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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[605]森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:14:08 ID:??? 財布リターンズ乙。よかた
[606]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/21(木) 22:59:03 ID:??? あざざーっす! ちなみに財布の中は諭吉さんだけご丁寧に抜かれていたのぜ! 世の中みんな良い人だ、と言えなかったのが残念極まりないのです! お陰で今日から1ヶ月のメニューはほぼパスタ、自業自得とは言えパスタオンリーか! こうなりゃパスタパーティーですな。
[607]森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:34:10 ID:??? ぜんぜん無事じゃない!はやく窃盗でけーさつに!
[608]森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:43:01 ID:??? スレ主さんかわいそうに…これでもおたべ シュラスコ
[609]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 12:57:45 ID:??? >>604 ご心配ありがとう! …同時に申し訳なすですなぁ。 >>605 乙感謝です。 小さい頃に密リターンズってマンガを読みましたなあ。 >>607 一応手続きはしましたが、基本的にこうなったら戻らないと思った方が良いようですね。 >>608 シュラスコがあれば余裕で生きていけますぜ! うまうま しかし…何と言いますか、名無しであっても誰がコメント下さったか大よそ察しがついてしまいますなあ。 アナカンを始める前から考えてほぼ2年間、知りたくなくても判ってしまう発言の主は1人だけだったんですが…
[610]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 13:01:47 ID:??? > E パスカット トラップ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 弥生「承りました、それでは計6ポイント消費してパスカットとトラップを上げますね。」 パスカット[69 → 70] 覚醒P[16 → 13] トラップ[66 → 67] 覚醒P[13 → 10] 弥生「…と言う訳で、今回のボーナスによる能力上昇は以上になります。 引き続き物語をお楽しみ下さい。」 <イタリア・フィレンツェ> フィレンツェにある観光通り、そのほぼ中央にシニョーリア広場がある。 世界的にも有名なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂そしてジョットの鐘楼に面し、 立ち位置を90度変えればダヴィデ像のレプリカやネプチューンの噴水も観られる荘厳な広場である。 ここまででお察しの通り、この広場は建造物の観光がメインとなるエリアであり、飲食店の数は少ない。 しかしその数少ない飲食店の中に、イル・ダヴィデという英雄ダヴィデの名を冠したリストランテがあった。 そのロケーションゆえに人気の高いこの店の料理は決して絢爛豪華とは言い難いが、長く受け継がれた トスカーナ地方・フィレンツェの郷土料理はしっかりと芯が一本通っている。 有名なビステッカ・ア・ラ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)は勿論、モツのトマト煮込みや 風味豊かなポルチーニ茸を使ったパスタ等も観光客を例外なく口福へ誘い、彼らを益々この街の虜とする。
[611]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 13:05:02 ID:??? すみません、昼休みが終わってしまいましたので半端ですが区切ります。 夜には選択肢まで投下致しますので、今は失礼致します。
