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【サッカー】私の巫女様2【デイズ】
[549]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/14(月) 12:05:01 ID:??? サッカー部争奪戦 レギュレーション ・前後半、30分30分の60分とする。 ・延長戦は前後半15分でゴールデンゴール方式、それでも決まらない場合はPK戦。 ・交代枠は無限。 ・試合は一般公開とする。 ・現サッカー部が負けた場合はサッカー部の名前を剥奪、 勝利した場合、新サッカー部のメンバーをマネージャー兼選手として吸収する。 ・審判は君代 命が責任を持って手配する。 ・中学一年生から中学三年生である事を参加条件とする。 君代 「……まぁ、公平なルールが出来ましたね」 橘 「私も、問題は無いと思います」 美月 「ボクもそう思うの」 名護 「では、決まりですね。 何か不明な点があれば、放課後か昼休みにここへ来る様に」 もう用は無い、とばかりに席を立つ名護。 それと同時に、始業のベルが鳴ったのだった。
[550]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/14(月) 12:06:49 ID:??? 一旦ここまで。 常識のレベルで忘れてる事が>>549にあれば、教えて下さい。
[551]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/15(火) 01:32:34 ID:??? 申し訳ありません 私事の為、15日は休載します。 なんでや! なんで何時も予定通りに事が運ばないんや! なんでや……。
[552]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 00:44:53 ID:??? そのまま時は流れ、放課後となった。 名護の作業は手早い物で、放課後20分ほどでレギュレーションが貼り出されて居た。 「あのサッカー部と試合…?」「君代 命って…B組のかわいい子?」 「あぁ…可哀想に」「どんな脅迫をされたのだろう…」 「負けたらマネージャーにされるんだってさ」「えっ、何それは…たまげたなぁ」 「マネージメントする場所が違うんだよね、それ一番言われてるから」 ざわざわ、と勝手な事を話す生徒達。 何人かの男子生徒が前屈みになっていたりと、混沌とした光景が広がっている。 君代 「掲示する段になって何かやって来ないかと心配しましたが… 杞憂のようでしたね、良かったです」 橘 「そこまで露骨な事は、出来ないでしょう… 仮にも生徒会役員の一人ですから、体面もあるでしょうし」 「君代さんだ!」「東京から引っ越してきた君代さんだ!」 「代表者として書かれているって事は、キャプテン?」「がんばれー!」 公示されたレギュレーションを見に来た命、 またそれを追って来た風華に、わっと歓声が浴びせられる。
[553]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 00:51:18 ID:??? 君代 「いえ、どうもどうも……」 橘 「な、何だかこういうのは慣れませんね」 東京に居た頃を思い出す様な歓声に、軽く手を振って答える命。 それとは対照的に、恥ずかしそうに体を縮める風華さん。 そこに、聞き覚えのある鈴の音の様な声が響く。 有栖 「なんか凄い事になっているじゃない…… ほらっ道を開けなさい、天才・有栖 桃子様のお通りよーっ! ふー、へへへへーっ!」 美月 「みぃー♪」 「あれは…オカ愛会長、A組の有栖さん!?」「どうしてこんな所に居るんだ!」 「は、ハラサン…」「隣の子は…誰だろう?」「カワイイ!」 続いてやって来たのは、仁科 美月を従えた有栖 桃子。 彼女が来ると、視線が一気に集まるほどの美貌を持っている。 隣の美月だって可愛い顔立ちをしてはいるが、それが完全に霞んでしまっている。
[554]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 00:54:24 ID:??? 有栖 「みっことちゃん…… やるからには絶対に勝つわよ、私負けたら転校してでも逃げるからね!?」 君代 「それは当然、勝ちますよ!…逃げるって」 (そうか、有栖さんはレズ…同性愛者の気が…)」 心なしか、追い詰められたような表情を浮かべて 居る有栖さんを見て、命の脳裏にその心当たりがあった。 彼女は何故か男性を敵視しているかの様で、同性愛者らしいのだ。 男性に対してはふーっふーっと威嚇してみたり、すっと距離を置いたりしている。 美月 「みことおねーちゃん、ボクも頑張るからね!」 その有栖さんについてやって来た美月も、みぃみぃと命に声を掛ける。 かわいい。 その次にやって来たのは…… 当然、これまた雰囲気を振りまく人だった。
