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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[854]森崎名無しさん:2012/07/04(水) 19:49:56 ID:??? このスレで言うならナナハンタックル並みか 発動すれば翼すら止めかねんな
[855]森崎名無しさん:2012/07/04(水) 19:58:34 ID:??? これなら次の試合、前のパルメイラスみたいに中盤重視にすれば有利に戦えるかも
[856]森崎名無しさん:2012/07/04(水) 20:34:10 ID:??? ミラン戦だよね。
[857]森崎名無しさん:2012/07/04(水) 20:35:07 ID:??? サンパウロじゃあ
[858]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 22:56:18 ID:??? >>851 その乙恐縮至極! >>852-854 タックル技としての補正値としては確かに最強クラスですね。 仰る通り、このスレでは他にはタックル魔王のミルチビッチしか現状同レベルの技を持ってません。 ただオジオはタックルの基礎値自体が低い訳でして…過度の期待は禁物かもです。 >>855-857 サンパウロに競り勝ったパルメイラス(NPC戦)に倣うという意図でしょうか?
[859]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 22:58:00 ID:??? [ チェンジ To ―カンピオーネ・サイド― ] 紫は夕と夜の境界を示す色 紫は夜と朝の境界を示す色 即ち紫は藍と橙の境界を示す色 紫は太古より最上位を示す色 而して紫は永遠を示す色 八は足りていない数字 八は完全なる数字 八は限りのない数字 八は夜を示す数字 即ち八は無限の螺旋へと続く数字 雲は掴み所のないモノ 雲は自由に漂うモノ 雲は神より隠れ住むモノ 雲は神を語るモノ 而して八雲は神の国の別名なる……………
[860]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 22:59:14 ID:??? 蓮子「ふにゃっ!?」 パチ 宇佐美蓮子は頬杖から顔がずり落ちたショックでうたた寝から目を覚ました。 今の恥ずかしい瞬間を誰かに見られなかったかと、慌てて周囲を見回すが… 図書館…正確に言うと資料室には自分以外に誰も居なかった。 蓮子「なんだべ………」 恥を見られなかった安堵と、それと形のハッキリしない疑問から蓮子は思わず声を漏らす。 なにか夢を見ていた気がするのだが、それが全く思い出せない。 夢などと云う物は起きて暫くすれば忘れてしまうものだが、直後に何も出てこない事は稀だった。 何でも無いような事ながら、蓮子の胸はむず痒いような不快感がなかなか消えなかった。 蓮子「むー……… うにゅにゅ〜…………… はーっ、やめやめ! っつーか、暑いのよ! エアコン効いてんのかしら!?」 苛立ちを言葉に変え、落ちる前に読んでいた本『世界のクラブチーム史』を勢いよく閉じ… 蓮子は椅子から立ち上がって、そそくさと部屋を飛び出した。
[861]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 23:00:26 ID:??? カンピオーネの主要なメンバーが帰国し、事実上活動が停止してからと言うもの、 宇佐美蓮子のマネージャーとしての仕事はほとんど無くなっていた。 その間も彼女は時間を無駄にするつもりはなく、資料室に籠もって世界の民話や伝説について 片っ端から調べ上げ、似た逸話を見つければ時代背景や地理的背景などを紡ぎ合わせていた。 突如として消え失せた、親友マエリベリー・ハーンの行く先を推理する材料集めとしてである。 しかし糸口となるような切っ掛けは今のところ見つけられていない。 更に言えば、物理的に彼女を捜索しているナムリス・ユブンタイからも色好い報告が無かった。 つまり蓮子の胸に鬱屈が溜まっているのは当然と言うべき経緯なのである。 蓮子(ったく、気分転換にサッカー関連の本を読んでみても知らない単語ばかりでサッパリだし…) ブツブツと胸に詰まったロマn…じゃない、鬱憤を誰に聞かせるでもなく呟きながら… 蓮子はスタスタと早足で、とにかく早足で施設内を歩き回っていた。 ガコ――ン ガコ――ン 蓮子(ん…?) そんな時、蓮子の耳に微かに入って来た響音が、彼女の意識を呼びとめた。 金属が鈍く響くような異音…蓮子は何となく気になり、その異音の発信地を求めて歩き出した。
[862]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 23:01:51 ID:??? 音のする方を辿って行くと、意外にもすぐに原因を発見する事が出来た。 ガコォォォォォォン!! 蓮子(なーんだ…。) 異音の正体はサッカーボールがゴールバーを叩いた時の衝撃音だった。 彼女にとってはなんとも面白味のない正体であった。 蓮子(でも、ボールを蹴ってるアイツの事は少し気にならないでもない。) 音への関心はすっかり失せたが、替わりに人間の方へ興味を移し… 蓮子はゴールの裏側へヒョコヒョコと歩いて行った。 ガコォォォォォォン!! ガコォォォォォォン!! ボールの蹴り主…アルシオンと呼ばれている少年は、先程からボール一個で異音を出し続けている。 ゴールまで2〜30m程度の位置からボールを勢いよく蹴り出し、バーへと当て続けているのだ。
[863]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/04(水) 23:03:24 ID:??? 蓮子(むむ、これはキックコントロールの練習か、はたまたFKを想定してか? ……どっちにしろ、なんだか調子悪そうだね。) 蓮子はサッカーに関して大して知識を仕入れていないが、何となくそれっぽい推察をしていた。 しかし実際にサッカーを知る者からすれば、これは驚くべき光景に違いなかった。 アルシオンはボール一つに対し、かなりのハードショットを連発している訳である。 それを先程から一度の例外もなくゴールバーへと当て続けているのだ。 そのキックコントロールに驚嘆を覚え、自信喪失してもおかしくはない所だろう。 だが…蓮子がこのアルシオンの練習を見て感じる所は違っていた。 『アルシオンはバーを当てる事など意図していない…』蓮子はそう思っていたのだ。 ガコォォォォン!! 蓮子(またズレた…。 なんかどんどん悪くなってってる?) バーではなく、バーの一点…数センチのズレも許さない位置をアルシオンは狙っている。 何故だかそう確信している蓮子は、遠くからアルシオンの表情に目をやってみた。 だが生憎、距離がありすぎてよく窺えやしない。 しかし遠くからでもアルシオンの苛立ちを蓮子は何となく感じ取れていた。
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0ch BBS 2007-01-24