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【フィオのアイドル】Another-CU_2【ぬこ監督】
[857]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:28:28 ID:??? ファルコーニ「グッ、これはっ…!」 三杉「なにっ!?」 チャーリー「ああーーっと!? ここで両エース同士が凄まじい攻防を繰り広げる! とんでもないスピードで打ち出され続ける三杉くんの足を… ギリギリの線で全てかわし続けるのはファルコーニくん!」 なんとファルコーニは紙一重ながらも三杉のアタックを対処してみせていた。 しかし紙一重というのは、避ける事だけに100%を注ぎこまねばならぬ事に等しい。 一瞬でも振り切る事などは出来ず、ましてパスコースを視る余裕などあろう筈がなかった。 モニカ「わ、わわ…」 ナディア「うわあ…アンドレアってこんなに凄かったの?」 フィッツウォルタ(まさに紙一重の互角だ…けれど今はミスギの方が集中している。 このまま続ければファルコーニの方がボールを失うだろう。) ニスケンス「ウチのやつも結構やるじゃないか、こんなやり取りが観られるとはな。」 ファンベルグ「往年の名手、ルーカ・ファルコーニさんの息子なだけはあるよ。 けれど、向こうの10番が急に集中してきた以上、これはジリ貧だ。」
[858]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:30:18 ID:??? 非常に高度な互角の攻防だったが、僅かに三杉が優勢であると多くの者は見定めた。 プレイヤーとしての総合力…地力は三杉の方が勝っており、集中も僅かながら天秤が傾いて見えたのだ。 事実、ファルコーニの方は少しずつだが確実に圧されていた。 ファルコーニ(クッ! 左右のフェインt…いや、ダメだ!) 三杉(ようやく隙を見せたか、これならっ!) チャーリー「ああっと、ファルコーニくんバランスを僅かに崩したか!?」 ファルコーニ「こなくそっ!」 スルッ 最後はファルコーニの判断遅延で呆気なく勝負が決まるかと思われた。 しかしそうはならなかった。
[859]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:31:55 ID:??? 三杉「なっ!? そんなバカな事が…!」 ザッ ファルコーニ「うっ…クッ…!」 ザッ フィッツウォルタ「なんだアレは…」 ニスケンス「おお…」 ファンベルグ「フーリアの奴が喜びそうな事を…!」 観客席も騒然としていた。 なんとファルコーニはボールを自らの後方へと置き、ヒールだけでコントロールし始めたのだ。 常識では考えられないボールコントロールが、しかも足元をほとんど視ずに繰り広げられている。 ファルコーニ(ここでボールを奪われたら今度こそ間違いなく失点する、それだけはダメだ…) 今のファルコーニはまさに本来の実力の150%は引き出していたであろう。 沈着冷静な表情はとっくにかなぐり捨てられ、まさに必死の形相が顕れ出ていた。
[860]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:33:15 ID:??? 三杉「相手とボールの間に身体を入れて防ぐのは常套だが、これは…」 ファルコーニ(ようやく余裕が消えたなっ!) ギィンッ あまりの非常識かつ理に適ったプレイにより、三杉もついに舌を巻きはじめると… その僅かな隙をファルコーニは確実に突いた。 ファルコーニ「ディノ!」 三杉(ここでフォローを要求だと!?) トンッ… シュパァァァァァァァァン!!!! 三杉「しまっっ……!!!」 コンマ数秒、言葉のフェイクで三杉の視線を僅かに外すと… ファルコーニはボールを浮かせ、窮屈なボレー体勢のパスを放ったのである。 なんとも高次元の攻防を制したのはアンドレア・ファルコーニだった。 ※ ファルコーニがJokerで大覚醒、レベルが上がり(38→39)全能力+1。 さらにタロンファンタジア(1/4でドリブル+5)を習得。 ※ 三杉が6ゾロ、覚醒P+3で累計15。
[861]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:34:18 ID:??? 不格好なパス出しではあったが、コース・狙いについては確かであった。 このハイレベルな攻防、しかも三杉が僅かに優勢を見せていた為、ヴィオラはやや前倒しになっていたのだ。 レントゥルス「わわっ!」 デヤン(先走ったな…) 前に出かけていたレントゥルスは、このパスに意表を突かれる形になり、足が出なかった。 お陰でデヤンは易々とボールを受ける事が可能だった。 それでも、もう一方のボランチであるオジオや後方のDFが素早く詰めてくるのだが… バンビーノ「デヤンッ!」 ザッ デヤン「了解…」 ザッ オジオ「なっ、バンビーノとデヤンが!?」 このタイミングでバンビーノが中を抉る動き、デヤンは対照的に外へ膨らむ動きをした。 そしてそのまま互いの姿を交差させるクロスオーバーに入ったのだ。
[862]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 21:35:34 ID:??? ダラピッコラ「んなっ!? ボールはどっちが…!」 オジオ(やられたっ…! これじゃ、どちらに人数をかけるべきか判断が遅れて…) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★ボールを持っていたのは…→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ・ハート》 デヤンです 《スペード・クラブ》 バンビです 《JOKER》 なんとがロデオがボールを持っていた! イリュージョンです!
[863]森崎名無しさん:2012/05/02(水) 21:35:47 ID:??? ★ボールを持っていたのは…→ スペードA
[864]森崎名無しさん:2012/05/02(水) 21:37:49 ID:??? GKまで一直線
[865]森崎名無しさん:2012/05/02(水) 22:03:54 ID:??? バンビのドリブル怖いです
[866]森崎名無しさん:2012/05/02(水) 22:05:01 ID:??? だが、いつものパターン(笑)だとそろそろ怪我か何かしてしまいそう
[867]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/02(水) 22:14:18 ID:??? > ボールを持っていたのは…→ スペードA > 《スペード》 バンビです ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 突如として繰り出してきたトリックプレイ。 しかもバンビーノ、デヤンのいずれも驚異的なドリブラーである。 彼らの一方でも止めようとするのならば、人数をかけて取り囲む以外にないが… そのどちらに人数をかけるべきかの判断を迷わされては、ヴィオラにとって如何ともし難い状況になる。 オジオ「こんな妙手を隠し持っていたなんて…!」 スペルマン「マルコ、バンビーノから目を離さないで! ボールを持っているのは彼だ!」 オジオ「イヴァン!?」 バンビーノ(チィッ、スペルマン…!! だがその位置からは間に合うまい!) コーチングによってボールホルダーを特定したオジオは、バック走で下がりつつ正面を塞いだ。 せめて後方のCB、ミュラーと連携を取る意図であった。 オワイランはサイドに抜けたデヤンを警戒した為に、中央へは戻って来れていない。
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0ch BBS 2007-01-24