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【愛が】黄金のジノ10【欲しい】
[822]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/23(水) 22:44:13 ID:??? ★パーティー クラブ10 ★ クラブ…とっくに始まっていた。 大輔「ヤマトさん、遅いっすよ!」 ヤマト「え?19時30分からじゃなかったか?」 大輔「19時っす!なに考えて生きてんすか!」 ……30分の遅刻。宴は既に始まっていた。 太一の隣には、カトリーヌ。そして膝の上にはヒカリ。 太一「いい加減どけ。重い。」 ヒカリ「嫌。」 カトリーヌ「(日本の兄妹は、こんなものなのかしら。)」 間違った日本観を植え付けつつある八神兄妹に…………… 変わらず仲の良い後輩達と………… 光子郎「………………」 ミミ「………………」 非好意的な目が眩しい光ミミコンビに、笑顔で迎える仲間の良心がいた。 ヤマト「遅れてすまん。」 ヤマトが頭を下げる。 大輔「頭が高いっすよ!もっと額を床に擦り付けて!」 ヤマト「お前がつけろ、バカ輔がーッ!」 ヤマトに攻撃され、うぎゃあああああ、と大輔が大袈裟に叫ぶ。冷笑を浮かべた光子郎以外は、爆笑した。 丈「ヤマト、空くん、お疲れ様。」 丈が二人にジュースを振る舞う。二人は、ジュースを受け取り、床に座った。 ―――――――――――――――― カトリーヌ「兄妹仲が良いのね。」 太一「まぁな。」 ヒカリ「愛し合ってますから。」 太一「家族愛でな。」 ヒカリ「………いけず………」
[823]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/23(水) 23:08:12 ID:??? カトリーヌ「……タイチは、フランスの時とは感じが違うわね。」 太一「そっかぁ?こんなもんだと思うぜ。」 カトリーヌ「いえ、あの時は、何か張りつめていた印象があったから……。今は、いい顔をしていて安心したわ。」 にこり、と笑うカトリーヌ。その笑顔は、春の日差しのように暖かい。 太一「………ま、心当たりはあるけどな。」 太一は、頭をかいた。 カトリーヌ「(……さっき来た彼女かしら。)」 ミミに聞いた、太一の好きな人。ミミの主観が入り雑じり、かなり雑多な情報であった。 太一「まぁ……お前もフランスから大変だったなぁ。しかし、クリスマスだと恋人が寂しがるんじゃねぇか?」 ヒカリ「そーですよ?早くフランスに帰らないと。」 カトリーヌ「フリーだし、普通クリスマスは家族と過ごすわ。」 カトリーヌが笑う。 カトリーヌ「(……積極的なタイプかと思えば、結構冷静に外堀を埋めていくタイプか。)」 積極的に愛を語られるよりは、やり易くていいが………ミステリアスな部分に見えてしまうのも否定出来ない。 カトリーヌ「(……仲良くなれば、また違ったタイチが見られるのかしら?)」 カトリーヌとしては、以前の対面で興味を持ち、長い期間待っていた。 それだけに、興味をそそられる。 カトリーヌ「ああ、タイチ。そうだったわ。これ、私のアドレス………きゃっ!」 カトリーヌが、太一に紙を渡そうとした時。ヒカリが魚の如く紙に食いついた。 カトリーヌ「…………………美味しい?」 ヒカリ「全然。」 もっちゃもっちゃ、とヒカリが紙を咀嚼する。 カトリーヌ「……はぁ。後で、ミミに連絡先を聞いて頂戴。」 カトリーヌは、そう言うと席を立つ。ヒカリは……二度と来るなとばかりに、カトリーヌの背中に向かって舌を出した。
[824]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/23(水) 23:19:03 ID:rRtzEnq2 カトリーヌは、空に近寄った。 カトリーヌ「少し話してもらっていいかしら?」 空「………何かしら?」 カトリーヌ「タイチについて。あなたが知る限りを。」 カトリーヌの言葉に、空が顔をしかめる。 ヤマトは……太一の横に座り、これまでの時間を取り戻すように喋っている。 たまにヒカリの毒入りツッコミが入るようだ。二人で手を叩いて笑っている………。 空「…………………」 先着一名様で。 ★空の回答 !card ★ JOKER…洗いざらい話した。 ダイヤ…自分の主観の太一について話した ハート…ある程度引いた視線で、なるだけ公平に話した スペード…太一のマイナス面について話した クラブ…俺様には関係ない! クラブA…空「ヒカリちゃんに聞けば?」
[825]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:19:20 ID:??? ★空の回答 スペード5 ★
