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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
[679]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 18:26:42 ID:QHJhp8vU >>滝 【サッカーコート】 >>来生 【サッカーコート】 >>中里 【サッカーコート】 >>みなと【サッカーコート】 >>あゆみ【サッカーコート】 中里(♀)「うむ…この特訓は確かに効率は良いが… コレ以上負傷者を出すと明日の試合に影響が大きすぎる。 充分鍛えられたと思って、サッカーコートのほうで軽く練習を行うのがよいかと」 来生「えー、ちょっとまだものたりないなー」 滝「お前も怪我したら明日誰がゴールを割るんだよ…ってことで、一先ずやめておけ」 来生「ちぇ…」 みなと「(まだまだやれる気がしますが…)」 中里(♀)「あゆみ殿は…まぁ、己の考えで行動しているだろうと思われるので、 我々はサッカーコートに移動するでござるよ」 一同「「「はーい」」」 中里(♀)「(さて、祐一殿は…大丈夫でござるか…?)」
[680]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 18:39:44 ID:QHJhp8vU 中里たちが午後一番の練習をしていた頃… 祐一は休憩室で横になっていた。 「ちょっと話したいことがある」と言って円堂は祐一に付き添ってくれていた。 なぜか、横にはマネージャーの春奈もいる。 祐一「で、円堂…話したいことってなんだ?」 円堂「元々…お前をこっちに誘った理由ってのはイナズマ1号のことだけじゃなくて、こっちもあったんだけど… 結構パタパタしててな。今まで中々話せなかったんだが…」 祐一「うん?」 春奈「えっと…南葛中さんの次の対戦校って、帝国学園…ですよね」 祐一「あぁ、そうだけど…」 円堂「…今からでも遅くない。棄権するんだ」 祐一「…はぁ!?」 A 「な、何を馬鹿なことを!?」問い詰める B 「み、みんなに相談しないとなー」ごまかす C 「わかった、棄権する」棄権しよう! D その他 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[681]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 18:41:08 ID:+6xny/ow A ああ、ここだと普通に鉄骨落としとか仕掛けてくるのか
[682]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 18:42:01 ID:aJxoi5b6 A
[683]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 18:47:40 ID:QHJhp8vU A 「な、何を馬鹿なことを!?」問い詰める 祐一「いきなり、そんな馬鹿な事言われて納得できるか!?説明しろ、円堂!!」 そういきりたつと、円堂はハッハッハッと笑い出す。 祐一「円…堂…?」 あまりに笑いすぎて涙が出ていたのか、目をこすりながら円堂は言う。 円堂「いや、そりゃそうだよなぁって… って、冗談は置いておいて、だ。今から言うことはすっごい真面目な話だ。よーく聞いておいてほしい。」 急に真顔になる円堂。それなら最初から冗談言うなよ…と心の中で思っていた祐一だったが… 円堂の口から出た言葉は、先程以上に冗談にしか聞こえない話だった。 円堂「明日、お前たちのバスは交通事故を起こす。 原因はブレーキの故障…もしくは、運転手の不注意だそうだ」 祐一「…はぁ!!??」
[684]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 18:56:35 ID:QHJhp8vU 春奈「祐一さんは多分知っていると思いますが… 帝国学園のキャプテン、鬼道有人は知っていますか?」 祐一「えーっと、あのゴーグルをかけた選手だよな?」 春奈「私の…実の兄なんです…」 祐一「ぶへぇ!?」 全然似てない…本当に血が通って…?とまたもや心の中で叫ぶ祐一。 円堂が春奈に続けて言う。 円堂「俺たちと帝国学園は少なからず因縁があってな… 俺たちはFF(フットボールフロンティア)という大会で対決する予定だったんだ」 祐一「予定…だった…?」
