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【大回転!】キャプテン霊夢20【大妖精】
[728]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 02:25:23 ID:EA1iKaOQ 焔「ところで、前に言ってた事って?」 霊夢「1カ月とちょっとくらい前だったかしら? 今日と同じように一人で練習してるあんたに、私が言った事覚えてる?」 焔「あ……」 以前霊夢が焔に対して掛けた言葉。 「自分のシュートについて何か目標を決めて練習した方が効率的よ そうねぇ、もっとキック力を上げたいとか、上手く芯をとらえられるようになりたいとか 少し考えてみてくれる?」 というもの。その時は、焔はその問いに答える事が出来なかった。 だが、あれから大会も経て、焔も何か考えているかもしれない。 そう考えて聞いてみた霊夢だったが……。 焔「……」 ★焔の成果?→!card★ 先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。 ダイヤ→「うん、ちょっと考えてる事があるんだ!」 何か考えたらしい ハート、スペード→「何となくはイメージしてるんだけど……」 とっかかりは掴んでいるらしい クラブ→「ごめん、まだ思いついてない……」 まだまだ考え中らしい クラブA→「……何だっけ?」 忘れてるー!? JOKER→「うん!それならもう思いついて、マスターしたんだ!」 既に習得済み!?
[729]森崎名無しさん:2012/05/06(日) 02:28:30 ID:??? ★焔の成果?→ ダイヤA ★
[730]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 02:32:37 ID:??? 焔さんに何か考えが……?という所で短いですが今日はここまで。 皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。 明日はもっとしっかり更新出来ると思います。
[731]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:26:41 ID:EA1iKaOQ ★焔の成果?→ ダイヤA ★ ダイヤ→「うん、ちょっと考えてる事があるんだ!」 何か考えたらしい 焔「うん、ちょっと考えてる事があるんだ!今その練習してるの!」 霊夢「へえ……じゃあ、ちょっと練習見せてよ」 焔「うん!……まだ出来てる訳じゃないんだけどね」 照れ笑いを浮かべながら、再びボールを一列に並べ始める焔。 そして、順々にそれを撃ち始める。 ビシィッ!!!ビシィッ!!!ビシィッ!!! 霊夢「(……ん?)」 10発程撃った辺りで、何か違和感を感じる霊夢。 今までの焔のシュートは、もっと大きく右足を振りかぶって、 それを思いっきり振り下ろすような感じだった。 だから、強烈な一発も出れば、明らかな撃ち損ないも出やすい。 だが、今の焔は意識してシュート時のフォームをコンパクトにしている。 派手な一発は少ないが、その分撃ち損ないの数も減っているようにも見える。 霊夢「(なるほど……一発一発の平均的な威力を上げるつもりなのかしら)」 焔「(……やっぱりまだ上手くいかないなぁ。たまに癖で大振りになっちゃうし……)」 その後も練習を続ける焔。霊夢はそれ以上口を出さずに、ゆっくりと見守るのだった。 ※焔がスキル『コンセントレーション』のフラグを習得しました!
