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【サッカー】私の巫女様2【デイズ】
[922]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/11(水) 02:59:26 ID:??? 咄嗟に掴みかかろうとした時、意外な助けが入った。 有栖 「ふぇ?めーちゃん、素行悪いの?」 明堂 「…めーちゃん言うな。 そうだ、私は"わるいひと"だからな…くっくっ」 有栖 「だめよそんなのー! 私はかわいい女の子の味方なのよ、正義の味方なのよー!」 明堂 「はぁ?お、お前は何を言ってるんだ…」 有栖 「わるいひと、じゃ私も悪い人になっちゃうじゃない! そんなの許さないわ、シスターズは正義の集団なのよ!」 どうもこの人、有栖さんの妙なノリに弱いらしく尊大な態度があっさりと崩れる。 頭を抱え、どうしたもんかと悩む姿に…
[923]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/11(水) 03:00:32 ID:??? 君代 「(―――もしかしてこの方、有栖さんに弱いんですかね?)」 チャ・ザ神 「(どうやらその様です。 完全に彼女は自分のペースを持っていかれてますよ命)」 流石に気付く。 黒咲 明堂は有栖 桃子が天敵だと。 君代 「(有栖さんを通せば、割と言う事を聞かせられそうですね)」 チャ・ザ神 「(その桃子嬢も一癖あるのが欠点ですが)」 君代 「(……まぁ、それはそうですけど)」 …だが、何となく指針は見えた。 有栖さんを上手く使えば、この黒咲 明堂は御せそうだ。 明堂 「」 チラッ チラッ
[924]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/11(水) 03:01:52 ID:??? 有栖 「ちょっとめーちゃん、何命ちゃんのほうチラチラ見てるのよ! 私の話し終わってないわよー!」 美月 「そうなのです!」 明堂 「み、見てない。どうして見る必要なんかあるんだ」 タジタジ 君代 「(おー、さっきまで尊大な態度だった人が困ってますね。 さてさて、どうしてくれましょうか)」 ---------------------------------------------- どうしますか? A このまま放っておいても良さそうだ、有栖さんに任せよう。 B 有栖さんに働き掛けて、素行を正させよう。 C 有栖さんを手助けして、有栖さんに丸め込ませよう。 D 可哀想だし、サッカーを口実にして外に連れ出そう。 E そんな事はどうでもいいから胸を触らせて貰おう。 F それ以外(内容も埋めて、どうぞ) (IDの解る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)
[925]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/11(水) 03:03:56 ID:??? 今日はここまで。
[926]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 10:29:34 ID:o5XhQuZA B
[927]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 20:02:01 ID:015+Jqus D
[928]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 20:02:32 ID:zoZQIoHI D
[929]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/12(木) 13:20:29 ID:??? D 可哀想だし、サッカーを口実にして外に連れ出そう。 ----------------------------------------------- 君代 「(…まぁ、考えてみると可哀想ですし助け舟を出してあげましょうか)」 やれやれ、と有栖さんから詰問(?)される明堂の方へ歩み寄った。 チャ・ザ神 「(あっ、命の堪忍袋の緒が復旧している)」 君代 「(なんとか頭に上った血が戻った所です)」 悪い癖で、軽い挑発で頭に血が上ってしまう。 一度冷静になれればそうでもないのだが、そう上手く行かないのが常だ。 有栖 「ふぇ?どうしたのよ命ちゃん」 君代 「今日はそこまでにしてあげてくださいよ。 私は今から、彼女と少しボール遊びをしてみますから」
[930]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/12(木) 13:23:35 ID:??? サッカーボールと用具を入れたバッグを持ち、明堂さんと有栖さんの間に入る命。 その姿に、有栖さんは唇を尖らせた。 有栖 「ふにー、もう少し言い含めたかったんだけど。 まぁ、今日の所はいいわ…私も命ちゃんと勝負したかったし。 もう止めさせないわよ、私のドリブル!」 ぴしっ!と命へ指を向ける有栖さん。 …練習をしている様子は欠片も見られなかったが、ヤケに自信ありげである。 その命に、明堂がすすすっと近寄って来た。 明堂 「すまん、助けられたか。 ……どうも、あのノリは苦手だ」 君代 「まぁ、助けましたね。で、素行は直すつもりなんですか?」 高い背丈を、縮めるようにして感謝の意を示す明堂。 それに対して、命が答えると明堂が返した。
[931]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/12(木) 13:28:13 ID:??? 明堂 「……ふん。まぁ、やるだけはやるさ。 どちらにせよ、私一人じゃアイツ(橘 右京)は倒せない訳だしな」 腰まで伸ばした黒髪を翻しながら、校庭へと歩みを進める明堂さん。 その表情は曇り切っている。 君代 「それは何で…」 明堂 「それを言う義理は……いや、簡単だ。 獲物の違いだ、私は腕と脚が武器で、ヤツは木刀やら何やらなんでも使う。 そして私は攻撃を避けるのは苦手だ、受けなきゃならない。 だが木刀は受けられない、それだけだ」 一瞬、表情が硬化したが…すぐにしたり顔で解説を始める。 彼女が言うには、戦いの手法で既に勝負が決まっていると言う。 明堂 「そして私は武器の使い方を知らん。さて、着いたか」
[932]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/07/12(木) 13:29:18 ID:??? 校庭に着くなり、有無を言わさない勢いでサッカーの準備をする明堂さん。 意外にもその手際は良く、嫌々と言った感じは見受けられない。 君代 「手際いいですね」 明堂 「それ程でもないさ。 道着だって、覚えるまでは面倒な物だったからな。 さて、始めようか。 菜々子曰く、私の売りは【競り合い】だそうだ。 【ブロック】とやらも伸びるそうだが…私にはよく解らんね」 君代 「競り合いですか…今のチームに足りない要素ですね」 競り合いと言えば剣立先輩も居るが、 彼女は二年であり…貴重なFW候補でもある。 更に次の発言で、大まかに彼女の使い道が見えた。 明堂 「【タックル】が私自身としては気に入っているか。 菜々子が相手をしてくれなかったから、あまり練習していないが」
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0ch BBS 2007-01-24