※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテン森崎外伝スレ10
[336]森崎名無しさん:2012/10/16(火) 18:56:58 ID:??? いよいよか やつの小ささには間違いなく吹く
[337]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/17(水) 12:35:25 ID:??? あまりに奇天烈で、あまりに破天荒な面構えの男達が現れた。 最初に現れたキャプテンとおぼしき男は、褐色の肌に顔下半分を覆う緑の髭を蓄え、 頭頂部にはこれまた緑色のモヒカンをたなびかせている。 次に現れたDFはキャプテンよりも1回り以上大きく、髪と髭によって顔面の半分が覆われており、 赤いマッシュルームが闊歩しているような風体だった。 そのDFの陰から現れたGKはDFの高身長も相まって、まるで巨人とホビットのように激しいコントラストを表していた。 さらに姿を見せたFWのうちの1人は、糸目のような細長い目をつけ頬が張り、白髪白髭の老け顔をさらけ出している。 背丈、人相、皮膚の色等々、人間を構成する外的要素がことごとく混沌としていた集団だった。 そんな彼らを一目見た瞬間、彼らの取った反応は一致していた。 爆笑である。 ※参考画像 http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%BC%E3%81%97japan#h2-4
[338]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/17(水) 12:36:28 ID:??? 全日本ユースメンバー『アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!』 石崎「な、なんじゃこらぁあああああ!」 早田「赤、緑、白、黄…なんじゃこのヒゲ達はよーっ!」 次籐「キーパーのじんべこんま…グホッグホッグホッ!」(※) 新田「DFとの身長差がひど、ひどすぎ、る、だろ」 葵「見た、だけでっ、ふ、吹かせるなんて、卑怯だよっ…!」 若島津「(笑っちゃだめだ、笑っ…)プッ、ププッ!」 翼「(こ れ は ひ ど い)」 三杉「(あ、あまりにも僕らの常識を飛び抜けすぎている……)」 岬「(何ていうか……凄いね、うん)」 日向「ファーハハハハハッ!やってくれるじゃねーか!」 森崎「ギャハハハハハハハハハハハハハッ!ダサすぎるーーー!!」 ※(キーパーがとても小さい、の意)
[339]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/17(水) 12:40:01 ID:??? 先程までの緊迫した展開が嘘であったかのように、笑って笑って笑い続けた。 笑い過ぎて腹筋に痛みが走りはじめ様子が穏やかになりはじめたところで、 見上がパンパンと手を叩き、今日で3度目となる爆弾発言を発射した。 見上「リラックスタイムは済ませたな。これからスウェーデンと、 彼ら言うところの『きれぼしJAPAN』との試合が始まる。 観戦する前に先に結果を伝えておくが、6-0できれぼしJAPANが圧勝した」 全日本メンバー『ハハハハ、は……え?』 新田「ろ…6-0ッ!?」 新田が素っ頓狂な大声をあげたのを皮切りに、 松山「スウェーデンはオランダと互角以上ってさっき…!」 鮮烈な衝撃がメンバー全員に伝播した。 見上「そうだ。スウェーデンサッカー協会にこの事を確認したところ、 間違いないと認めた。紛れもない事実なのだ。 その事を念頭に置いて、試合をよく観察しろ」 リモコンのボタンを押し、ビデオを動かす。 コイントスの結果はスウェーデン先攻となったらしく、 センターサークルにてキックオフがはじまっていた。
[340]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/17(水) 12:48:20 ID:??? 今日はここまで。NPCシーンまだまだ続くよー >>335 改名地蔵と赤鬼で吹いたのは良い思い出です。 >>336 もちろん、私もです。
[341]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/20(土) 00:00:50 ID:??? 放送「スウェーデンのキックオフにより試合が開始されました。ボールはFWのリュングくんからキャプテンのレヴィンくんにわたります。 レヴィンくんドリブルで敵陣に切り込み…おや、相手チームは誰も向かってきません!」 ラーソン「(レヴィンシュートに初っ端からビビってんのか、こいつら?)」 フェデリックス「(無理もないな、あんなシュート放つ相手なんて誰もしたがらねえよ)」 レヴィン「(練習相手だろうと関係ない、僕の前に立ち塞がる選手は誰であろうと必ず…壊す!)」 放送「レヴィンくんMFを抜き、DFに向か…おっとボールを足で踏み込んだ!開始1分、いきなりレヴィンシュートを放つもようです!」 バンッ!ギュルルルルッ! レヴィン「滅べ!」 グワォオオオオオオオオオオオン! 放送「撃った!幾多の選手を切り刻み、潰し、破壊しつくしたレヴィンシュートが今放たれました! シュートの先には赤髭のDFが!フィールドの破壊神によって放たれた魔弾によって彼も砕かれてしまうのでありましょうか!?」 ???「……」
