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【フィオのアイドル】Another-CU_2【ぬこ監督】
[591]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 12:50:02 ID:??? ミュラー「クソっ…!」 ザァッ 続いてミュラーも、先のオワイランのタックルと同等のタックルを繰り出した。 オワイランを抜いた事でデヤンの体勢は崩れており…同じ鋭さを持っていれば普通なら奪える場面である。 しかし… デヤン「5歩=cこの位置からタックルはボールを捉え始める。 しかし威力としてはまだ弱い。 そして何より……この勝負でオレは少し成長したようだ。」 トンッ 今度は先程よりも反射が早く、デヤンは余裕をもってボールを逃がして見せていた。 愕然とした表情のミュラーを最早顧みる事なく、デヤンは更に先へと視線を見据える。 しかしその視線に反した言葉がデヤンの口から放たれたのを、ミュラーの耳は確かに聞いた。 デヤン「感謝致します…」 ※ デヤンがK覚醒、ドリブルが+1されました。
[592]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 12:51:38 ID:??? ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! チャーリー「ピーーーンチッ!!! フロレンティア・ヴィオラに絶体絶命のピンチが訪れました!!」 観客の絶叫が状況のヤバさを確実に示していた。 CBの二人が抜かれた事で、ヴィオラのゴール前の門はスッカリと開けてしまっていたのだ。 残るは門の番人…GKが開かれた大きな門の中に、ボールを撃ち込まれるのを阻止出来るかどうかである。 しかしこの門戸については、人一人で守るには常識的に考えて広すぎる物だった。 デヤン(この男……オレには判る。 なに事か反社会的な空気を纏っている奴だ…) ラムカーネ(なんだ…ゼロが警鐘を鳴らしている………?) デヤン(いざとなったらオレを殺す程の漆黒の意思…?) ラムカーネ(一方で戦闘レベルはそこまで警戒を促す所にない…) 攻撃側に圧倒的有利とされる1対1が、間もなく繰り広げられようとしている。 しかしこのアタッカーとGKは、勝負の行方以上に相手の異様≠ヨ意識を払っていたのだった。
[593]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 12:52:41 ID:??? 先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★デヤンの判断 → !dice (奇数→ドリブル/偶数→シュート) ラムカーネの判断 → !dice (奇数→対ドリブル/偶数→対シュート)★ ★デヤン ドリブル/5歩股抜き(!card)69/73 +(!dice + !dice)=★ ★ラムカーネ 対ドリブル/対シュート(!card)73/73 +(!dice + !dice)+(ZEROシステム+5)=★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。 【1対1攻撃】−【1対1守備】 ≧2 → デヤンがゴールを決めた =1〜-1→左から順に(スペルマンがフォローで笛、ピエトロがフォロー、マッシモがねじ込み) ≦-2→ ラムカーネがボールを押さえて笛! 【基本ルール以外の補正・補足・備考】 デヤンがドリブル時、マークがクラブ以外で[コルト1874(+2)]が発動。 デヤンのカードがAで[スキル・マンダム]発動、+2差勝利未満の場合 全判定を一度だけやり直し。 またデヤンはスキル[フェアプレイ]により反則を相手に押しつける。 守備側が読み違えるとペナ−3(ただしラムカーネの場合、前半はペナ−1で済む)。
[594]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 13:04:40 ID:??? ★デヤンの判断 → 3 (奇数→ドリブル/偶数→シュート) ラムカーネの判断 → 5 (奇数→対ドリブル/偶数→対シュート)★
[595]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 13:04:44 ID:??? ★デヤンの判断 → 1 (奇数→ドリブル/偶数→シュート) ラムカーネの判断 → 3 (奇数→対ドリブル/偶数→対シュート)★
[596]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 13:11:32 ID:??? ★デヤン ドリブル/5歩股抜き( ダイヤ5 )69/73 +( 6 + 4 )=★
[597]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 13:15:00 ID:??? ★ラムカーネ 対ドリブル/対シュート( スペード8 )73/73 +( 6 + 6 )+(ZEROシステム+5)=★
[598]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 13:18:15 ID:??? ラムカーネの覚醒は大きいね。
[599]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 16:52:28 ID:??? デヤンの判断 → 3 (奇数→ドリブル) ラムカーネの判断 → 5 (奇数→対ドリブル) デヤン ドリブル( ダイヤ5 )69 +( 6 + 4 )+(コルト1874+2)=81 ラムカーネ 対ドリブル( スペード8 )73 +( 6 + 6 )+(ZEROシステム+5)=90 【1対1攻撃】−【1対1守備】≦-2→ ラムカーネがボールを押さえて笛! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― デヤン「……」 ザッ ラムカーネ「……」 グッ 寡黙な両者…一方は球を蹴り操り、一方は膝を落としてタイミングを計る。 試合の行方を左右する、前半最後の大勝負と言えた。 しかし両者にとって、これは目前の勝負だけでは収まり切らない何かを互いに感じさせられていた。
[600]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 16:53:34 ID:??? デヤン(間違いない、この男こそ漆黒の意思≠サの物。 しかし……何故だ? 何故お前はそんなにも自分を押し潰すのだ?) ラムカーネ(ゼロ…予測を伝えろ。 ゼロ、何故反応しない?) ジャン・マリー=ラムカーネは人の命を奪ってきた過去がある。 任務を全うする為ならば、感情を殺して成し遂げて来た。 『もう誰も殺さない』と何者かに誓った彼にとって、殺意とは否定すべき感情なのである。 しかし暴走したZEROシステムは未だ、彼に対して『勝利への最善手は相手を殺す事』と訴え続ける…。 ラムカーネはそれを抑えつける為、脳が発する衝動に全理性を以って抗っているのだ。 ZEROシステムは有る程度の状況までは最適な行動パターン、脳内物質の分泌による覚醒を促してくれるが… 今この場においてはラムカーネに対して何の信号も発していないようだった。 ラムカーネ(解析不能…。 暴走にはまだ時間が早い、履歴を照会しても同パターンは皆無だ。) ラムカーネは今の自分の身に起こっている事が理解出来なかった。 ただ、脳内物質の適正分泌は間違いなく為されている。 膝を落とした時の感触から、自らの覚醒具合は把握出来ていた。
[601]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/04/23(月) 16:54:39 ID:??? 一秒に満たないこの時間が何十分にも思える中、ラムカーネはふと敵であるデヤンの顔へ視線を戻した。 そこに在ったデヤンの表情は雄弁に言葉を語っているように見えた。 そしてラムカーネも… デヤン(公正なる決闘は内なる不安を取り除く…。 越えるべきは男の世界=B 自らの性(サガ)を否定するな。 その意思はお前自身…文字通りお前その物なのだぞ?) ラムカーネ(デヤン・プロシネツキ…この男は…) デヤン(自らを対応者に堕とすな!) ラムカーネ(……任務了解、お前を殺す。) ラムカーネも言葉無しにデヤンへ語り返したのだった。 ザッ!!! ダダッ…!!!! いずれの動きも機敏かつ流麗で、観ている者達の時間を止めた。 彼等の誰もが、ラムカーネとデヤンのどちらが勝利したのか一瞬判別出来なかった。
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0ch BBS 2007-01-24