[685]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 19:03:51 ID:QHJhp8vU 春奈「私たち雷門中は私立中でサッカー協会の方に申請はしていないので… かわりというわけではないのですが、あなた達とは違う全国大会…FFのほうに登録をだしていたのです」 祐一「うんうん…」 春奈「ところが、そのFFの県大会予選が突然延期… そして全国中学生サッカー大会… その申請を出していなかった中学校が急にそちらの方へ出場することになったのです」 祐一「急に出場校が増えたのは、そういう理由が… …、あれ?雷門中は…?」 春奈「帝国学園の総帥…影山。 そいつが影で根回しをしたらしく、私達雷門中は参加資格を得ることができなかったのです」 祐一「で…それがどうしてバス事故につながるんだ…?」 円堂「帝国学園は表舞台のサッカーに今まで出れなかった理由… それは、数々の不祥事や怪しい事件が多発していたからなんだ」 祐一「?」
[686]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 19:10:49 ID:QHJhp8vU 頭に?マークが浮かんでいた祐一だが… そのマークが次第に『!』に変わる。 祐一「ま、まさか…不祥事や怪しい事故って、そのバスとかなんやら…てことか!?」 春奈「帝国学園はFF大会で今まで無敗。 その無敗神話の影には、対戦選手の不調や不審な事故が常に付き纏っていました…」 円堂「そして俺達のチームメイト、土門…実は、その帝国学園の一員だったんだ」 祐一「えぇ!?あの…土門が!?」 春奈「土門さんはあまりの帝国学園のやり口に付いていけなくて… 帝国学園から抜けだしてきたんです。」 円堂「そして土門がその帝国学園のキャプテン、鬼道から伝言を持ってきてくれたんだ」 祐一「それが…俺達のバス事故ってことか?」 春奈「それだけじゃありありません。 まだどの作戦を使うかは不明らしいですが…これを…」
[687]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 19:15:54 ID:QHJhp8vU そう言って渡される1枚のリスト。 それを見た祐一は見る見るうちに顔が青ざめていく。 祐一「ジュースに下剤… サッカースタジアムの天井から鉄骨… ライトの転落… 身内の不幸な事故…」 円堂「俺は…帝国のやり方を許せない。 そんな卑怯なやり方…だけど、それを実行しようとしているのは影山だけなんだ」 祐一「…?」 春奈「兄…いや、鬼道は…正々堂々とサッカーの試合でケリをつけたい。 そう言っていたようです。久々に…楽しいサッカーができそうだと」 祐一「…。」 春奈「もちろん、このことを警察に伝えるのが一番いいことだと思います。 けど、そうなると全国中学生サッカー大会自体が中止、影山の意図もわからないまま逃げられてしまいます…」
[688]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 19:20:01 ID:QHJhp8vU 祐一「つまり事前に俺たちが知って、それを回避するしかないってわけか?」 円堂「俺たちも明日、試合会場に向かう。 影山のやつは用心深くああいう場でもない限り、公の場に出ないみたいなんだ… 俺たちはお前たちに危害がないよう、バックアップする。 だから…」 祐一「それ以上はいい。俺たちは、サッカーをするだけだ」 春奈「祐一さん…」 祐一「俺にはお前たちがどんな因縁があるのかさっぱりわからん。 …けど、正々堂々と戦ってそれで帝国に勝つ。 お前たち…雷門中の代わりに! それでいいんだろ、円堂!!」 円堂「ああ…頼めるか?祐一?」 祐一「ああ、約束するよ!!」
[689]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/06(水) 19:23:42 ID:QHJhp8vU そのような話をしていると、時間は午後一の練習が終わった頃合いの時間になっていた。 祐一の現在ガッツ 270 → 420 (200回復、超神水の影響で50消費) 円堂「祐一…。そういえばお前、体調は大丈夫か?」 祐一「だいぶ軽くはなってきたけど…吐き気がまだヒドイな…」 春奈「ムリしないほうがいいです!明日は試合なんですから!」 祐一「いや、それだけは駄目だ。今も他の皆は特訓している。 俺は引き離される一方だ…。 明日、俺と森崎どっちがGKででるかわからない以上…足を引っ張るわけには…!!」 円堂「祐一…! ひとつ、提案があるんだ。聞いてくれるか?」 祐一「うん?」
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0ch BBS 2007-01-24