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【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】
[123]森崎名無しさん:2012/04/25(水) 01:33:51 ID:2fNcff/I A
[124]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:21:16 ID:??? >A.「うん、友達だ」 ダークドリームは友達だと言う ============================================================== ダークドリーム「本当に!?」 佐野「うむ、友達だ友達(……とりあえずよくわからんが、ダークドリームが友達を欲しているってのはわかった。 ここは素直に友達になってやるとするか、うん)」 佐野はダークドリームの問いかけを肯定こそしたものの、しかしその心中では、 己とダークドリームとの間柄は曖昧なものであると考えていた。 この10日間でそれなりに会話をした事もあるし、行動を共にした事もある。 元々無邪気で人懐っこいダークドリームと佐野との関係は決して悪いものではなかったのだが、 それでも友人かと言われれば少し疑問符がつくものだった。 では何故佐野がここでダークドリームの問いかけに肯定をしたのか。 それは単純に、ダークドリームがこのような問いかけをしてくるという事は彼女が友人を欲しているという事。 ならばここで自分が肯定をし、友人になるという意思を見せれば、それで友人関係が成立するという考えによるものだった。 ダークドリーム「でも、私と満っていつ友達になったの……?」 佐野「今だな」 ダークドリーム「今!? なんで!?」 佐野「そらお前、お前が俺は友達か? って聞いてきて、俺がそれに『うん』つって答えたからだよ。 お前は俺を友達だと思ってるし、俺はお前を友達だと思った。 だったら友達だろ、友情的に考えて」 ダークドリーム「……お互いがお互いを友達だと思ったら友達なの?」 佐野「そりゃ、片方が思ってるだけだったら悲しいだろ……ぼっち的に考えて」 そしてダークドリームは一体いつの間に自分と佐野は友人関係になったのかと疑問を持つが、 佐野はそれに対して自身の考えを述べ、説明をする。 「私はあなたと友達になりたいです、友達だと思っています」「私もあなたを友達だと思っています、友達になりたいです」 互いが互いにそう思いを抱く事で、友情というものは成立する。 これが一方通行ならば悲惨だが、少なくとも佐野はダークドリームの思いに応えたいと思った。 そう思った時点で、佐野とダークドリームは友達となった。
[125]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:23:08 ID:??? ダークドリーム「うーん……でも、チルノとはそういう事を話したりしてないよ。 ルーミアにも……」 佐野「いやぁ、だって『友達になってください』なんてわざわざ言う奴きょうびおらんぞ。 そういうのはさ、なんとなーく、雰囲気つーか空気つーか……とにかく感覚でわかるもんだ」 ダークドリーム「そうなの?」 佐野「……多分な。 まぁ、でも、聞いたりするのが悪いって訳でもないと思うぞ。 聞かれた側は照れるけど」 ダークドリーム「なんで?」 佐野「わざわざ言わせんなよ恥ずかしいって奴だな(っていうか本当に純粋無垢……というより、無知って感じだなぁ。 最低限の知識だけはあるけど、人同士の関係とかそういう方面がからっきしだコイツ……。 これで中学生ってんだからゆとりは本当に怖いな……)」 次々と疑問をぶつけるダークドリームに、佐野は相槌をしつつ考える。 これまでの生活においてもダークドリームは些か常識が無い、というより幼稚な所があると思っていたが、 今日の会話で佐野は一層その思いを強め、『心の機敏』に非常に疎い少女なのだ、と改めて理解をした。 佐野「(しかしどうやったらこんな風に育つんだろうなぁ……?)」 ダークドリーム「(うーん……私と満は友達で、それはお互いが友達になりたいと思ったからで、 私はチルノと友達になりたいけど、チルノがそう思ってるかはよくわからなくて、 だけど満はそういうのは雰囲気でわかるものだって言って、私はよくわからなくて……。 う〜〜〜! やっぱり今日の試合の後で聞いた方がいいのかなぁ〜?)」 まじまじと目の前の少女を見ながら眉を顰めて疑念を抱く佐野。 そして、そんな視線を受けながらも腕を組みうんうん唸りながら考え事をするダークドリーム。 しかし、やがて少女は一つの決断をしたのか、よし、と一言つぶやくと立ち上がり、 傍らにあった水筒を肩に下げてから佐野の前から立ち去ろうとする。