[826]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/23(水) 23:39:42 ID:rRtzEnq2 ★空の回答 スペード5 ★ スペード…太一のマイナス面について話した 空「………まず、自分勝手。突っ走るタイプ。調子乗り。ムカつく位キャプテンシーがあって、気が付くと輪の中心にいる。 一途なくせして、鈍感で……」 ……気が付くと、太一のマイナス面ばかり言っている。 空「(ああ、嫌な女。)」 自分は、自分が考えるよりも女であり、しかも欲深い。 ヤマトを手に入れている分際で、太一を手放したくない。 カトリーヌ「……短所ばかりのように語りながら、巧妙に長所を入れているわね。」 カトリーヌの言葉に…… 空「あんた嫌い。」 カトリーヌ「嬉しいわ。」 空はそっぽを向いた。 カトリーヌ「欲深いのはいいけど、あなた、全部無くして泣かないようにね?」 言葉の外に、『太一を貰う』と言わんばかりのカトリーヌ。 カトリーヌ「今を選んだのは、全てあなた自身よ。」 空「鬱陶しいわ。」 会話は無用とばかりのリアクションに、カトリーヌが閉口する。 光子郎「その方には、何を言っても無駄ですから。そんな事よりカトリーヌさん、ミミさんを止めて下さい。」 カトリーヌ「?」 先着一名様で。 ★ミミ特製 !food 入り !food ★
[827]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:40:56 ID:??? ★ミミ特製 アントン・リブ 入り 恵方巻き ★
[828]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:40:59 ID:??? ★ミミ特製 ペペロンチーノ 入り カップ麺 ★
[829]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:41:06 ID:??? ★ミミ特製 牡蠣鍋 入り 柿ピー ★
[830]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/24(木) 00:04:53 ID:??? ★ミミ特製 アントン・リブ 入り 恵方巻き ★ カトリーヌ「な、何よこれぇっ!」 カトリーヌが叫ぶ。 そこにあったのは、スペアリブが入った巻き寿司だった。 ミミ「クリスマスだから、張り切っちゃった!」 ミミの額の汗と、極上の笑顔が眩しい。 ミミ「ラッキーな方角を向いて、一気に食べるといい事あるのよね、丈センパイ!」 丈「いやいやいやいや!それは節分の恵方巻きで、クリスマスは何の関係も!」 ミミ「……いいもん。」 ミミは、極上の笑顔で光子郎を見た。光子郎には……死神が、鎌を振り上げたように思えたが。 ミミ「私のこーしろーくんなら、食べてくれるもんねー。はい、あーん。」 光子郎「………………」 いや、待て。スペアリブって確か、骨を捨てるんじゃなかったか?サクッと食べろと?どっかのハンマハンマみたいに? ミミ「………こーしろーくん?」 ミミが不安そうに光子郎を見る。……何の罰ゲームか……光子郎は、神を呪った。 光子郎「………あーん………」 ミミ「はい、あーん。」 ごりっ!べきっ!ばりっ! ……地獄絵図である。 皆が光子郎に同情する中………ヤマトは、太一に小声で言った。 ヤマト「…………昨日の一件を、空に伝えた。」 太一が、慌ててヤマトを見た。 ヤマト「五分五分の条件だ。お前が、空に思いを伝えるのも、止めはしない。 思いが叶うなら、それはそれで構わない。」 ヤマトなりに考えた結論である。 親友として、騙し討ち同然に付き合ってしまった事。それはヤマトにとって負い目となったのだ。 この先も空と付き合うならば、決着を避けては通れない。 太一「…………………」
[831]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/24(木) 00:22:43 ID:gBsA3DUk 太一「(………俺の心の中にいる女の子は…………)」 『3』票にて。 A 空 B カトリーヌ C ヒカリ D TDN(※10票) ※本日は、ここまでにします。 アイマス2は、喧嘩と相性はあんまり関係なかったのですね…………。未だにたるき亭の、へっぽこPです。 空については、嫌な女的に書いていますが……あれでもかなり優しく書いたつもりです。 空も後に、布団の中でのたうち回って叫ぶ程度には苦しんでいただかなくては。 あと、これで最終ルート確認投票です。 ついでに……片桐Pのお相手は、あずさ、またはピヨちゃんでないと犯罪ですねw 亜美真美あたりだと、世間が許さないでしょうw
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0ch BBS 2007-01-24