[342]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/20(土) 00:03:20 ID:??? レヴィンシュートに立ち向かうDF、門門を除く他の選手はみなニヤリと笑っていた。 彼らは勝負を諦めていた訳でも、ましてや彼の怪我を願っていた訳ではない。 門門の守備力を信頼し必ずや止めるであろうという自信の表れであった。 ニッ……… 唇をわずかにほころばせ。 門門「ハッ!」 ゴールに向けて発射された弾丸に飛びかかった。 グギャアアアァァァァァン…… ポトン、トン、トン……… ラーソン「な…」 フェデリックス「なにィ!」 レヴィン「そ、そんな……!」 放送「と……止めました!門門くんがレヴィンシュートを防ぎ止めましたぁーっ!」
[343]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/20(土) 00:06:20 ID:??? 翼「と、止めた……」 森崎「あ、あんなに回転がかかってたのに……」 三杉「一瞬で回転と衝撃を殺したのか……」 この衝撃はテレビ越しに観戦した全日本にも達した。 いや、ユースとはいえ世界の頂点をつかんだ戦士達であるために、 その実力を知ってしまった分、衝撃はより強く伝わった。 フィールド内外の驚愕をよそに、門門はボールが激突した胸をポンポンとはらった後、ポンとボールを青髭青モヒカンの男へと渡した。 放送「……はッ!レヴィンシュートを受け止めた門門くん、右サイドバックのココススモンメンくんにパス! そしてココススモンメンくんは大きく蹴りだし、キャプテンの尾崎、お、尾崎000000000くんに繋げました! スウェーデンユース、あまりの出来事へのショックからか、反応が遅れております!」 来生「尾崎ゼロゼロ…何個0がついてんだ?」 高杉「分かるかよ、7個か8個かそんなだろ」 滝「そんな事言ってる場合かって…あ!」 放送「尾崎000000000くん右脚を振り上げた!いきなりシュートに入るのでしょうか!」
[344]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/20(土) 00:10:28 ID:??? トーマ「なにィ!」 ニルソン「まだセンターサークル内だぞ!」 ガレリ「ふざけやがって、いくらなんでもそんな遠くから入るか!」 ブローリン「いいだろう、撃ってみろ。このブローリンに対してッ!」 尾崎000000000は脚を振り下ろし、ボールを蹴り出した。センターサークルからという遠隔地発射という点は置くとしても、 敵フィールダーがゴールに向けてシュートを放つという事など、サッカー選手として数え切れないほど対峙してきた事である。 またスウェーデンユースの殆どは外国のリーグに所属しており、各国の名選手のプレーも数多く触れそして戦ってきた。
[345]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/20(土) 00:12:55 ID:??? バシュウウウウウウウウウウウウウウウウン! そうした過去の経験が災いしたか、トーマとニルソンが口を閉じかけたところでボールは飛び過ぎ、 ギュアアアアアアアアアアアアアアアアアン! ブローリン「!」 スウェーデンのナンバーワンDFは猛烈に飛び去る飛翔体の存在を認識できるのがやっと、 ギャアアアアアアアアアアアアアアアアン! ガレリ「う、うわっ!」 キーパーは最奥に控えていた事によって動きを目にとらえることができたが、 ズバアアアアアアアアアアアアアアアン! 結局動作には至らず、ボールは勢いそのままネットを食いちぎらんばかりに食い込んだ。 一連の「現象」の間、彼らの表情は変わっていなかった。 より正確には、彼らの顔はまるで目からの神経伝達がまだ脳にまで至ってないかのように、何らの反応も示されていなかった。 ……ピッ、ピイイイイイイイイイイイイイイイッ! 一番最初に反応したのは審判だった。規定に従いきれぼしJAPANの得点を告げる笛を吹いた。 その笛の音が、スウェーデンユース内の驚愕への号砲となった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24