[612]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 21:43:51 ID:??? それでは>>610からの続きで再開致します。 ============================================ 今、そのシニョーリア広場 イル・ダヴィデに三杉淳は来ていた。 もちろんこのような店に単身では行く事はなく、今日は連れが一人居る。 ASローマ、およびカンピオーネに所属する守備的MF… 過去に三杉を、フィオレンティーナを散々に苦しめた強敵、タブリス・フィッツウォルタであった。 三杉「なかなか悪くない店だろう?」 フィッツウォルタ「確かにね。 しかし男二人で来るには少々ロケーションが過ぎるかな。」 三杉「フフッ、イギリス人らしいね。」 フィッツウォルタ「おや、馬鹿にしているのかい?」 三杉「いや、ただ日本には『郷に入っては郷に従え』という諺があってね。 つまりは『When in Roma, do as the Romans do』なんだけど…」 フィッツウォルタ「……なるほど、ミラノ司教に怒られたイギリス観光客をなぞっているわけだね。」 三杉「(ククッ)流石にキミは話が早いね、実に小気味良い。 まあ日本でもこれほどの店ならば、 普通は恋人同士とか、さもなくば家族サービス用だと思うよ。 でも、ほら…。」
[613]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 21:51:52 ID:??? 三杉は視線と顎を使い、店の奥まった所にある席を指す。 フィッツウォルタが振り向く先には、年配男性2人が談笑しながら食事を楽しんでいた。 . -―‐-ミ ,: ::, -‐-ミ: :: ::` 、 / 〃[i∨i] Y: :: :: ::\ 〃´ ̄ ‐-ミ 、_ノ: :: :: :: :: :丶 {: :: ::__:: :: :: :\\:: :: :: :: :: :: ::、 、: : ヽ}_∠⌒ヽ \:: :: :: :: :: :. Y  ̄ ̄\_ヽ: :: :: :: :} { Y´ ト、: :: :: ::ゝ-、 j =ミ ァ≠ミ ノニヽ :: :: :: :: :. r〃⌒` ´ ィ (ニニニニノ⌒ヽ ノ (ニ乂 ノ-‐=ニニ) て_ノ⌒ 厶イ 辷_ニニニニニニニrォ' ___,ノ 丶`ー^ーく`ア´ ノ . -ニろ ≧=ヘ`ニ´ィア^ヾ¨´ ∠ア´: : ∠ニニア: :: :: ::ヽ _|\,,,_ _/,-. \l\ 冫 { :、-z-、,,|_ 」,_ ;-、 Z _人_) そ-、ヽz ┴-、 ;- _ | \__L,=´ ,>^´ ` ┴、⌒^′ 丶ヽ | >! ) ,′ / ´ | r┴< _ヽ__/ / { ノ´|>、_ ,ノ 入 i ,.- ´_/,ヽ、 \ ,ィ::|>‐r-ァ'´ ,. -‐1 ヽ_,ノ !/ ;-、 `X≧、 `┴-'厶 ^´ /| ` -、.| |ム ,≠‐-、Y_ (_丿、 , _,,) /丿 , ┴''⌒ヽ l'y_f .... -‐ X.// ̄ ` ''i<L_ // ──────────────( ⌒ )────( ⌒ )─────── ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
[614]森崎名無しさん:2012/06/22(金) 21:52:28 ID:??? 若いころのやんちゃを懐かしんでいるのか・・・w
[615]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/22(金) 21:54:03 ID:??? 三杉とフィッツウォルタには貴腐人的要素は皆無だった為、これは一例として挙げられた。 実際二人の関係性は知れない所だが、イタリアという国では割と見られる風景なのかも知れない。 フィッツウォルタ「なるほど…ローマで2年半過ごしていたけれど、これは初めて知ったかな。 ボクは外食と言えばピッツェリアくらいにしか行かないから。」 三杉「一応聞くけれど、気を悪くさせてしまったかな?」 フィッツウォルタ「いや、平気だよ。 知恵を働かせる会話は緊張感があって嫌いじゃないしね。 それを解って言っているキミの性格については多少辟易する物があるけど。」 三杉「フフッ、それは失礼。」 薄っすらと皮肉を利かせた会話を応酬させながら、二人はテラス席の一つに腰を落ち着けた。 すぐさま飛んでくるウェイターに対して三杉はリゾットを、フィッツウォルタはパスタをオーダーすると… 間もなくパン、オリーブオイル、バルサミコ酢、ミネラルウォーターが運ばれてくる。 フィッツウォルタ「それじゃ、落ち着いたところで早速話をさせて貰おうかな。」 三杉「そうだね。 …オジオでなく僕を指名したからには、それなりの用事なのだろう? まして御馳走してくれるとあらば猶更ね。」 フィッツウォルタ「さっきの言葉を返すけれど、話が早くて助かるよ。」 スッ 三杉の問いに頷きつつ、フィッツウォルタは鞄から一枚の便箋封筒を取り出した。 見たところ封筒は厚めであり、かなり長文の手紙が入っている事が容易に想像出来る。 フィッツウォルタは宛名を一目確認すると、それを三杉の前へと差し出した。
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0ch BBS 2007-01-24