[555]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 00:56:23 ID:??? 菜々子 「うふふぅ……サッカーにあらざるサッカーをする者に罪を、 壊すべく振舞う者に鉄槌を…クサ過ぎるかしらぁ〜?」 涼 「いえ姉方様、見事なお言葉であります」 菜々子 「うふふふぅ……」 「有栖三姉妹だー!」「三姉妹、みんな新しいサッカー部の関係者なの!?」 「えっ姉妹?男居るじゃん」「あのセミロングの人は、女だよ」 「知ってるか、あの三年の先輩隣のクラスのあいつを落としたとか」 頭の痛くなるような歓声、困惑の声多数。 妖しい3年生、有栖 菜々子先輩に…… それに付き従う、どう見ても美系の男性にしか見えない有栖 涼先輩。 誤解しか招かない、性的タッグが来る。 菜々子 「性的なんて失礼しちゃうわぁ〜、私は性技の味方なのにぃ」 涼 「わたくしは、姉方様と妹君の影となる者であります」
[556]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 00:58:30 ID:??? 異様な雰囲気を、今度はこのタッグが切り裂く。 剣立 「ちゃんとしたスポーツ、試し合いで戦えるのね…… わくわくして来ますよね、菱形さん!」 菱形 「そうね…… まぁ、あちらがちゃんとルールを守るかどうかは疑問だけれど」 剣立 「いや、それでもきちんとしたルールの上でケッチャコを付けられるなら!」 菱形 「そうね。 (伊坂……あれも出て来るのなら、私は……!)」 「陸上部の静動コンビだ!」「えっ、サッカー出来るの?」 「出来るんじゃない?」「やっぱり一流だなー」 この二人は、(まともな意味で)それなりに有名だ。 陸上部のホープでありかつ、毎度かなり良い所まで行くからだ。
[557]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 01:00:06 ID:??? 君代 「見に来たんですね」 剣立 「ああ! 騒ぎになっていたしな、それで聞いてみればサッカー部絡みだって言うじゃないか。 となれば、私達だって無関係じゃない!」 菱形 「丁度陸上部も問題ない時期よ、体力作りの一環として… 練習にも参加させて貰うわよ。(私情も、あるけれどね……)」 君代 「えぇ、ぜひ宜しくお願いします!」 運動部コンビが来たとなれば、次はこの二人だろう。 神戸 「やったぜ!これでジャマが無くなるんだな!!」 神戸、はしゃぐ。
[558]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 01:04:26 ID:??? 涌井 「アホ、まだ勝ったと決まった訳じゃない」 ぽかっ。 涌井、制裁。 神戸 「いちち、そっかー…… まだ決まった訳じゃないのか……」 涌井 「しかも負けたら、君代ちゃんの身柄は… あいつらのモノになっちまうんだぞ。ちった頭働かせろよ」 野球部コンビだ。 今日も元気そうである。 涌井 「大した力にはならんだろうが、俺達も応援してるぜ君代ちゃん」 神戸 「そうだぜ!」 君代 「皆さん……」 うるっ
[559]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/16(水) 01:25:14 ID:??? 勝てる…勝てるんだと言わんばかりの仲間達。 私は今一人じゃない、戦える! 君代 「そうです…これなら勝てます!」 チャ・ザ神 「(ええ、その通りですよ命。 悪が栄えた試し無し、正義が勝つのです!)」 君代 「ええ、その通りです! 皆さん、勝ちましょう!勝って、サッカー部を倒しましょう!」 有栖 橘 美月 剣立 「当然!」「借りは返しませんとね!」「みぃぃ!」「うぇい!」 菱形 菜々子 涼 「ええ!」「思い知らせてあげないとねぇ〜?」「同感であります」 神戸 涌井 チャ・ザ神 「イエーイッ!」「よし!」「(協力は惜しみませんよ、命!)」 それぞれが、思い思いの気炎を上げる。 打倒現サッカー部、この一致した考えによってチームは一つに団結したのだった!
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0ch BBS 2007-01-24