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【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
[669]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:03:02 ID:86+E519Y 3点目を入れた後、南葛はFW両名を無名の1年生と交代した。 これに対し、新田はより気迫がます。 だが、大友中の攻撃は実らない。 高杉「うおりゃあああ!!」 ズバーン!! 岸田「うえっ!?」 この試合、特に目立った活躍の無かった高杉が積極的にタックルを仕掛ける。 巨体の体躯を生かしたタックルに、岸田はあっさりと宙に舞う。 高杉「あゆみちゃん!!」 あゆみ「はいはい、任せてください♪」 この試合絶好調のあゆみは、全国トップクラスとなったそのドリブルで大友陣営を軽々と抜き去っていく。 浦辺「くそっ、あの女…化け物かっ!」 あゆみ「化物って!失礼しちゃう!!」 中山「(まるで背中に羽があるかのような動きだな…!)」 あゆみ「はい、細井くん!」 そして、そのボールは細井に託される。
[670]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:04:45 ID:86+E519Y 細井「(今までオーバーヘッドでボールコントロールはできなかった… けど、今なら出来る!そんな気がする!!)」 ババッ!! 西尾「く、こいつ…高い!!」 細井「いっけぇえええええ!!」 バゴォォオオン!! 一条「く、くそーーーー!!」 バシュゥウウウウ!! こうして今までの苦戦が嘘かのように、あっさりと追加点を取る。
[671]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:11:13 ID:86+E519Y その後も、大友中は必死に攻め上がるが岩見が絶妙なパスカットを見せなかなか新田にボールがわたらない。 痺れを切らした中尾がミドルシュートを放つも、高杉のブロックによって軽々と弾かれる。 そのこぼれたボールを拾ったのは森崎だった。 だがそこをなんとかゴールへ押し込みたい大友カルテットが必死にボールを奪いに行く。 翼は一度身を持ってその恐ろしさがわかる(とはいえ、翼はボールを奪われなかったが)ため、 森崎にボールを離すよう説得するが… 翼「森崎!こっちにボールを!!」 森崎「いい機会だ、翼…よーく見とけ!!」 ババババッ!! 森崎「(敵が…今の俺には…敵の動きが手に取るようにわかるぞ!)」 中山「な、なにィ!?こ、これは…!!」 浦辺「も…森崎ィイ!!」 岸田「は、早すぎる!!」 西尾「お、俺達カルテットがこうもあっさりと!!」 翼「(森崎がこうまでして俺に見せたいもの… くそッ…この感覚…この感覚が今まで森崎、お前が味わっていた屈辱感なのか…!!)」
[672]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:14:51 ID:86+E519Y 森崎「おら、頼むぜ一年坊!」 そう言ってBにボールを託す森崎。 Bは得意のミドルシュートでゴールを奪おうとするが… B「いけぇ!!パワーシュート!!」 バシュウ!! 一条「へん、その程度なら!!」 バチィイイ!! B「く…くそぉ!!」 そのこぼれたボールを細井が拾う。 PA外で拾ったため、ゴールまでの距離は多少ある。 細井「(俺はB程ミドルは得意じゃない…けど、今のBのシュートを見てて、何か閃いたぞ!!) いくぜ、Bのカタキは俺が取る!!」 B「細井!!」
[673]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:18:26 ID:86+E519Y 細井「(ただ思いっきり蹴っただけじゃシュートの威力はどんどん半減していく! なら、ボールに回転を加えれば…!!)」 そう言ってボールの横をおもいっきり蹴り、スピンをかけてボールを浮かす。 細井「このボールを蹴れば…うぉおおおおお!!」 バシューーーーーウ!! 一条「こ、これは…ボールが手元で…!!」 スピン回転をかけたこのミドルシュートは見事一条の手をすり抜け、ゴールへ突き刺さる。 交代して2点目、細井の大活躍である。 細井「B!!このシュートはお前のお陰だぜ!!」 B「細井…!」 新田「な、なんなんだあいつは…それに比べて…俺は…くそぉぉおおおおお!!!」 中山「新田…」