[732]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:28:12 ID:EA1iKaOQ (4日目:チルノ連合……というより紅魔館) 小悪魔「さーて、明日の作戦を考えないとなぁ」 紅魔館の一室。パチュリー様の図書館のすぐ傍にある小さな部屋。私の私室。 今、私はここで明日の試合についての作戦を考えている最中だったりする。 チルノ連合のキャプテンは誰かと言われれば当然チルノさんであり、それに不満はない。 自分にははっきり言ってキャプテンのような役目は似合わないし、 チルノさんのあの一直線な性格は、意外とキャプテンに向いているからだ。 では私の役目は何か?言ってしまえば参謀役のようなものだ。 チルノさんはそういう事を考えるのには向かない。性格が素直過ぎるからだ。 私はこれでも悪魔の端くれ。狡賢さに掛けてはそれなりに自信があったりする。 小悪魔「(ま、これも適材適所って奴ですかね)」 トントン 机の上に、昨日の試合で得た情報を紙に書いてまとめる。 こういう仕事は普段からやっているので、割と得意だったりする。 ガチャ そうしていると、突然部屋のドアが開かれた。
[733]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:29:41 ID:EA1iKaOQ パチュリー「静が出るわね、小悪魔」 小悪魔「あ、パチュリー様。何か御用でしょうか?」 入ってきたのはパチュリー様。私の主人であり、この紅魔館の主であるレミリア様の 最も近しい友人に位置する方でもある。私は慌てて立ちあがる。 一応今日の分の仕事は終わらせている筈だが、緊急で用が入る事など日常茶飯事だ。 だが、パチュリー様は私の言葉に対し、表情を変えないまま首を横に振る。 パチュリー「いいえ、特に用がある訳じゃないわ。 急ぎの頼みがある訳でもないし、好きにしなさい」 小悪魔「はい、ありがとうございます」 じゃあ何で部屋に入ってきたんですか、とは聞かない。 多分珍しく部屋に篭ったままの私を心配してのことだろう。 ぶっきらぼうに見えて、意外とこの方は細かい事に気を使う。 パチュリー「今日は貴女達のところは練習しないの?」 小悪魔「試合前ですし、今日はお休みですよ。 チルノさん達はいつも通り湖の方で遊んでいると思います」 パチュリー「……呆れた。呑気なものね」 小悪魔「まあ、下手に緊張するより余程良いと思いますよ」 本当に呆れた様子のパチュリー様に、苦笑しながら返答する。
[734]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:30:57 ID:EA1iKaOQ パチュリー「それで、貴女は明日の作戦を考えてるところなのね。お邪魔かしら?」 小悪魔「いえいえ、今始めたばかりですし。せっかくですから、少し宜しいでしょうか?」 パチュリー「まあ、少しくらいなら構わないわよ」 むしろ、パチュリー様が来てくれたならば丁度良い。 一人で考えるよりも、パチュリー様にも聞いた方が良い案が浮かぶかもしれない。 小悪魔「パチュリー様から見て、明日の試合の展望をどう見ているか、 お聞かせ頂けますでしょうか?」 私の言葉にパチュリー様は一瞬考えこむ様子を見せるが、すぐに顔を上げる。 パチュリー「……不確定要素が多すぎて言及は出来ないわよ?」 小悪魔「それで結構です」 パチュリー様の言葉に即座に返すと、溜息をついてそれでも答えてくれた。 パチュリー「……6:4でアリスと霊夢のチームが有利ね」 小悪魔「ですよねー」 私の考えでも大体似たようなものなので、パチュリー様の言に素直に頷く。 確かにこちらのチームの方が駒は揃っている。特にGKの差は大きい。 総合力という意味では五分以上には渡り合えると思っている。 だが、そう簡単にはいかないのがサッカーである。
[735]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:32:28 ID:EA1iKaOQ パチュリー「守備力は恐らく貴女達の方が上。だけど攻撃力……特に決定力が違うわ。 貴女達の所の闇妖怪と鳥妖怪も決してFWとして悪い訳じゃない。 だけど、魔界の神と……余り撃たないけど、霊夢の決定力はそれよりも高い」 そう。そこが問題なのだ。例えレティさんやチルノさん、大ちゃんが必死に守ったとしても、 神綺様や霊夢さんに何発も撃たれれば確実に失点してしまうだろう。それだけの攻撃力は持っている。 それに対し、こっちの攻撃はナズーリンさんという鉄壁のブロッカーに阻まれてしまう。 数を撃てば入るだろうが、最終的に失点数はこちらの方が多くなるだろう。 ……まあこの問題に関しては一応考えはある。上手くいくかは分からないが。 