※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【愛が】黄金のジノ10【欲しい】
[655]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/15(火) 19:46:03 ID:??? C タケルが来るなら参加 太一「……なら、タケルが来るなら参加するぜ。」 太一の言葉に、大輔は笑顔を見せた。 大輔「まじっすか!よし、タケルに電話してくるっす!」 大輔が店を駆け出す。 賢「大輔!………ったく!」 賢が大輔に倣い店外に出た。 京「………ありがとうございます、太一さん。最近、本当にあのバカ、ヒカリちゃんとタケルくんの仲を取り持とうと必死で……。」 ……恐らく、このパーティーの企画も大輔なのだろう。自分の思いより、仲間の絆が大事…… そう大輔は思っているのだろう。 太一「………大輔は、いいヤツだよな。」 空回りしまくるが、大輔は人の和を考える。それだけに、タケルや賢、京といった癖の強い人間も、彼が好きなのだろう。 大輔「よっしゃー!タケル参加っすよ!太一センパイ、ヒカリちゃんを頼むっす!」 太一「ああ。」 片や、自分の仲間は……………。 たった一つ狂った歯車。それが全てを狂わせた。 光子郎、ミミはヤマトに反目。元々の相性が悪かっただけに、二人は空とも当然のように反目した。 丈、太一は、二人の仲を取り持とうとしたが…… ミミ「太一さんが、それでいいならいいですけど、私は嫌!」 光子郎「勝手にして下さい。僕は知りません。」 と、タケル、ヒカリの仲が、グダグダに拗れた事もあり、けんもほろろの状態であった。
[656]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 19:53:56 ID:??? 相変わらずデジモン勢はグダグダしてるなあw 個人的には丈先輩が好きなんだが、この状況なら出ないほうが幸せかもなw
[657]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/15(火) 21:25:39 ID:??? >>656 良識派は損をしますからね………。 去年のクリスマスに至っては、いらない情報が流れただけに、大輔までヤマトに反目。 もはや収集不能になり、太一が大輔に 『お前に関わりがない事に、首を突っ込むな』 と、かなりきつく叱り、大輔が矛を納める形になった。 結果………ヒカリは態度を更に硬化させ、もとからギクシャクしていたタケルとの仲に、修復不能といっていいレベルの溝が出来た。 太一「(まぁ、そりゃ………やっちまった、って話聞いたらそうなるわな…………)」 原因の一つには、自分自身の行動もある。 太一は、内心はともかく、表面的には何事もないよう取り繕った。 それが、余計に皆の勘に障ったのだろう事は、想像に難くない。 しかし………太一にしてみると、ヤマトと空の付き合いに自分が口を出す事もおかしい話なのだ。 別に自分が、ヤマトと空の関わりについて何か言う必要はないし、そこで何があろうが自分の管轄外だ。 昔、好きだった人だったとはいえ、そこまで干渉する筋合いがない。 ……醒めているのか、それとも考えないようにしているのか……。 自宅では、最近元気のないヒカリが居間にいた。 ……何も映さないような瞳で、テレビを見ているヒカリ。 太一「ただいま。ヒカリ。」 ヒカリ「……お兄ちゃん……」 ヒカリは、太一を見て少し笑った。 ヒカリ「お兄ちゃん、今日は早かったんだ?」 太一「あー。試合も近いしな。」 ヒカリ「そっかぁ。」 笑顔を見せるヒカリ。その笑顔は、昔のように屈託がない。
[658]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/15(火) 22:23:38 ID:2F9Qv17A ヒカリ「なら、お兄ちゃん、ご飯食べようよ。」 太一「あー、わりい。腹減って大輔達とマッサで食ったわ。」 ヒカリ「………そう………」 再び表情が暗くなるヒカリ。 ヒカリ「私もマッサ行きたかったなぁ。」 太一「なら、行けよ。大輔や、京ちゃんならいつでも誘えば来るだろ。」 ヒカリ「……お兄ちゃんと行きたい。」 太一「…………はぁ?」 太一「お前、俺と行ってどうすんだよ。」 ヒカリ「お兄ちゃんと、マッサ行って、映画見て服買って………。」 太一「それじゃ、まるでデートだな。」 ヒカリ「いいじゃない。お兄ちゃんも、たまには妹孝行してさ。」 