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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[415]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/27(日) 22:21:50 ID:??? ディディディ…ディッテンベルガ、貴様かぁぁぁぁぁぁっ!!!! ============================================= > A 「ええと…元気かいモニカ?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉淳は既に青葉弥生を唯一人の女性と決めている。 しかしこのモニカ・ディマーレは本当の意味で三杉の初恋と言える少女だった。 そう…彼女は三杉が初めて献身たる愛情を向けたけた存在なのである。 三杉が決断したその愛情は、互いにとって悲しく厳しい物であった。 しかしそれは三杉が人として正しく在る為、貴公子を貫く為に必要だった。 …後に残ったのは互いの胸に浸された失恋という痛み。 だが三杉は、その痛みの中においてもモニカが早く立ち直ってくれる事を… 今の不器用なままでも十二分に魅力を放つ、彼女の将来が明るく拓かれる事を望んだ。 またモニカも、三杉が諦めに近い確信を打ち破り、夢を切り拓いていく姿を望んだ。 若い二人だからこそ、許され、実現された美しい別れだったと思う。 そしてその時の気持ちに嘘が無かったからこそ、モニカはこうして三杉達の門出を応援しに来たのだ。 ならば三杉も当然その行動に応えなければならなかった。
[416]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/27(日) 22:23:15 ID:??? だが、それに応えるとは具体的にどうすべきなのか…三杉の引き出しに正解は存在していなかった。 元々恋愛関連については(興味を持たなかったせいで)経験が非常に希薄な三杉淳。 この方面に限って言えば、彼は貴公子にはとても成れておらず、未だ坊やと言わざるを得なかった。 三杉「ええと…元気かいモニカ?」 モニカ「………!」 彼は何を言うべきか判らず、テンプレートのような声かけしか出来なかったのだ。 しかし一方的に振る形になった相手に対し、これは正直に無神経だったと言わざるを得ない。 少なくともモニカにとって、今の会話の流れで自分がピックアップされる事は考えづらかった。 ナディアが『マーくんに会いにくる理由になるし』と話し、彼女達が控え室にやってきた理由は暗に示されたのだ。 …にも関わらず、会話の空気を読む事無く、敢えてモニカを気にした三杉の反応は兎角不自然。 余程モニカの事を気にしていなければ、それは通常有り得ない事だった。 いまだ三杉を前にして普通の態度を取れないモニカにとって、それは混乱を助長する一言だったのだ。
[417]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/27(日) 22:25:02 ID:??? その刹那…モニカの頭の中でどのような思考が巡ったか、三杉が知る由もない。 故にその次のモニカの行動理由についても、彼が真意を理解する事はなかった。 モニカ「ごめんナディア…ちょっとアタシ…忘れ物……」 クルッ 三杉(!?) ナディア「えっ!? あっ!」 クラウディア「ハァ………。 ナディア、私が行くから。 アンタは彼に挨拶してきなさい。」 クルッ ナディア「あっ…うん、ごめんクラウディア!」 三杉「…………」 ナディア「…………」 走り去っていく二人の背中を三杉とナディアは呆然と見ていた。 ※ 貴公子Pが下降。 (101 − 6 = 95 → 次回120到達で覚醒Pに+1ボーナス)
[418]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/27(日) 22:26:24 ID:??? 一旦ここまで。 続きも今日中に投下しますのでちょっと待ってね。
[419]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 22:27:00 ID:??? 貴公子Pがゼロなったらどうなってしまうの?
[420]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 22:28:09 ID:??? 奇行子Pが発生します
[421]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 22:31:32 ID:??? やべえオラちょっとワクワクしてきたぞ
[422]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:38:28 ID:??? 既に振ったのだからモニカにはもう何もしてはいかんのだ
[423]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/05/27(日) 23:39:38 ID:??? >>419-420 奇行子Pが一定値まで貯まるとどうなるか…考えてみましょうカwww >>421 やはりこのスレの住人は対人に関してはドS…(サッカーに対しては隠れM) ============================================= 三杉「ええと…オジオに会いに来たんだよね?」 正気に戻った三杉だが、取り敢えず事態については掴めていない。 ならば早々に話を進めるしかないと考え、ナディアがここに居る理由を再確認した。 ナディア「あ…はい………」 三杉「ちょっと待ってて。」 相手も戸惑い気味ではあったが、どうやら目的は目的として定まっているらしい。 三杉の問いに対し肯定で返してくれた。 ガチャリっ 三杉「オジオ、着替え終わってる? ちょっと出て来て貰えるかな。」 控え室の扉の隙間から『オッケー』という声が返ってくると間もなく…マルコ・オジオが姿を現した。
[424]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:40:03 ID:??? お互い好きで、これからも直接的でないにしろ絡みあるからねぇw とはいえ、貴公子的なセリフや振る舞いなんて俺には分からないぜ・・・くっ
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0ch BBS 2007-01-24