[126]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:24:18 ID:??? ダークドリーム「ありがとう満! よくわかんないけど、なんとなくわかった気がする! とりあえず、色々皆に聞いてみる事にするよ!」 佐野「ん? そ、そうか?(うーん、いまいち俺の言葉じゃ上手く説明出来なかったかな……?)」 その後、立ち去って行ったダークドリームを見ながら、佐野は頭を掻き少しだけ歯噛みをした。 人の心を一から説明する事は難しい。 特にその相手が、酷く純粋で……まるで生まれたばかりの子供のように、何も知らない少女なら。 そういえばダークドリームは一体どこに向かい、誰に何を聞きに行ったのだろうとおぼろげに思いつつ。 佐野はしばらくその場で座り、出かける時間になるまでぼんやりとして時間を潰すのだった。 ……… …… … ダークドリーム「(とにかくこっちからいっぱい友達になりたいって伝えればいいんだ! よーし、それじゃあ早速!)水銀燈!」 水銀燈「あぁ? 何よぉ?」 ダークドリーム「私と水銀燈って友達だよね?」 水銀燈「…………はァ?」 ダークドリーム「ワクワク……」 水銀燈「……何言ってるのよおバカさぁん。 友達だ絆だ、そういう言葉が大嫌いなのよ、私は!」 ダークドリーム「えぇーっ!?」 ※ダークドリームと少し仲良くなりました。
[127]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:25:22 ID:??? 律子「佐野君、そろそろ時間よ?」 佐野「おっ、もうか。 よし、それじゃ行くとするか。 ……どうした、ダークドリーム?」 ダークドリーム「んーん、なんでもない……(水銀燈友達になってくれなかった……なんでだろ?)」 佐野がぼんやりとし、ダークドリームが水銀燈にふられている間にも時間は刻々と過ぎてゆく。 やがて時計の針が11時を指すと、律子は居間にいた佐野達に声をかけ、出かける準備を始める。 その肩には肩掛けのバックがかかっており、中を問いかけるとデータを集める為のノートなどの筆記用具が入っているらしい。 佐野「(うむ、りっちゃんも気合満点だな)おっしゃ、んじゃ行くか!」 霊夢「昼だから大丈夫だとは思うけれど、一応気を付けときなさいよ。 道中妖怪なり妖精なりがちょっかいかけてくるかもしれないから」 佐野「なんだ霊夢ちゃん、俺の事が心配か?」 霊夢「あんたはどうでもいい。 律子とダークドリームが心配なの(……まぁなんとなく、ダークドリームは大丈夫そうな気もするけど)」 佐野「……さいですか」 霊夢とダークドリームお手製の弁当が入った手提げ袋を持ち、律子たちを伴って玄関に向かう佐野。 見送りにやってきた霊夢の言葉に傷つきつつも、佐野は気を取り直して博麗神社を出立。 一路、1ボスチームと超ウルトラ必殺スペシャルHズの試合が行われる霧の湖コートへと向かう事となる。 律子「ユーノさんからもらった地図があるけれど……佐野君、場所わかるのよね?」 佐野「ああ、紅魔館に行った時に霧の湖コートって場所も遠目に見かけたからな」 ダークドリーム「紅魔館かー、いってみたいな〜」 つい先日ユーノ、レイと共に赴いた紅魔館。 かのお屋敷は霧の湖の中にぽつりと空いた孤島の上に建っており、その道中に佐野は霧の湖コートの場所も確認していた。 一応律子が地図を見ながらナビゲートをしつつ、迷う事なく佐野達は目的地へと進んでいくのだが……。
[128]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:26:31 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★道中何かありますか?→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→オールバックの男性「あ〜、鰻〜、鰻〜。 鰻はいらんかね〜?」 哀愁漂う背広姿の中間管理職が現れた! ダイヤ→あっ、野性の妖怪が現れた! 佐野「\(^o^)/」 ダークドリーム「私に任せてっ!」 クラブA→あっ、野性の妖怪が現れた! 佐野「\(^o^)/」 ダークドリーム「(満はどんな戦い方するのかな?)」 それ以外→特に何もありませんよ。
[129]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:30:40 ID:??? 本日も遅くなって申し訳ないです、ひとまずここまで。 続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でした。
[130]森崎名無しさん:2012/04/25(水) 04:15:44 ID:??? ★道中何かありますか?→ JOKER =★
[131]森崎名無しさん:2012/04/25(水) 06:02:24 ID:??? まさかこれブンピーさんか?
[132]森崎名無しさん:2012/04/25(水) 07:36:29 ID:??? なに?
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0ch BBS 2007-01-24