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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
[609]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 20:34:23 ID:JmEKMlCs A あぁ、飲む!だから教えてくれ!! 祐一「あぁ…飲む!!だから…教えてくれ、中里!!」 そう言って祐一は中里(♀)の両肩をがしっとつかむ。 急につかむものだから、中里(♀)も流石にこれはびっくり… 中里(♀)「ゆゆゆゆゆゆ祐一殿!?ははははは離して下さらんか!?」 祐一「あ、ああ…ご、ごめん…(でも、何もそんなに驚かなくても…)」 中里(♀)「ふ…ふぅ。 その超神水でござるのだが、…拙者も言い伝えでしか聞いたことがないで御座る。 【体の中に隠れ持っている潜在能力を引き出すことができる水】と伝えられているので御座るが…」 祐一「うん?それじゃあいいことだけ…」 中里(♀)「だが、それはとても強い毒性を持っていて… 【強靭な体力】【強い精神力】【運】がないと、死んでしまう… そう、強く言われ続けてきたので御座る。」 祐一「…で、なんでこれを聞いたら絶対に飲まないといけないんだ?」
[610]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 20:40:21 ID:JmEKMlCs 中里(♀)「先程言った、【強い精神力】というのは… 1つ目は長年の修行で培う。 2つ目は今の効能を聞いて【覚悟】を決めた時のみ。 祐一殿は、今力が欲しいのでござろう… 覚悟が揺らがぬうちに、それを飲まねば…耐えられないでござろう。 拙者は…母上殿に、無茶してはならぬと止められもうしたが… あ、成功したものでも、【丸一日】苦しんだという云われが…」 祐一「(実質、チャンスは今だけ…ってやつか。 うん…?【強い精神力】、【覚悟】? どこか、【奇跡の魔法】に通じるものがあるな…)」 A グイッっと一気飲みだ!! B 命は大事だよー C 【奇跡の魔法】使ってやる! 消費【1】 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください 奇跡ゲージ 残り【1】
[611]森崎名無しさん:2012/06/04(月) 20:41:16 ID:9srO+K4Y C
[612]森崎名無しさん:2012/06/04(月) 20:54:14 ID:L3+/3SyM C
[613]森崎名無しさん:2012/06/04(月) 20:54:17 ID:HK9MuLPw C
[614]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 21:08:53 ID:JmEKMlCs C 【奇跡の魔法】使ってやる! 消費【1】 祐一「(強く…強く…念じろ!!耐えられる…俺は…あんな屈辱はもう…沢山なんだ!!)」 グィィィィイイイイ!! 中里(♀)「ゆ、祐一殿!?」 … …… ……… 祐一「な、なんだ。ただの水じゃないか…驚かせ…」 ドクンッ!! 祐一「!?」 ドクンッ!!ドクンッ!! 祐一「な…なに…!?」
[615]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 21:13:59 ID:JmEKMlCs 祐一「ぐ…ぐわっ…!!」 バタン!! 中里(♀)「ゆ、祐一殿!?し、しっかり!!」 祐一が倒れたのを後片付けをしていたあゆみ、みなとは遠くでそれを見てしまい、 二人は後片付けを他の3人に押し付け、祐一の側に駆け寄る。 あゆみ「せ、センパイ!?どうしたんですか!?」 みなと「祐一先輩!!しっかり!!」 祐一「ぐぅ…ぐぉぉおおお!! (なんだこれ…!!まるで…俺の中に…大量の人が入ってきたような感覚…!)」 超神水。 中里が伝えられたのは猛毒とのことだったが… それは、死に至るような猛毒の類ではなく… 精神に揺さぶりをかける類の幻覚剤に近いようなものだった。 祐一は意識が深く深く、自分の底に落ちていくような感覚に陥る。
[616]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 21:18:32 ID:JmEKMlCs 〜祐一の意識の中〜 「体を…よこせェ!!」 「苦しい…助けて…」 「あぁ…あぁ…妬ましい!!」 「なんで俺だけ…くそぉお!!」 「力があれば…力があれば…!!」 「なぜ俺はこんな所に…!」 「あんたって人はァァァァァ!!!」 激しい意識の渦に襲われる祐一。 祐一に伝わってくる感情は… 妬み、苦しみ、痛み、絶望、虚無、後悔。 様々な負の感情が強く強く祐一に押しかかってくる。 祐一「ぐぅ…く…苦しい…もう…こんな苦しい思いをするなら…俺は…」 あまりの息苦しさにさきほどまで強く持っていたはずの決意を、 ガリガリと削れていくのがわかる。 苦しみから解放されたい。 そう思った時、どこか遠くから声が聞こえてくる。
[617]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 21:22:19 ID:JmEKMlCs 『センパイ!!』 『祐一先輩!!』 『祐一殿!!』 祐一「この声は…誰だ…くっ、思い出せない… 大事な約束が…あったはずなのに…」 グォォォォォオオオオオオオオオオオ!!! 激しい激情の渦に翻弄され、自分の意識がどんどん遠くなっていくのがわかる。 もう、どうなってもいい… そう思った瞬間… ??『約束・・・だよ・・・』 祐一「!!!!」
[618]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 21:25:17 ID:JmEKMlCs その誰ともわからない一言で。 祐一は自分に科した約束を…鮮明に思い出す! 祐一「あぁ…約束した…誰でもない…自分自身に!! 強くなって…守るんだ!!今度こそ!!必ず!!きっと!!」 グォォォォォオオオオオオオオオオオ!!! 祐一「うるせぇ!!てめえらまとめて…俺が…受け止めてやる!! だから力を!!想いを実現する力を!!奇跡を起こしうる力を!! 俺に…貸せぇぇぇええええええええええ!!!」 グワァァァァァアアアアアアア!!!!!
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0ch BBS 2007-01-24