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【サッカー】私の巫女様2【デイズ】
[807]森崎名無しさん:2012/06/25(月) 01:45:19 ID:??? ★減少量判定→ 4 ★
[808]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/26(火) 01:13:19 ID:??? すいません、今日はお休みを頂きます。 27日もお休みするかもしれません。
[809]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/28(木) 00:13:12 ID:??? 【中学一年生】 【夏休み中盤】 【残り神力:69】←4減少! ---------------------------------------------- 長野から東京の電車の中、思いを馳せる。 思えば、時間が経ったものだ。 君代 「…まだ一年も経ってないのに、何だかずーっと長くこっちに居るみたいですね。 東京に居たら、今みたいな苦労をする事も無かったんでしょうかね」 ろくな機材も無い、そもそもサッカー出来る環境が無い。 こんな苦労、東京に居たままなら味わう事は無かっただろう。 君代 「…まぁ、ああいった荒っぽいサッカーは何時か出会う事になっていたでしょうが」 小学校のサッカーは、非常にファールを早く取る。 特に命は少女であり、(本人は意識していないが)美少女であった。 その為、すぐに笛が鳴って反則を取って貰えた。 この辺りが、スピードでどんどん相手を翻弄できた要因の一つだった事は事実。 (接触プレーを躊躇させた) 君代 「そう考えると、苦労を先取り出来たと言えるのかもしれませんね」 自販機で購入した緑茶を片手に、片道4時間の電車旅であった。
[810]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/28(木) 00:15:10 ID:??? 君代 「あ……駅弁買い損ねましたね… 4時間何も食べられない…この場合 やはり酷だ 残酷です… うーんこのハイク」 席に落ちていた "Neo-Saetama in Flames"と言う題名の本に早速影響されたらしい。 …しかし、口寂しい。 緑茶もとっくに枯れ果てた。 君代 「んー…仕方ありません、寝ましょう。お腹空くよりはましです。 おやすみなさい、チャ・ザ様…っと、今はいらっしゃらなかったんですね」 普段なら何時でも居る神様が、今現在居ない。 …やっぱり寂しいなぁ、と思いながら電車の揺れに身を任せるのであった…。 君代 「すぴぃ……」 ガタン… ゴトン… …ガタン …ゴトン
[811]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/28(木) 00:20:09 ID:??? "終点、―――駅。終点、―――駅。 お忘れ物にご注意を――……" 君代 「むにゃ…つきました、か…」 車内アナウンスと、揺れの無くなった電車で起きる。 ここから更に乗り換えて、と都合30分は掛かる計算だ。 眠気を振り払い、半年振りの東京の空気を吸い込む。 君代 「げほっ、げほっ!? うぐー…流石に空気が汚い感じですね」 吸ってすぐに後悔する。 何か引っ掛かるような、体に悪そうな空気を吸ってしまった。 君代 「やっぱり、あっちは空気がきれいだったんでしょうね…… よくわからにですが、そうなんでしょう…はぁ……」 もそもそ、と人ごみの中歩みを進める。 記憶と印刷して来た乗換え表を頼りに、一路東邦学園中等部だ。
[812]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/28(木) 00:23:27 ID:??? 君代 「つ…つきました」 駅から降りて徒歩数十分。 ようやくついた、東邦学園中等部…立派な校門が聳え立っている。 君代 「ここで…日向小次郎さんや、若島津健さん… それに沢田タケシさん、反町一樹さんらが学んでいた訳ですね」 その頃の校舎は解体され、今ではすっかり近代的な物になっているという話を後から聞いたが――。 おおよそ半年振りの東京、そこでの初対面の相手は……。 ------------------------------------------------- 先着一名様で ★不幸取り除いてて良かったね→!card★ JOKER→??「アン? 見かけない顔だが…サッカーをやってるな、お前」 ダイヤ→サイドバックさん「あ、命!」 DFコンビの人だ。 ハート→サイドハーフさん「命…待ってたわよ」 サイドハーフさんだ。 スペード→ストライカーさん「やったぜ」 来ちゃった クラブ偶数→??「……誰だお前は」 長身の人だ…。 クラブ奇数→??「あん? なんやお前さん…」 な、なんか存在感のある巨漢だ。 クラブA→??「ここが東邦学園ですぅ…ウチにぼろ負けして補強したらしいけど知れてるですぅ」 ひっ!
[813]森崎名無しさん:2012/06/28(木) 00:23:42 ID:??? ★不幸取り除いてて良かったね→ ハートJ ★
[814]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/28(木) 01:56:05 ID:??? 今日はここまで。
[815]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/29(金) 00:31:40 ID:??? ★不幸取り除いてて良かったね→ ハートJ ★ ハート→サイドハーフさん「命…待ってたわよ」 サイドハーフさんだ。 ----------------------------------------- サイドハーフさん 「命…待ってたわよ」 君代 「わっ…えへへ、お久しぶりですね」 きゅっ、と優しく抱き寄せられ…… そのまま、殆ど平らな胸にすりすりと頬ずりをされる。 サイドハーフさん 「ええ…本当に待ってたわよ、命…さ、急いで急いで。 見つかったらことよ、特に中西さんとかは面倒だわ」 君代 「あっ、ああ…そういえば私、不法侵入者なんでしたっけ…」 サイドハーフさん 「転校予定なら、仮入部って事に出来るんだけどね」 君代 「…すいません、それはちょっと」
[816]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/29(金) 00:38:46 ID:??? やっぱり、と言うか何と言うか。 転校の誘いをしてくるが、やんわりとお断りする。 この短期の旅でも、チャ・ザ神様の力は目減りしてしまっている。 サイドハーフさん 「…ま、命は短気だけどやると決めたらやる子だったからね。仕方ない、か…」 しみじみ、と呟きグラウンドの外をぐるりと回る。 サイドハーフさん 「ほら、そこの金網。穴開いてるでしょ」 君代 「わ…本当ですね」 植え込みの影に、ぽっかりと開いた穴。 大分時期が経っているのかと思わせる穴であり、 練習を抜け出す為に作られたのだろうか、服が引っ掛からないように補修すらされている。 サイドハーフさん 「私が後ろ見てるから、命は先に潜って」 君代 「はい」
[817]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/06/29(金) 00:41:12 ID:??? 四つん這いになり、もそもそと金網の穴を潜る。 男子が通る為の穴なので、引っかかると言った事はなかった。 サイドハーフさん 「しろ…か(ボソ) 私も行くわ、前見てて」 君代 「ええ、大丈夫です」 問題なく通過した二人。 そのままこそこそと、昔の仲間が待つ宿舎へと入り込む…窓から。 君代 「ま、窓からですか…んしょっ」 サイドハーフさん 「ふともも…(ボソ) ええ、そうよ。帰りに関しては考えてるから安心して」 君代 「その言葉信じてますよ…んっ」 ぽて、と宿舎内に転がり込む命。 …用意の良い事に、布団まで敷かれていた。
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0ch BBS 2007-01-24