[674]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:24:16 ID:86+E519Y 試合終了も残りわずか。 それでも諦めない大友中は、最後の最後に中山が魅せた。 中山「(俺の体なんてどうなったっていい…!せめて、せめて最後に新田だけでも…) 俺の全身全霊の…この力!!魅せつけてやる!!」 グワァァアアアア!! 細井「な、う…うわぁ!!」 あゆみ「キャアッ!?」 翼「す、凄いプレッシャーで…!!体が動かない…だとっ!?」 森崎「ぐ、ぐぅ…!!中山ァ!!」 みなと「(す、凄いプレッシャー…!!)」 中里「(まさか、この歳でここまで気を操れるものがいるとは…不覚!!)」 中山の化身の迫力に気圧され、ほとんどの選手が身動きがとれなくなる。 動きがとれたとしても普段通りの動きができず、今の中山を止める程ではない。 中山「チャンスは作ったぞ…あとはお前しだいだ!!新田!!」 バシュウ!! 新田「これが、最後のチャンス…!!絶対に、絶対に決めてみせるぅぅぅ!!!」 パァッン!! 新田「な!?」 祐一「へ、この手のやつは尾刈斗中にやられてんだよ!! 奇跡を起こすのは俺の専売特許だ!舐めるなよ!!」
[675]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:27:55 ID:86+E519Y ★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+!card = ★ ★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+!card = ★ ★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧1 ノートラップランニングボレー隼シュートがゴールに突き刺さ…る? ≦0 祐一、セービング成功! ※祐一の熱血パンチはLV1です。LVがあがるとより強化されます。経験値(0/3) ※新田のマークがクラブの場合…
[676]森崎名無しさん:2012/05/06(日) 16:35:31 ID:??? ★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+ ハートK = ★
[677]森崎名無しさん:2012/05/06(日) 16:37:22 ID:??? ★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+ ハートQ = ★
[678]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:42:55 ID:86+E519Y ★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+ ハートK = 65★ ★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+ ハートQ = 63★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧1 ノートラップランニングボレー隼シュートがゴールに突き刺さ…る? 新田は疲労の限界を超えていた。 それでもこのシュートを撃てたのはただただ、「気力」の一言に尽きるだろう。 祐一もこのシュートに対し素晴らしい反応を見せたが新田の気迫分、ほんの僅かだけボールに届かない… バシュゥウウウウ!! 新田「き、決まった…決まったぞおおおおお!!!」 祐一「く…くそっ…!!」 だが、ゴールの笛が鳴り響かない。 新田が後ろを振り返ると、南葛は大喜び。 対する大友中は泣き崩れているチームメイトまでいる。 新田「ど、どういうことだ…!?」 困惑する新田に、みなとが少々申し訳ないような顔で近づいてくる。 みなと「あなたがシュートを撃つ前に…試合終了の笛がなったんだけど…」 新田 祐一 「「えっ」」
[679]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/06(日) 16:53:01 ID:86+E519Y 西尾「あーあ…やられちまったなぁ…次の試合頑張ってくれよ」 一条「お前のシュート、凄かったよ。次もその調子でな!」 細井「ああ、ありがとう!」 B「(細井…なんだか遠くの存在になったみたいだ…)」 森崎「中山…試合の後、お前の話を聞かせてもらうぞ」 中山「ああ…翼、お前も一緒にこい。そのほうがお前のためになる」 翼「フィールドの外でなんとなくは気づいていたが…今の俺に手段を選んでいる暇はない。そうさせてもらう」 中里「(まだまだ修練が足りん…か。次はもっと重い重りをつけるべきだろうか…)」 岩見「(どんどんみんなに離されるばかりだな…)」 高杉「(俺…レギュラーに残れるかな…)」 激闘を終えた南葛と大友の面々は思い思いにそれぞれ感想を述べたり、話しあったりしている。 それについていけない新田。 新田「あ…あれ…?え、ちょっとみんな…」 祐一「(なんだか知らんがドンマイ…)」
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0ch BBS 2007-01-24