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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[802]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/02(月) 02:48:03 ID:??? エムスカ「いやいや、紹介したいというのは他でもない。 それ、そちらのソファーに座っている人物だ。」 三杉「えっ…?」 驚き振り向く三杉。 この部屋にもう一人存在していた事を、三杉は全く気付けなかった。 それほどエムスカの話を楽しみにしていたか、集中していたか… いずれにせよ、三杉は自らの不覚を思いながらソファーの人物と顔を合わせた。 三杉(女性……いや、少女か?) そこにはブロンドで橙に近い琥珀色の瞳をした少女が座っていた。 当然ながら三杉にとって初めて目にする人物である。 過去にニアミスしていた(遇っていた)かも知れないが、とにかく記憶には無かった。 三杉「評議員、彼女は?」 エムスカ「キミのチームのマネージャーだ、名前は…っと。」 エムスカが紹介しようとしたのを、少女は嫌味のない手振りで妨げた。 自ら自己紹介をするつもりである意図は容易に理解できた。
[803]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/02(月) 02:49:37 ID:??? ???「初めまして、貴方がキャプテンですね? 私は………」 自立心のありそうな芯の通った声が三杉の鼓膜を響かせた。 その声に聞き取りづらい発音は一つもなく、三杉は彼女の名を一度で記憶する事が出来た。 三杉はその自己紹介に返すように自らも名乗りつつ手を差し出す。 三杉「初めまして、ジュン・ミスギです。 宜しく、マエリベリー。」 マエリベリー「どうぞお気軽にメリーと呼んで下さい。」 メリーは笑顔と共に三杉の差し出した手を握り返してきた。 新オーナーや監督の話ではなかった事に、三杉は落胆する内心を否定出来なかった。 しかしそれでも『少しは雑務が減りそうだ』と、前向きに安堵の笑顔を返すのだった。
[804]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/02(月) 02:52:17 ID:??? 半端ですが本日はここまでです。 平日の更新は毎度ながらあまり期待しない方向で一つお願い致します。 ってーか、今日は一回書いた長文を間違って消してしまい地獄気分を味わいましたw もう二度としない為にこまめな保存委員会をここに立ち上げる事を宣言しますw
[805]森崎名無しさん:2012/07/02(月) 07:33:37 ID:??? 見せてあげよう、乙のいかずちを
[806]森崎名無しさん:2012/07/02(月) 12:24:52 ID:??? 私にも妖怪としての名前があるのだよ、マエリベリー乙でしたー
[807]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/03(火) 19:03:37 ID:??? >>805 私にも秘密にしていた古い名前があってね。 ロムスカ・パロ・オツ・カンシャ。 >>806 流行りの乙感謝は嫌いですか? ============================================ <練習用グラウンド> 集合時間が迫っている事もあり、三杉はメリーと挨拶だけ済ませてグラウンドへと向かう事とした。 新たにマネージャーが就いた報告と紹介の為、メリーも伴って行く事になったのだが… ここで三杉は彼女から事務的な報告を二、三受けていた。 三杉「えっ? コーチは不在なのかい?」 メリー「はい。 昨日急に出張が入ったそうで、顔合わせもそこそこに出立されました。 練習のスケジュールや指示については紙で残して下さったようです。」 三杉「そうか、他に特記事項は?」 メリー「特には……。 一応こちらが残されたメモになります。」 そう言ってメリーはバインダーから数枚の紙を差し出してきた。 三杉はそれを受け取り目を通すが…確かに目立った事は書かれていない。 スケジュールは既知の通りであり、メニューも大きな変化はない。 特にあるとすれば、ブンナークの練習がDFの補助になっている部分だけである。
[808]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/03(火) 19:05:18 ID:??? 三杉「なるほど…まあこれなら僕が説明出来るし、問題は無いだろう。 ありがとう、一応このメモは君が保管していてくれ。」 メリー「分かりました。」 そうこうしている間に二人はグラウンドへ到着した。 既にメンバーは全員グラウンドへ集合しており、それぞれ思い思いにアップしている。 今日はウォーキングではなくボールを扱う練習の日ゆえに、やる気十分と言った所だろうか。 三杉「みんな、ちょっと集まってくれ!」 新田「あっ、三杉さんお疲れ様です。 ……って、あれ?」 ブンナーク「なっ、なにぃっ!? なぜ美少女を連れて現れる!」 レントゥルス「うっわっ、誰その子、かっわいーーーー! ヘイヘイ、チャオ・ベッラ〜!」 ダラピッコラ「バッカ、落ち付けヴェネチアーノ、まずは名前だろjk? ィル・ミオ・ノーマ・エ・ロマーノ、ィル・スオ・ノーマ?」 三杉「…………」 フゥ・・・ どうやら元々あったやる気は別の方向へ置換されてしまったようである。 このような状況において、三杉はキャプテンとして窘(たしな)めなければならない所だが… しかし『彼らが色めき立つのも無理はない』と思う気持ちも否定できなかった。
[809]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/03(火) 19:09:22 ID:??? それは自分の横に一歩下がって立っている少女、即ちマエリベリー・ハーンの容姿のせいだった。 三杉の考える一般的な女子の容姿と比べ、彼女のそれはかなり優れた所に位置しているように見える。 …あくまで三杉の考える基準なのではあるが、少なくとも三杉は既に心に決めた相手(弥生)がおり、 その分だけ他の男よりもニュートラルな目線で見る事が出来ている筈である。 三杉(…その点を考えても、少なくとも容姿が悪いと感じる人はいなさそうかな。 こうチヤホヤされていても動じている気配が無いし。) チラリと横目で確認したが、メリーの表情には照れや戸惑いが見られなかった。 ついでに言えばウンザリした様子でも喜んでいる様子でもない。 こういう種の反応をする人間に、三杉は一人心当たりがあった。 三杉(…ま、それはそれとして。) ☆ 取り敢えずこの騒ぎをどうしようか? A 紹介は後、サッサと練習練習! B 名前と役職だけ紹介して練習に入る。 C 折角だからここは質問タ〜イム D ってか、もう今日は練習やめてひたすらメリーをチヤホヤしようず(要10票) E つーか、もはやメリーと結婚したい(要10票) F 浮気くらいならしてみたいかも…? ハッ、僕は何を考えてるんだ。 [3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[810]森崎名無しさん:2012/07/03(火) 19:10:20 ID:8N6kSTkU B
[811]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/03(火) 19:10:58 ID:??? 一旦これだけ… ちょいと現実逃避投下でした。
[812]森崎名無しさん:2012/07/03(火) 19:12:27 ID:5/I05VPY BブンナークがDFの補助、わかるわかる
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0ch BBS 2007-01-24