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【冥府への扉】森崎の聖戦13【大解放】
[485]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/06/30(土) 23:00:46 ID:??? 前方より、黒い鎧をまとった金髪の騎士が一騎。 間違えるにも、間違えようのない。 フィン「エルトシャン王…!」 グレイド「む、捕らわれているという話ではなかったのか?」 エルトシャン「よっ。心配かけたな、みんな」 グラーニェ「……!!」 エルトシャンの姿を見て、皆が一様に驚きの色を見せる。 当然、この人はひときわである。 グラーニェ「エル…エル!! 本当に…ほんとうにエルなのね? 会いた…?!」 バッ!! アゼル「えっ?!」 レヴィン「なにィ?!」 若島津「……」 エルトシャンの得物…ミストルティンが。グラーニェに。突きつけられる。 グラーニェ「エル…?」 エルトシャン「これは、どういうことだ?」
[486]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/06/30(土) 23:02:08 ID:??? グラーニェ「ふふ…しばらくぶりだというのに、おいたが過ぎるわよ? エル。 決まってるじゃない、貴方を助けに…」 エルトシャン「なぜ、マッキリーを滅ぼした? ハイラインを滅ぼした? どうして、アグスティに攻め込もうとしているんだ?」 グラーニェ「……」 王妃の答え→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。 ダイヤ→ 不可抗力よ。決して、こちらから仕掛けたわけではありません! ハート→ 一刻も早く、エルを助け出したかった。それだけです! スペード、クラブ→ これは、好機だからよ。エル… JOKER→ あらぁ?! そういえば、そうねぇ。 うっかりしちゃったわあ!
[487]森崎名無しさん:2012/06/30(土) 23:03:06 ID:??? 王妃の答え→ ハート3
[488]森崎名無しさん:2012/06/30(土) 23:03:09 ID:??? 王妃の答え→ ダイヤA
[489]森崎名無しさん:2012/06/30(土) 23:03:11 ID:??? 王妃の答え→ スペード9
[490]森崎名無しさん:2012/06/30(土) 23:03:15 ID:??? 王妃の答え→ ダイヤK あー、夫婦決戦もあるかなー。
[491]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/06/30(土) 23:15:48 ID:??? ハート→ 一刻も早く、エルを助け出したかった。それだけです! エルトシャン「それだけか?」 グラーニェ「そうよ、それだけよ!」 エルトシャン「本当にか?」 グラーニェ「どうして? どうして信じてくれないの? 妻が夫を心配して、なにがいけないの? ねえ。何がいけないのよっ!!」 グラーニェの声が、次第にヒステリックなものへと変わっていく。 ディートバ「うわー、たまんないね。これだから男は嫌なんだよ」 フュリー「……」 フィン「グレイド、あのような…」 グレイド「ああ、初めてだ。まさか、副隊長がこのような…」 しゅらば→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。 ダイヤ→ 若島津「まあ待て、二人とも」 ハートK→ ラケシス「やめてくださいっ!!」 ※進軍遅れの為大幅に確率低下 JOKER→ ??「待ていっ!!」 デーン、デーン、デーン…… それ以外→ エルトシャン「わかった。疑って悪かった。だが…」
[492]森崎名無しさん:2012/06/30(土) 23:16:15 ID:??? しゅらば→ ハート2
[493]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 00:33:10 ID:??? それ以外→ エルトシャン「わかった。疑って悪かった。だが…」 アゼル「ねえ、なんとかならないの?! エルトシャン王と仲いいんでしょ?」 若島津「今口を挟むことが、良い結果を生むとは思えない…」 エルトシャン「グラーニェにも言っただろ? 親父からきつく言われてるんだよ」 グラーニェ「……!」 エルトシャンの表情が、少し和らぐ。 逆にグラーニェの顔色から…少しずつ、血の気が引いてゆく。 エルトシャン「ノディオンはアグスティ配下の一公家に過ぎねえ。それにもかかわらず 代々、魔剣ミストルティンを継承することを許されている。主家を差し置いてな。 これがどれだけ危険なことか…」 グラーニェ「……」 エルトシャン「その代償として、ノディオンは代々、アグスティ王家への絶対の忠誠を約束している。 神の血と、魔剣の強大な力を振りかざして…アグストリアを混乱させることのねえようにな」 フィン「……」 グレイド「…なるほど」 エルトシャン「そのことをゆめゆめ忘れるなって、親父に…耳にタコができるくらい、聞かされてんだ。 その頃は、それがこんな重大な意味を持つなんて知らなかったけどな」 レヴィン「…ちっ」
[494]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 00:36:48 ID:??? エルトシャン「この訓えの意味を俺がようやく理解した頃…親父はもう、この世にいなかった。 死んだ親父に文句を言いに行くわけにもいかねえだろ? 約束は…守らなくちゃな。 騎士の国ノディオンの長が不孝者だったなんて、とんだお笑い草だ。悪いな」 グラーニェ「どうしても、シャガール王についていく…と? このような仕打ちを受けても?」 エルトシャン「くどいぜグラーニェ。俺の心はとうに決まっている。…おまえはどうする? これはあくまで俺と親父の話だ。お前は関係ない。ついてきてくれるってんなら、ありがてえが…」 グラーニェ「……!!」 ディートバ「…きな臭くなってきたな。フュリー」 フュリー「ええ」 静かに翼をはためかせ、飛び立つ2騎のペガサスナイト。 多くの物は会話に気をとられ、それに気がついていない。
[495]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 00:38:38 ID:??? フィン「エルトシャン王、我らと敵対すると言うのですか?! なんという…」 グレイド「フィン、黙ってろ! 俺たちのかなう相手では…!」 キラッ… 絶妙のタイミングで、ミストルティンの刃に日の光が当たり、反射する。 エルトシャン「そういうことだ。すまねえが、邪魔しないでくれ。さて…」 グラーニェの方を向きなおすエルトシャン。先程よりもはるかに、表情は柔い。 グラーニェ「……」
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0ch BBS 2007-01-24