パチュリー「そして小悪魔。悪いけど、貴女じゃ霊夢とアリスには敵わない。 パスだけなら貴女に分があるかもしれないけど」 小悪魔「はい。それは私もよく理解しています」 中盤は更に問題だ。こちらは4人いるが、突破力のあるMFがいない。 向こうのボランチ二人は割と守備的な位置取りをしている事が多いから、 実際にゲームを組み立てるのは霊夢さんとアリスさんの2人。 だが、この2人が非常に厄介だ。正直うちの中盤で止まる気がしないし、 止められる気がしない。MFとしては、私はあの2人に到底及ばない。 だが、諦める訳にはいかない。前回の試合結果を見る限り、 マリオとヨッシーFCにチルノ連合で勝つのは、残念ながら難しい。 今回の試合が、最も霊夢さんに勝利できる確率が高いのだ。 霊夢さんはこのチームは神綺様のチームだと言っていたが、それはこの際関係ない。 私達のチームにとっては、霊夢さんがいるチームを倒す事こそが最大の目標なのだ。
[736]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:34:06 ID:EA1iKaOQ パチュリー「一方で有利な点もある。守備力……特にGKはこっちが明らかに上。 それを活かしてロースコアゲームに持ち込めれば、貴方達にも勝機はあるわ。 点の取り合いになると、昨日の妹様達のような展開になると思う」 小悪魔「そうですね。妹様達も惜しかったのですが……」 これも私の考えとほぼ同じだ。ただ、仮にボールを奪えたとしても、 それをどうやってゴール前まで運搬するかには問題が残る。 小悪魔「あーあ、大ちゃんが2人いれば良いのになぁ」 パチュリー「他にドリブルでボールを運べる子はいないのかしら?」 小悪魔「……まあサニーさんとルーミアさんが少し得意なくらいですね」 やはりうちのチームには強力なドリブラーがいないのが辛い。 大ちゃんがドリブルが得意だったのは意外だが、キーパーである大ちゃんが そう何度もオーバーラップする訳にはいかない。 パチュリー「となると、やはり貴女が以下に前線にパスを通せるかがポイントね。 向こうの中盤も霊夢達さえ抜ければ後ろはそれ程ではない筈よ」 小悪魔「ですね。ただ、今日みたいにアリスさんにカットされると一気に厳しくなりますけど」 パチュリー「そこら辺はやり方次第でどうにかなると思うわ。例えば……」 その後も私は色々な意見をパチュリー様とかわしていく。 やはり、1人よりも2人の方が考えが捗る。それがパチュリー様ならば尚更だ。
[737]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:35:19 ID:EA1iKaOQ 普通にやれば恐らくは厳しい勝負になるだろう。とにかく何か悪戯を仕掛けたい。 せっかくたくさんの観客が見ているのだから、何かあっと言わせたいものだ。 相手が驚く顔を見る事こそが、小悪魔たる私にとって至上の喜びだ。 小悪魔「(……もし霊夢さんが負けたら、皆どんな顔をするんだろうなぁ。くふふ)」 1対1の弾幕勝負では私のような小悪魔では霊夢さんには勝つのは難しい。 だが、11人でサッカーならば、作戦と運次第では勝ち目がある。 名無しの悪魔や、ちっぽけな力しか持たない妖精達が博麗の巫女を倒す。 その瞬間の霊夢さんの表情を想像するだけで、思わず笑みが浮かんでしまう。 気がついたらかなりの時間が経っていた。この場所は外の光を通さない為、 明るさで時間が判断出来ず、時間の感覚を失いやすい。 パチュリー「……気が向いたら応援に行くから、頑張りなさい、小悪魔」 パチュリー様が図書館の方に戻る前にさり気に言ってくれた一言が、何となく嬉しかった。 小悪魔「……はい!」 これで、負けられない理由が一つ増えてしまいましたね。 パチュリー様を見送り、私は再び机に向かう。 小悪魔「さーて、まずはフォーメーションから見直さないとなぁ。 私達の優位点を少しでも活かす為には……。 あ、後チルノさん達を後で呼んで話しておかないと……」 こうして、試合前日の夜は更けていくのだった。
[738]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:36:35 ID:EA1iKaOQ 休日の1日も終わり、チルノ連合戦の当日を迎える。 (本日の天候判定を行います) ★今日の天気は?→!card★ 先着一名様で引いて下さい。カードの数値によって分岐します。 Q,K→雨が降ってきた! 2〜J→今日は快晴だ! A→急に太陽がカンカン照りに!季節外れの猛暑! クラブA→雹が降ってきた!?こんにちはマモノさん。 JOKER→???
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0ch BBS 2007-01-24