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【愛が】黄金のジノ10【欲しい】
[899]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 12:29:55 ID:??? 自宅―――――― ジョアン(主柱)「ブルノ………眠れんのか?」 主柱が、ブルノに声をかける。 ブルノ「ああ………何か色々ありすぎたってばよ。」 ブルノは主柱を見た。 ブルノの瞳が真紅に染まる。写輪眼である。 ブルノ「……こうした力が、特質だと言われたんだってばよ……。」 ジョアン「…………特質か。言い得て妙だな。」 ブルノ「俺やカルロス、アリアドネは、ジョアン達と話す力がある……。これも、特質の力なのかってばよ……。」 ジョアンは、暫く無言だった。 ジョアン「ブルノよ。世の中には、何種類かの人間がいる。 カルロス・サンターナや、ジノ・ヘルナンデス達………エリートと呼ばれる、『規格外』の存在に、至って普通の存在。 何かの秀で、生計を立てられるような存在は、間違いなく規格外の存在だ。その中の一握り……規格外の中の規格外…… 先程名を上げた二人は、間違いなくその存在だ。 次に、一芸のみに秀でる人間を、異常(アブノーマル)と呼ぶ。これは、ニンジャ達がそうなるだろう。 そして、人格ごと破壊された異常な存在を、過負荷(マイナス)と呼ぶ。これは、アリアドネだな。 私は、ブルノがどの存在に当てはまると思えない。」 ブルノ「………………」 ジョアン「君は君なのだ。ブルノ。私と会話を交わし、私の友人と意思を交わせる存在。それで良くはないだろうか? 君は、過負荷のように壊れても、異常のように異常ではない。」 ……端から見ると、ブルノ自体が『異常』の範疇であり、『過負荷』のように壊れたところがある。しかし…… ジョアンは、ブルノは普通人でいるべきだと考えている。
[900]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 18:49:11 ID:??? ジョアンはブルノを、サッカーを心から楽しみ、愛するように育てたつもりだ。 プロとなり、実力不足から散々な目に遭ったが、それでもブルノは楽しみながらサッカーをやってきた。 キーパーは、ワインと同じ……若いキーパーは魅力的だが、味わいに欠ける。それだけに、じっくりと育てようと考えていたが…… 自分に残された時間は、あまり無いようだ。 アーサーにしても、薄々それを感じているのだろう。彼のサンターナへの指導の熱さが、それを物語っていた。 ジョアン「(人生とは、ままならんものだな。)」 出来れば、ずっとブルノと過ごし、ブルノが愛するサッカーを指導したかった。 教え、導き、いつかブルノが引退しても、彼の側にいるものだと頭から信じこんでいた。 ……ひび割れつつある、自分の身体。万物に永遠はない。理解はしているが………やりきれない。 ジョアン「(……私は………)」 漸く寝付いたブルノを、ジョアンは暖かい目で見る。 ジョアン「……ブルノ。私の運命の子よ。私が持つ全てを、君に与えよう。」 今は理解出来ないかも知れないが、いつか理解出来るであろう事も。その時に自分が側にいるかは、分からないが。 翌日……………………… ジョアン(主柱)「起きたか。では講義を始めるぞ。」 ブルノ「うえ、朝からかよー!」 嫌がるブルノを、ジョアンは微笑みながら見た。 ジョアン「ブルノよ。時間は無いぞ?サンターナや、ヘルナンデスは、更に先に行っているからな。」 ブルノ「厳しすぎるってばよー!」 ……それから、毎朝ジョアンの講義は続き……ブルノの頭を鍛え、判断力の向上の一手になった。たまにブルノの頭がショートしていたが。
[901]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 19:07:14 ID:XNptDJR+ ――練習場―― ジョアン(ポスト)「もっと早く!アジリティ向上に、全身の筋力アップは不可欠だ!」 ブルノ「し、死ぬ……ッ!」 早朝より、ジョアン考案のサーキットをやり、練習前に汗を流す。 ユギト「感心だな、ブルノ。」 ブルノ「あ、ユギト先生、おはようだってばよ。」 ユギトは、ブルノの横に立つ。 ユギト「………随分、効率の良いトレーニングだな。」 負荷をかける箇所を変えながら、トレーニングをしている。上体、下腿、体幹……全てを鍛え直しているようだ。 先着一名様で。 ★ユギト !card ★ JOKER…ユギト「……で、そこの初老の紳士はどちら様だ?」 ダイヤ…ユギト「トレーニングに取り入れるか。」 ハート…ユギト「(ただのバカと思えば……頑張り屋なんだな。)」 スペード…ユギト「よし、頑張れ。後で何を何回やったかは報告しろ。」 クラブ…ユギト「勝手な真似をするな。私のメソッドに従え。」 クラブA…ユギト「オーバーワークは身体に毒だ!何を考えている!」
[902]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 19:08:54 ID:??? ★ユギト ハートK ★