太一「タケルか大輔か………相手は山といるだろ。」 ヒカリ「やだぁ。何であの二人なの?『私は』お兄ちゃんと行きたいのに。」 ニコニコ笑うヒカリ。 ヒカリ「お兄ちゃん、クリスマス試合だよね?私、応援に行くからさ、帰りに遊びに行こうよ。」 太一「バーカ。大輔主催のクリスマスパーティー参加だよ。お前も来い。」 ヒカリ「えー…………」 ヒカリは、ぶすっとしながらも了承した。 太一「(………いつもと変わらないじゃないか?何でわざわざヒカリを誘うのが俺だったんだ?)」 ……いつもと変わらないヒカリ。太一の前では、いつも笑顔の可愛い妹だ。 太一「(……タケル達の前だと違うのか?想像つかねぇ。)」 ……太一の携帯が鳴る。 先着一名様で。 ★電話 !card ★ JOKER…丈 ダイヤ…大輔 ハート…タケル スペード…光子郎 クラブ…ヤマト
[659]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 22:24:46 ID:??? ★電話 ダイヤ4 ★
[660]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 22:28:16 ID:??? やべえ予想してたがヒカリがいあいあにゃるこさんかわいいよになってやがる……
[661]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/15(火) 23:12:15 ID:??? >>660 (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー ……まぁ、太一を追ってイタリアにいますが。 ★電話 ダイヤ4 ★ ダイヤ…大輔 電話は、大輔だった。 大輔『太一センパイ、ヒカリちゃんはどうでした?』 太一「参加するってよ。大輔、お前クリスマス、試合見に来るのか?」 大輔『行きたいんすけどねー……準備を京達とやるから、行けないんすよ。』 太一「ふーん。………おーい、ヒカリ!」 ヒカリ「なぁに?」 太一「お前、暇なら大輔達を手伝ってやれよ。俺はベンチだし、試合に出られるかわかんねぇしよ。」 ………その言葉を言った瞬間………ヒカリの瞳は、光を無くした。 ヒカリ「……………………………」 そっと太一の背中に抱き着くヒカリ。 ヒカリ「………お兄ちゃん………ヒカリが邪魔?」 太一「………はぁ?!おい、お前何言って………」 大輔『太一センパイ?もしもし?』 太一「大輔、かけ直す!」 電話を切る太一。 太一「ヒカリ!お前どうしたんだよ!」 ヒカリ「…………………」 ヒカリは無言で太一から手を離すと、自分の部屋に向かった。 太一「………何なんだ?ヒカリのヤツ………」 暫くしてから両親が帰り、太一は自主トレの為に外に出た。 日課であるランニング。太一は高校入学前から、ストイックに自分を鍛えた。 マンションを回り、海浜公園を回る。合計7キロ位であり、汗をかくには最適である。
[662]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/15(火) 23:25:25 ID:2F9Qv17A マンションを抜け、走る太一。たまに大輔がついてくるが、今日は来ないようだ。 途中、丈とすれ違う。丈は笑顔で太一に右手を上げた。太一も笑顔を返す。 特に言葉は無いが、旧交を暖めるには十分である。 稽古の帰りの伊織、家業の帰りの京。たまにすれ違うが、今日は会わない日のようだ。 海浜公園に差し掛かる。このあたりは、カップルのメッカであり、よくカップルがいる。 ミミが帰って来ている時は、よく光子郎といるのを見掛けるが……… 先着一名様で。 ★ベンチには !card ★ JOKER…青いツナギを着た男 ダイヤ、ハート…光子郎とミミ スペード、クラブ…ヤマトと空 クラブA…道下と阿部さん
[663]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 23:26:01 ID:??? ★ベンチには クラブ10 ★
[664]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 23:26:12 ID:??? ★ベンチには クラブJ ★
[665]森崎名無しさん:2012/05/15(火) 23:26:21 ID:??? ★ベンチには ダイヤ7 ★
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24