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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
[325]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:21:52 ID:H9Rol7BU 皆を起こさないといけないのに自分は眠っていたら話にならない。 暇つぶしにでも…っと思いテレビのリモコンに手を伸ばす。 祐一「ん?これ、HDD付きの最新型のやつか?すげぇな…なんか番組録画してたのか?」 ピッっと今まで録画したものの一覧を見ていると… 祐一「こ…これは…! 帝国VS雷門の練習試合!!それに円堂たちの日常の練習風景か!? ぐぬぬ…見てみたいが…時間的にどちらか1つってところか…?」 A 帝国VS雷門の練習試合のビデオを見る B 日常の練習風景のビデオを見る C いや、勝手に見るのは悪いよな。見ない! 先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[326]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 20:24:35 ID:wSJhOGBY A ジャッジスルー対策とかしとかないとな
[327]森崎名無しさん:2012/05/23(水) 20:25:04 ID:nPZRPgB+ A
[328]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:32:48 ID:H9Rol7BU A 帝国VS雷門の練習試合のビデオを見る 祐一「日付を見るとだいぶ古いな…だけど、この前みた時とどのくらい変わっているのか…参考にはなるか」 ピッ… (内容はイナズマイレブン2話の試合です) その内容は、今の祐一にはあまりにも衝撃的だった。 祐一「こ、これは…円堂たちの動きが今に比べて余りにも悪いというのはあるけれども… それにしたって!!なんだよ…これ…」 円堂から軽々とロングシュートを決める帝国。 それだけではなく、はたから余りにも無謀なシュートも多いように感じるが… 祐一「これ…わざと相手の顔面にシュートを撃ちこんでないか!? それで…前半だけで10対0だと… 尚且つ…雷門はあれだけ動きまわっているのにもかかわらず帝国の運動量はまったくない… まったくないにもかかわらず、あのキープ量…あのゴーグルをつけたMF…あいつの指示か!?」
[329]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:42:15 ID:H9Rol7BU そして後半。 帝国はこの前祐一達の目の前で見せたデスゾーンを放つ。 祐一「クッ…!!これは…あからさまに手加減してこの威力だぁ!? 本当にふざけてやがる…!!」 後半になって次々と出し惜しみなく技を繰り出す帝国学園。 強烈な風圧で相手からボールを離す「サイクロン」。 何度もボールを蹴ることで威力を増す「百裂ショット」。 そしてボール越しに反則ギリギリのタックルやチャージをする「ジャッジスルー」。 それらを食らった雷門中の面々は体がズタボロになって地に伏せている。 祐一「あいつらの技…!ふっ飛ばしたり、ダメージを食らわす技が多い…多すぎる…! これは勝利するためのサッカーじゃない…相手を痛めつけるサッカー…!!」 試合は20対0。 そこから豪炎寺が途中から出場。 円堂はデスゾーンをゴッドハンドで見事止め、そのボールを豪炎寺がファイアートルネードでゴールに叩きこむ。 それを見た帝国は試合を放棄。この練習試合は雷門の勝ちということになった。
[330]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:47:58 ID:H9Rol7BU 見ていたのが自分一人だった…というのが不幸中の幸いだったかもしれない。 この試合内容は、とてもじゃないが見せられるものではない。 祐一「く…これは今すぐにでも対策を練らないと…!!」 ネイ「父上…。今のは本当にサッカーなのか?」 祐一「ん、ネイ…って、うわ!?お前、体が…!!??」 ネイの声がしたので振り返ってみると、妖麗な雰囲気を漂わす美女が後ろに立っていた。 ネイ「なに…主が眠っているのでな。寝ている間が一番魔力を貯めこむものでな。 ただ貯めるのももったいないだろう?こうして現界するのも気持ちがいいものだ」 うーん…といった感じで手足や背筋を伸ばすネイ。 元々マモノであるからであろうか。やることなすこといちいちが色っぽい。 祐一「で、わざわざ出たからってことは…今のを見て、何か対抗策みたいなものがあるってことなんだろ?」 ネイ「流石に父上は察しが良い。我の能力…覚えているであろう?」 祐一「因果律の反転…か?」