[903]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 19:26:46 ID:??? ★ユギト ハートK ★ ハート…なにィ! ユギト「……続けろ。私も見ていよう。」 ブルノ「はい!だってばよ!」 ブルノが、再びサーキットを始める。 ユギト「(ただのバカと思えば………なかなか頑張り屋じゃないか………。)」 二尾「(ユギト、顔にやけてるぜ?……ったく、昔っからああいう頑張り屋が好きだからねぇ。)」 ユギト「(黙れ。)」 ブルノが走り、サーキットをする姿。ユギトは、黙ってニコニコしながら見ていた。 ブルノ「(わ、笑われているってばよ、ジョアン!)」 ジョアン「(ブルノ、気にするでない。)」 ……あれは好意的な目というのだ…… ジョアンは言いかけたが、流石に言の葉には乗せなかった。 ……年下の頑張り屋のイケメン好き……ユギトにとって、フィジコは天職と言える。 ………これから、ブルノは暫くアリアドネ以外からの視線が気になるようになる。 それがまさか、コーチだとは思いもしないのであった…………。 ※ユギトのブルノへの好感度が、大幅に上がりました。
[904]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 19:51:28 ID:XNptDJR+ 又旅(二尾)「因みにユギトが存命ってことは、不死コンビと戦う可能性もあるから。戦い方知ってるなら、楽に勝てると思うけどね。 ユギトを守ってくれる、強い男の人がいいなー(チラッチラッ」 ―――――――――――――― ウォームアップが終わり、全員が集まる。 先着一名様で。 ★話題 !card ★ JOKER…ユギト「よし、みんなきけ。ACFよせんのしあいにでるぞ。」 ダイヤ、ハート…ユギト「よし、みんなきけ。いちぐんをたおすぞ。」 スペード…ユギト「よし、みんなきけ。れんしゅうするぞ。」 クラブ…ユギト「よし、みんなきけ。またれんしゅうじあいだ。」 クラブA…ユギト「よし、みんなきけ。いまからにんむだ。」
[905]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 19:52:04 ID:??? ★話題 ハート10 ★
[906]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 20:21:12 ID:??? ★話題 ハート10 ★ ハート…よし、みんなきけ。いちぐんをたおすぞ。 ユギト「皆、集まったな。」 ユギトは、全員を見た。 ユギト「先日の練習試合、ご苦労様だった。本日からは………一軍を倒す為の練習を始める。」 皆がざわめく。 シカマル「(やっぱりかよ。)」 シカマルなりに考えた、二軍のメンツ。スナイルなど二軍にいるには勿体無い人材も含め、あまりに不自然だ。 ユギト「一軍は、能力はモブで一律50。フーリア、エフェンベルグは、正直止めようがないレベルだ。 この二人にボールが渡れば、失点を覚悟したほうがいい。」 ざわ………ざわ……… ハサン「こ、コーチ!一軍と試合って……」 ユギト「オーナーの意向だ。」 スナイル「オーナーの?」 ユギトは、皆を向く。 ユギト「一軍は、怠惰な選手が多く、フーリアやエフェンベルグを獲得したにも関わらず、現在リーグ最下位だ。 ……それならば、二軍に人材を集め、入れ替え戦をやろうという話になってな。」 ブルノ「ゆ、ユギト先生!仮にきらめきが、一軍と試合したら………」 ユギト「あの10番が、覚醒後でも負けるだろうな。あの10番では、フーリアは絶対抜けない。」 フレディ「フーリアさんのポジションは………」 ユギト「リベロだ。参考能力だが……」 フーリア ドリブル 74 パス 73 シュート 76 ブロック 75 パスカット 77 競り合い 76 高/低 5/4 特殊スキル オーバーラップ 全ポジション◎ ミドルシュート ヘディング◎ ユギト「…これでも往時よりは衰えている。」
[907]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 20:37:28 ID:XNptDJR+ ブルノ「か、勝てっこねぇレベルだってばよ!」 ブルノが叫ぶ。 シカマル「フーリアがオーバーラップ出来ないなら、攻撃力は半減する。止めようはなくても、試合から消す事は出来る…… そうですよね?コーチ。」 ユギト「その通りだ。」 スナイル「因みに、一軍の監督は………」 先着一名様で。 ★監督 !card ★ JOKER…某名将 ダイヤ…中村負広 ハート…毛 スペード…落武者 クラブ…400勝男 クラブA…常勝西武を率いた人
[908]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 20:39:08 ID:??? ★監督 スペードQ ★
[909]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/05/29(火) 20:58:13 ID:??? ★監督 スペードQ ★ スペード…落武者 スナイル「………落武者みたいな人だったような………」 スナイルが頭を捻る。 ハサン「落武者………なんか怖いじゃねぇか。」 ハサンが汗をかく。……ユギトは腹を抱えて笑った。 ユギト「ナベキュウ監督だ。エミレーツ・クラブのレジェンドで、就任初年度はエミレーツ・クラブを三冠に導いた名将だったんだが… 主力選手の造反、ディフェンスラインの崩壊を止められなくてな。 ちなみに一軍のスタメンだ。」 ――〇―〇――エフェンベルグ、オ・カーワリ ――――――― ―〇―――〇―クリ・ヤーマン、ナカジマン ――――――― ――〇―〇――岸麺太郎、オツオリ ――――――― 〇―――――〇力者、偽者 ――〇―〇――総帥、フーリア ――――――― ―――〇―――シルバー ユギト「……元ネタは、ライオンズスレを見てくれ。桶者は、やはり時期が時期だけにネタにするのは控えた。」 ブルノ「?」
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0ch BBS 2007-01-24