないのです」 ばさ、と放られた用紙を見れば確かに予算は少ない。 タダでさえ少ない予算を、二分割してしまってはサッカー部の維持は難しいだろう。 伊藤 「部費として部員から多額の徴収をかけりゃ大丈夫だけどね。 でも、現実的じゃないでしょ」 君代 「まぁ、一理、ありますか……」 名護 「そこで提案です。 現サッカー部との吸収合併を私は提案しましょう」 君代 「却下です!」 伊藤 「知ってた」
[476]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:40:46 ID:??? 合併はありえない。 サッカーをさせる気なんて、さらさら無いだろう。 名護 「では……仕方ありませんか。 昇格を拒否する為の文章に、サインか拇印を……して貰いましょうか」 ガタンッ。 右京 「ク…ク、ク。 10代の女子の肉は…叩き甲斐が、あるから…な……」 伊藤 「げ、キズモノにする気かよ…」 白い手袋を填める名護、懐から伸縮する棒を引き抜く右京。 すかさず美月が大きく飛び退き出口を押さえ、風華さんが木刀を抜く。 君代 「く……とことんまで…!」 とことんまで外道な。 知っていたとは言え、外道だった。
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0ch BBS 2007-01-24