[331]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:54:09 ID:H9Rol7BU ネイ「果たして今の主の力でどれだけ結界を形成できるかどうかはわからないが… マイナスをプラスに変える結界があってだな…」 かくかくじかじか… 祐一「うんうん…。えーっと、つまりはこういうことでいいのか?」 〜マイナスをプラスに変える結界〜 ・クラブのマークをダイヤに強制的に変更する(敵味方問わず) ・結界を維持するために、一定時間ごとに滝の体力が削られていく ・怪我、ふっ飛ばしの判定は無効となる ネイ「主が心配しているのは【怪我】や【傷めつけられる】ことなのだろう? それならば、この結界は好都合とも言えるが…」 祐一「…、候補のひとつとして考えておくよ。ありがとう、ネイ」 祐一「(思わぬところから解決策の一つがでてきたが… あゆみちゃんやみなと…中里はまぁ忍者だから大丈夫だろうけど… あいつら女でも容赦無く仕掛けてくるだろう。それを考えて…どうする?)」
[332]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:02:56 ID:H9Rol7BU 祐一「冷静になってまとめよう。 さっき見たビデオと、この前目の前で見た試合からえた情報でわかることは…」 〜帝国の特徴〜 1.怪我やふっ飛ばしを伴った技をもつ選手が非常に多い 2.鬼道の指示は的確かつ冷静、冷酷。 彼の戦略眼は凄まじく、パスコースを的確に呼んで体力をなるべく使わずにボールを奪う。 3.ドリブル突破をしかけようにも、接触時に無傷でいられるとは限らない。 4.相手の攻撃パターンは基本的にはパスワークでの攻め。 だが強引に相手へボールをぶつけ、体力を奪ってくることもある。 5.反則ギリギリの行為に気をつける。 6.FW、MF、GKと縦にエースが並んでいるような陣形。 若干他のポジションに比べるとDFは手薄か…? 7.ラフプレーなどが目立つが、基本的な実力も全国クラスと引けをとらない。 ※ちょっとネタバレ。 原作のジャッジスルーはドリブルの必殺技ですが、この話では攻撃、守備時両方で使えるスキル扱いです。 祐一「本当に頭が痛くなってくるな… ちょっとジュースでも飲んで落ち着こう…」
[333]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:56:11 ID:H9Rol7BU 祐一「ん…そろそろ時間か。おい皆、おきろー」 あゆみ「うーん…もっと寝たい…むにゃむにゃ…」 祐一「今もっと寝たら夜寝れなくなるぞ。さ、あゆみちゃん、起きて。 みなと、中里も…お前ら、あっちのマネージャーさんところにお世話になるんだろ? …おい、来生!石崎、滝!!起きやがれ!!」 来生「うわっ!?」 石崎「お、おぉ!?もう朝か?」 滝「うーん…まぶたが重い…」 祐一「さぁ、寝るのは体育館に行ってからもう一眠りしな! 女の子たちは、秋さんの家に迷惑をかけないようにな」 みなと「うん…わかった…ぐー…」 中里「おっとっと、みなとちゃんたら…責任もって、わたしがちゃんと送りますよ。安心してください」 祐一「(中里、女だと普通の口調じゃないか…。そうとう無理してキャラ作ってたんだろうなぁ)」
[334]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:58:17 ID:H9Rol7BU こうして、雷門中へ特訓をしに来た1日目は無事に終了することが出来た。 明日の特訓で、どれだけ帝国学園に近づけるか… 眠りに落ちながら、祐一はそのことだけを考えていた… ※パワーウェイトの効果!祐一の最大ガッツが+20されました! ※就寝!ガッツそれぞれ200回復! 〜イナビカリ修練所特訓 1日目終了〜
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0ch BBS 2007-01-24