※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[742]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:09:45 ID:??? C そんな事より(スレ主の)手当てをしてほしい、ここは岡山姉コールだ
[743]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:10:34 ID:??? C そんな事より(スレ主の)手当てをしてほしい、ここは岡山姉コールだ
[744]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:23:46 ID:??? 岡山姉が真っ先に3票でござる
[745]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:47:24 ID:GH8qXPIQ 本当はまだ決まってないから未定あげ
[746]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 05:18:09 ID:s4c7lwQg A
[747]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:02:00 ID:IOgnRFCg B 今日リアルでイタリアのマリオとルイージが活躍してましたねw
[748]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/29(金) 17:07:08 ID:??? 皆さん投票ありがとうございます。 しかしすみません、多忙続きでして更新があまり出来ない状況です宣言。
[749]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/30(土) 22:40:15 ID:??? >>744 みんなそんなに岡山姉が好きなんだね! スレ主も大好きだ! ナカーマ! >>747 みんなのマリオ・バロテッリとルイージ・ブッフォンですね。 最近のマリオサッカーはすげーなー ============================================ > A ジャケットから取り出して、取り敢えず便箋について読んでみる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(考えているだけではどうやら先に進めない。 だったらやる事は決まっているさ。) 三杉は意を決して便箋をジャケットから取り出した。 傍らにバンビーノが居る事も今は厭わなかった。 それほどに三杉は自分の周囲で何が起こっているのかを知りたかった。 三杉「これは………」
[750]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/30(土) 22:41:31 ID:??? 『この手紙を目にする者、願わくば私のせめてもの償いを手助けをして欲しい。 私のもうひとつの教え子達の閉ざされた未来を拓く為、どうか力を貸して欲しい。』 それが便箋を広げて先ず初めに三杉の目に飛び込んできた言葉だった。 そしてこれが誰の言葉であるのかは明らかだった。 筆跡見れば、かつて師だったジョアン・ウェンガーその人の言葉だって事は。 バンビーノ「それは?」 三杉「ジョアンコーチの手紙みたいだ。」 バンビーノ「うん…? 『みたい』とはどういう事だ?」 三杉「実は昨夜受け取ったばかりの物でね…今初めて読んでいる。」 バンビーノ「昨夜…。 もしやその手紙のせいでお前は襲撃されたのか?」 三杉「さて、どうだろう…」 思わず生返事になりながら、三杉は手紙に目を戻した。 これまで訝しみ、真意を計りかねていた旧師の意志がそこには在った。
[751]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/30(土) 22:42:35 ID:??? 『カンピオーネの構成メンバーとフィオレンティーナを競わせたC.I.P…、幾つもの可能性が 考えられた中、フィオレンティーナは最も素晴らしい結果を掴んだ。 フィオレンティーナは 現段階において、個々の実力はカンピオーネ選手に劣るだろう。 しかしチームとしての穴は 少なく、更なる可能性を見出すに十分なレベルに達していた。 その結果、私は彼らが更なる 研鑽を積む事で、ナショナルチームを相手取れる第2のカンピオーネになると確信した。 だが懸念もあった…言うまでも無くフィオレンティーナのオーナー会社、ゴーリ財団の経営不振だ。 以前から前兆はあったが、半年前からその傾向が急加速した。 C.I.Pが始まる頃にはトップの 有力選手を売却する方針が決まり、あろう事かプリマヴェーラチームの中心選手の名も売却リスト に名前が記載される有様だった。 故に私はシュワーボとトレイゼ・ゴーリを集め、対策を話し合った。 無論我々の間で話し合える事など、最悪の事態の後にどれ程の未来を遺せるか…程度だったが。 どうやらトレイゼは誓ってくれた通りに動いてくれたようだ。 名は変えたがチームの本質は残っている。 シュワーボも倒れる以前に、私の代わりとなるコーチを手配してくれていた。 あの人ならば大丈夫だ。 後は私だ…私もやるべき事をやらねばならない。 だが今の私には自由が利かない、時間もない。 故に…託させては貰えぬだろうか? 無論、相応の礼をいずれ必ずさせて貰うつもりだが… 何よりも、大きな可能性を秘めた若者達の未来が閉ざされる事を惜しむ者に私は託したい。 今この手紙を呼んでいるキミが、そうである事を私は心より望んでいる…。』
[752]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/30(土) 22:44:07 ID:??? 三杉「……………」 バンビーノ「なるほど……」 一枚目の便箋を読み終えた。 二人はほとんど口を交わす事なく手紙の文字を追っており、ここでようやく言葉を漏らした。 三杉「やっぱり……大人というのは偉大だな。」 バンビーノ「ああ…。」 ジョアン、アンザーニ、トレイゼ…三杉達がC.I.Pにて激闘が繰り広げている頃には、 大人達は先の出来事を既に予想しており、具体的な対策に動いていたようなのである。 全てはフィオレンティーナと三杉達に未来が残るように…と言う事であろう。 バンビーノ「目の前にある幸、不幸ばかりを見ていたり…」 三杉「ああ、途方もない夢、理想を見ている僕達はまだまだ敵わない。」 バンビーノ「それこそが若者の特権なのかも知れないが、な…」 三杉「正確な未来予想、それを成す為に必要な具体案の絵を描く力…それが大人なんだ。」 かつてフィオレンティーナの中心であった二人は同じように畏まった。 このような大人達に見守られていた事に感謝し…いずれこういう大人に成りたいものと思った。 そして二人は顔を見合わせて苦笑し、便箋を2枚目にめくった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24