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【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
[414]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 22:35:00 ID:wA8PB05c 祐一たちが控え室に戻ると、マネージャーたちがドリンクやレモンのはちみつ漬けなどを用意して待っていてくれた。 疲れた体に、程よい酸味と甘味が心地良く染み渡る。 監督「コホンッ… 各自、休憩しながら話を聞いてくれ。 まず前半だが2−0で折り返せたのは上々だと私は思う。 後1点取っていればほぼ決まりだった…とは素直な感想だが、そこまで贅沢はいっておれん。 翼、ベンチから見ていたお前の感想を聞かせてくれ」 翼「あの一条というGKが中々の曲者だったな。 最初は相当調子が良かったらしくシュートがなかなか決まらなかったが、 自力はそこまで高いとは言えないだろう。 むしろ、守備面を考えるなら【西尾】の対策を練るべきだろう。 だが支配率自体は非常に良いと思う。このペースを崩さずに攻め続けられるのが一番理想だな。 あっちの攻撃面だが… 新田のシュートは正直な話、森崎には通用しないだろう」 森崎「フッ…」 翼「浦辺との1対1まで止められるとは正直思わなかったよ… だが、止めた以上に浦辺の疲労がもっともこちらにとっては有利に働いている。 後半も開始直後は無理をしてこないだろう。 つまり…攻撃面で警戒するのは【中山】だということだ」
[415]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 22:42:23 ID:wA8PB05c 翼「その中山だって、あれ以上の切り札をもっているとは中々考えられん。 このまま普通どおりにやっていたら、【この試合】は勝てるだろう。」 祐一「(ん?今なんか含みを込めて言わなかったか?)」 森崎「来生…お前あとどれくらい体力残ってるんだ?」 スポーツドリンクをぐいぐい飲んでいる来生は、一旦口を止め喋る。 来生「ぷはぁ…水分補給したらだいぶ楽になったぜ。 ボール貰うのに専念すれば2発は撃てるんじゃないかな? 無理すりゃ3発いけるだろうけど、多分足腰ガタガタだぜ」 森崎「山森は…?」 山森「僕はMFで動きまわらなきゃいけないってことを考えると、余裕は無いです。 シュートに専念させてくれるのなら、1〜2本は大丈夫ですけど…」 森崎「あゆみと祐一は?」 あゆみ「私ですか?普通に走り回る程度なら…」 祐一「シュートは1本撃てるかどうか、かな。」
[416]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 22:45:17 ID:wA8PB05c 森崎「…」 翼「…」 それを聞いた二人は急に手を口にあて、考えはじめる。 祐一「(【この試合は】ってことを考えると、おそらく次の帝国戦に焦点を合わせてるな… どうする、何かいってみるか?)」 A 森崎の考えを聞く B 翼の考えを聞く C フォーメーション、ポジションの変更を提案する D 作戦を変える E その他 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[417]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 22:46:36 ID:g0TOAqd6 B
[418]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 22:48:57 ID:MUo35Cqk B
[419]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 22:48:59 ID:1TJgHevA A
[420]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 23:16:15 ID:wA8PB05c B 翼の考えを聞く 祐一「翼…何か考えがあるのか?」 途中から黙っていた翼に対し、質問する祐一。 翼は、ぽつぽつとその口から語り始めた。 翼「この前の雷門中との試合…それに明日行われる帝国との試合。 自分の眼で見て痛感したよ。今のままでは勝てない、とね」 控え室全体がざわざわとどよめきが走る中、森崎も続けて言う。 森崎「俺も翼と同じような考えだ。今のままじゃ明日の試合には絶対に勝てん。 今日は勝てたとしても、だ」 翼「帝国の強さの秘訣はチーム全体のバランスの良さはさるものながら、 FW、MF、GKにそれぞれ主軸がいるということだ。 俺の見立てでは…MFのやつは普通の中山とどっこいどっこい、といったところか。 とにかく、奴らは強い」 来生「んあ…結局、何がいいたんだ翼…?」
[421]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 23:20:18 ID:wA8PB05c 翼「…」 その問に答えるのを少しためらっているような感じで、翼は顔をそむける。 代わりに、森崎がやれやれといった仕草をして答える。 森崎「今からでも出たいんだよ…こいつは。 試合によ。そうだろ、翼?」 翼「あぁ…そうだ」 石崎「お、おいおい!翼、お前怪我はまだ…!」 翼「確かに、怪我は完治していない。 けど、このまま皆に置いて行かれるのが自分でもたまらなく恐ろしいんだ… 伸びている選手はグイグイとその力を伸ばしていくのに、俺はただ…こうして見ているのが辛いんだ!」 ダンッ!と椅子から立ち上がり、続けて言う。 翼「明日の帝国戦…俺の見立てだと、下手すると日向くん率いる東邦より強いかもしれない… それを考えると、俺は居ても立ってもいられないんだ!」
[422]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/04/23(月) 23:24:17 ID:wA8PB05c それを聞いた皆は、翼の心中を察してかそれ以上は誰も言わない。 だが、だからといって気軽にはいどうぞと言っていいというわけでもない。 重苦しい空気が控え室をつつむ。 祐一「(…貧乏くじひかなきゃならんのかね。)」 A 「翼。この試合はベンチでじっくり見つめていろ。決勝に備えて、な」 B 「翼…。自分の言った事を忘れたのか?全国大会までお前は体を癒すんだろう?」 C 「…怪我人だからってフィールドの上では平等だからな、翼」 D その他 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[423]森崎名無しさん:2012/04/23(月) 23:25:54 ID:lKMXHC9M D よし、俺と交代しよう
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0ch BBS 2007-01-24